題名は僕から皆さんへの切実な願いです。
お疲れ様です、二回生の大谷翔吾です。
今日のメニューは近国へのテーパーでした。最近のテーパーは自由度が高く内容は各自に任せられていることが多いです。自分の疲労具合や泳ぎの感覚を大切にして、調整していきましょう。
さて、やっとシーズンが始まったと言ってたのがついこの間のことだった気がしますが、今シーズンも今週土曜日の近国とその後インカレを残すのみとなりました。夏が始まってからはあっと言う間でしたね。
今シーズンの僕は思うような結果を残せず、悔しい思いをすることが多かったです。得点レースで安定した泳ぎをする四回生の先輩方や、勢いのある一回生を見ているともどかしい気持ちになることばかりでした。
そうした速い人達と自分の違いはどこにあるのか。
考えたのが、速い人達は何か1つ振り切っているもの、自分の強みを持っているなということです。
よっしーさんなら、自分の泳ぎへの感覚と調子の合わせ方。
武田さんなら、膨大な知識と分析力。
脩道さんなら、筋肉。
くっしーさんなら、練習での桁違いの追い込みと強さ。
瑞樹なら、色んな人へ意見を求めながら貪欲に泳ぎを追求する姿勢。
阪大水泳部だけを見ても、速い人は人よりも優れた部分があってそれが大きな武器になっています。
去年のOFF明けからのこの1年を振り返ってみると、結局自分はすべて中途半端だったなと思います。筋力をつけようとして自主的に筋トレをしたりしましたが、計画性が足らず不十分でした。フォームを変えようとしてもビデオで泳ぎを確認したり人に意見を求めることもせず、結局変えきれず。練習でのタイムも波があったりして安定しない。
秋から冬の間の水泳への取り組み方が甘かったなと感じています。ただ、今シーズンの結果には良かったこともありました。種目は多少変わりましたが、去年よりも得点レースで点数を稼ぐことができました。また、昨シーズンはボロボロだった8継で、自分の役割を果たせるようにもなってきました。
良かったことも悪かったことも、結果を受け止めて、原因を見つけて、これから具体的にどうするのかを決める。今シーズンの振り返りを踏まえて自分の強みは何になり得るかを考えていきたいと思います。皆さんも来週からのOFFの間にシーズンの振り返りをして、新しい1年に繋げていきましょう。
さあ、いよいよ2日後に迫った近国。
ベストを出す準備はできていますか?もう30%台なんていう、悲しいベスト率は聞きたくないですよね。ここでタイムを出せるかどうかで来シーズンのスタート地点が決まる、大事なレースです。夏の終わりに最高の結果を出して、笑ってシーズンを終えましょう。
以上です。
明日のブログは1回生の谷口です。