こんにちは。一回の松本です。
まずは今日のメニューについて。
今日は乳酸生成の練習でした。最後のDIVEは隣と競い合い、良い雰囲気だったと思います!
ただ、Set up で、swimで泳ぎ続けているだけの人がいたのが気になりました。自分に最適な準備方法を知るためにも、考え、工夫しながら練習することが大切なんじゃないかなと思います。
さて、実は、しばらくblogを書いていなかった間に、選手からマネージャーに転向しました。
全ミで一応しゃべりましたが、あまり詳しくは話せなかったので、今日はそのことについて書こうと思います。
少し長くなるかもしれませんが、時間のある方はぜひ最後までお付き合いくださいm(__)m
私が選手をやめようかと迷い始めたのは、9月のOFFに入る少し前でした。
他にやりたいことがある、モチベーションが湧かない、自由な時間がほしいなど、理由はたくさんありましたが、一番大きかったのはやはり、膝の怪我でした。
当時はマネージャーになるという選択肢は無く、選手を続けるか、水泳部をやめるかのニ択でした。
その時がやめたいという気持ちが一番強い時期でしたが、先輩方に話を聞いていただき、とりあえず冬季公認まで続けようと決めました。
しかし、冬季公認2週間前頃に、自分の膝の限界をはっきりと感じました。一番ひどかった時は、夜寝ていても膝の痛みで目が覚めるほどでした。
その時に、冬季公認で選手をやめようと決めました。つまり、水泳部をやめようと、決心したんです。
完全に決意を固めた私を変えたのは、同期の一言でした。(本人には言ってませんが。)
水泳部をやめると伝えた私に、彼はこう言いました。
「もし水泳部をやめても、泳ぎたくなったらいつでも戻ってこい。歓迎するから!」
その言葉を言われた後も悩んでいるふりをしていましたが、心の底では、その言葉を聞いた瞬間にマネとしてでも残ろうと決めていたと思います。
もちろん、部に戻るかどうかの決定は同期ではなく幹部がするわけですが、そこまで言ってくれるならマネとして残って貢献するのもアリだなと思えました。
ざっくりとですが、こんな感じだったんです。
悩んでいる間は本当に苦しい時間でしたが、今振り返ると、自分が大学生活をどう過ごしたいのか、徹底的に考え、自分自身に向き合えた、有意義な時だったと思います。
それと同時に、言葉の力に改めて気付かされました。
もちろん、それまでにいろいろな人が引き止めてくださったからこそやめずにいたわけですが、それでもやめようとしていた私を、たった一言が変えてしまったんです。
山口県出身の詩人、金子みすゞの詩に「こだまでしょうか」という作品があります。
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
言葉はときに、人を傷つけてしまいますが、優しい言葉をかければ、相手も応えてくれるのではないでしょうか。
阪大水泳部全体で、言葉の力を良い方向に使いながら、より良い部を作っていけたらと思います。
以上、長々と失礼しました。
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
明日明後日、京短に出場される方々、頑張ってください!
明日のblogはほのかさんです(^o^)