ところで、甲南大学の皆さんとの合同練習は今日が最終日でした。高いレベルの選手の練習を間近に見て刺激を受け、各自の取り組みを顧みるよいきっかけになったのではないでしょうか。短い間でしたが、遠方より来てくださりありがとうございました。ということで記念に、はいちーず(撮影:お菊)

さて、今日のNBのめにゅーです。今日の練習は近日の高強度の練習からのリカバリーと今週末のチャンピオンシップに向けてのレースペースを主眼に置いた内容でした。1部目、200のEN1~2では、サークル内で要求通りにまとめられてように思います。しかしながら、自分がFrを苦手にしていることもあり、サークルをIMに合わせるか、Frに合わせるかで強度が変わってきてしまうのでさらに上のレベルを目指すとなるとFrの強化が急がれます。次に、2部目ですが、レースペースで後半のスイムを意識した練習がありました。後半体が重くなり体勢が崩れてくるのがやはり課題だなといった印象です。体幹・フォームを意識することを引き続き徹底したく思います。
1部目

2部目

さて、私事ではありますが、今春僕はオーストラリアに語学研修のため短期滞在をしてきました。現地での経験はおいおい話すとして、この間、少しの間水泳を離れてみて感じたことをお話しします。
大学に入ってからというもの、当たり前にやってた水泳ですが、大学生なんですから趣味に走るなり、バイトに明け暮れるなり、飲みサーでウェイウェイやるなり、ほかに選択肢はいっぱいあっただろうに。改めて思い返したら、なんで大学でまた始めようと思ったのかな、と。
その理由には僕が中2で水泳をやめた経験が大きいです。中体連の県大会、10人まで進める決勝の舞台に11位で進出できなかったことがありました。その際、電光掲示板の誤表示でレース後に自分の名前映し出されていただけに急にむなしくなって、自分の中でやる気が切れてしまったんですね。一方、友達で同じ種目を泳いでいた人は、決勝に残れなかったことに奮起し一層練習に励んでいきました。結果はというと、僕より遅かったはずの彼は努力で翌年決勝に残り、見事入賞を果たしました。中途半端で終わった自分が悔しかったです。そして、逃げた自分が情けなかった。そのことがいつまでも心の中に残っており、水泳の汚点は水泳でそそぐしかないと思って入部しました。
と、長々と昔話をしましたが、言いたいことは、皆さんの過去にあります。というのも、昔の自分が何らかの理由で下した決断が今のあなたを作って来ています。僕はその決断に報いてあげないと、きっと後悔する気がします。僕の場合、中途半端で終わったらそれこそ中学の時と変わらないので大学で入部した意味がなくなりますから笑
夏の大会が終わった後でも、引退時でも、はたまた思うように体が動かなくなった将来でも、いつの日か後悔する選択を皆さんにしてほしくないと思います。というわけで、1回生が入部し、リフレッシュするいい機会ですし、皆さんも入部当初のことを振り返り、初心に帰ってみてはいかがでしょうか?