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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!


全国公引退組ブログリレー6人目、先月から競泳水球両面の富永玖美子です!体重の変動をグラフにして載せてと言われたのですが、それは保留で(^O^)
先週末に水球のラストゲームがあったので、残すは全国公のみ!引退レースではベスト出します!昔から一番好きな個人メドレーも、中学生の時腰痛めて辞めちゃった1バタも、10年間ベストが出てなかった1フリも、小学生のときにコーチに恥だと言われ出場禁止令を出された半フリも。

留学期間を除いての2年半を水泳部のなかで過ごしてきて、素直に、このチームの中で大学生活を過ごせてよかったって思います。どの点を取っても、素直にそう言えます。

小学生のときから競泳してたのですが、もともと小さいチームで、中学生の時から同じ学年の女子はいませんでした。競うのも男子、目標とするのも男子、リレーは組めない、そんな状況の中してきたので、競泳は完全に個人競技。自分自身がどれだけ強くなれるかだけだと思って育ってきました。

大学で水泳をして、スポーツって1人で頑張るものなんじゃないんだって思いました。水球がチームプレーだということを除いてもそう言えます。
自分の身近な範囲はもちろん、同じ環境にいる人の頑張りが、誰かを支えていて、強くするんだと思います。
水球始めて1年足らずで同回の女子選手1人になって、試合だって出れる人数じゃないし、励まし合える相手もいないし。でも続けられたのは同じチームでひたむきに練習する同回男子の4人と、褒めて励まして怒ってくれるマネージャーの存在があったから。
2年生で競泳の記録がどんどん速くなったのは、冬場の競泳練で競泳面みんなが見せてくれた、真剣に記録を求めて毎回の練習で全てを出し切るその姿勢にわたしも後押しされたから。
1年間の留学で水泳を離れても戻ってきたいと強く思ったのは、その間水球の女子が少ない中でも、必死に男子のプレーに食らいついて、常に少しでも上手くなろうと前しか見ない後輩の姿があったから。
そして今年、最後の水球インカレに出場しないことを決めた時、競泳の試合を引退レースにしようと、そこで最高の結果を出そうという気になったのは、4回生全員の最後の舞台1点を見つめて突き進む姿に引っ張られたから。

わたしの阪大水泳部での結果はこうやって周りに上手く巻き込んでもらって、支えてもらって生まれた結果だと思っています。わたしが1人で努力しても生み出せなかった結果です。

この約80人のチームだからこそ、ひとりひとりが受けている力はすごく大きなもので、他のどのチームにも負けないものだと思います。嬉しい時は一緒に笑って、辛い時は周りをみてください。80人の姿から、きっとまた頑張る力が湧いてきます。

最後の最後の試合、全国公の2日間で何か周りに与えて終われるようなレースをします。

全国公まであと2日。明日は全国公引退組リレーアンカーのらっさむです!