発表!年間巨大仏大賞2019 | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。

2019年も残すところあと2日となりました。

 

毎年11月頃になると危機感を抱きはじめますけども、

「おいおい大丈夫か、今年終わっちゃうぞ」って。

本当に…特に今年の後半はアッという間でした。

 

今年はブログ更新しなかったですねぇ…

前半はまだ少し頑張ってましたけど、後半はサッパリでした。

書かなきゃいけないことがタップリたまっててイカンともし難い状況です。

 

どうしてこうなっちゃってるかっていうと、

(もう言っちゃって大丈夫だと思うので言ってしまいますが)

原因の大部分は本を執筆していたことにあります。

いや、いまも進行中なので執筆している、ですね。

 

ですから、それと仕事と家事育児があいまって自分の時間なしというか…

もはやどれが自分の時間なのか、そうでないのかの判別がつきません。

まぁ、そんな感じです。

 

ですので、たぶん来年にはいいご報告ができるのではないか…

いや、できる!

のでぜひとも楽しみに待っていていただければ!!

と思います。

 

 

そんななんだかよく解らないまま過ぎ去った2019年ではございますが、

これだけは今年もやります。

その年の最後のブログ恒例、年間巨大仏大賞!!

 

これは、私がその年に出会った大仏さまの中で印象に残っているもの、

またはこれはスゴいの撮れた!という苦労の末の作品や、

偶然の産物である大仏写真を年間巨大仏大賞と称して

勝手に選出しご紹介するという、まったくもって個人的な企画です。

 

ちなみに過去3年の年間巨大仏大賞はこちらからどうぞ↓

「年間巨大仏大賞2018」

「年間巨大仏大賞2017」

「年間巨大仏大賞2016」

 

今年は特に西側。近畿から九州までいろいろ行きました。

どれもこれも思い入れがありますが、

心を邪鬼にして選ぶ、今年の大仏写真ベスト3!

さっそくご紹介してまいりましょう。

 

 

では

年間巨大仏大賞2019

まずは第3位の発表です。

 

 

牛久大仏 うしくだいぶつ(茨城県牛久市)

 

観てお解りいただけるとおり雪景色の牛久大仏です。

水墨画のように白黒っぽい雰囲気で仕上げてみました。

 

これは今年の2月、関東に積雪のあった日の写真です。

東京で積雪があっても茨城県牛久市に積雪があるとは限りません。

茨城というと東京よりも北にあるイメージですし、実際にそうなのですが、

なぜか牛久市のあたりは雪が積もることの少ない地域なんです。

これだけ積雪があったのも4年ぶりか?くらいの感じでした。

 

そんな4年に1度のオリンピック並みのチャンス

ものにした1枚が3位にランクインしました!

 

けっこう過酷な道中の詳細はこちらのブログをどうぞ↓

「雪の牛久大仏」

 

 

 

つづいて

年間巨大仏大賞2019

第2位の発表です。

 

 

石鎚山毘沙門天磨崖仏 いしづちさんびしゃもんてんまがいぶつ(岡山県倉敷市)

 

これも今年の始めですね…

1月に四国を旅しまして、その帰りに倉敷に立ち寄りました。

この磨崖仏に会いたかったからです。

 

前々から気になっていた磨崖仏だったんです。

この前年にも一度行こうとしたのですが、

磨崖仏のある倉敷市真備町に大規模な水害があったため断念しました。

そんな何度かの機会がありながら行けていなかった場所でしたので、

今年やっと行けて、しかもかなりの絶景で感動したのです。

 

こちらの磨崖仏に関しては他にも心温まるストーリーがあるのですが、

事情があってまだ明かせません。

タイミングがあればゆっくり書きたいと思います。

 

登山の詳細はこちらもブログに書いています↓

「登山して辿り着いた毘沙門天磨崖仏」

 

 

 

それではとうとうお待ちかね。

年間巨大仏大賞2019……

栄えある第1位の発表です!!

 

 

天竺渡来大釈迦石像 てんじくとらいだいしゃかせきぞう(奈良県高士郡)

 

奈良の壺阪寺の大釈迦石像と満開の桜の写真を第1位に選びました。

こちらもずーーっと行きたかった場所、観たかった光景でした。

 

いや、行ったことはあるんですよ、桜の時期じゃない時に。

ですが、こんな桜の海の中から大仏さま登場!

みたいなことになるんですから桜の季節に行きたいじゃないですか!

そう思いながら何度もの4月が私の前を通り過ぎ、

とうとう今年の4月

「これはもう行く!日帰りでも行く!!」

と日帰りで奈良に行ってしまった、という話なのです。

 

本当は夜のライトアップの様子も観て帰りたかったのですが、

さすがにそれでは日帰りできない…でも泊まれない……

と泣く泣く東京に帰ったのでした。

ライトアップはまたいつか!いつかきっと!!

 

ということで、

その日帰り強行奈良の旅の様子は前後編でブログに書いています。

こちらからどうぞ↓

「桜と大仏2019 〜壷阪寺 前編〜」

「桜と大仏2019 〜壷阪寺 後編〜」

 

 

 

という、上位3位の発表でした。
が、

毎年のことですが、3つに絞るというのがもなかなか苦行で。

自分で勝手にやってる賞ですから、いくつ選んでもいいわけですが、

そうなっちゃうと延々に選んじゃいますし

上位3位+もうひとつ部門賞を選ぶ、というのが恒例となっています。

今年も年間ええ顔仏像賞 という部門賞をひとつ選びました。

 

この賞はタイトル通り、

2019年に出会った大仏さまで私が1番ええ顔だ!!

と思った大仏さまを選出する賞です。

 

では、発表してしまいましょう。

年間ええ顔仏像賞2019

今年はこちら!

 

 

轟の滝 不動明王尊 とどろきのたき ふどうみょうおうそん(佐賀県嬉野市)

 

こちらはですね…今年の3月に九州を旅してたんです。

ブログにも「また旅に出ていました」なーんて書きましたが、

それ以降の旅の詳細はいっこうに書いていないという状態です。

すみません。

 

九州はホント何度行っても行き足りない大仏天国でして、

ユニークな大仏さまもざっくざっく出てくるんです。

いつも大豊作です。

その中でも佐賀県は行けていなかった県で、

他のランクインした大仏さまと同様にやっと行けた!

という感動が大きいための選出という感じでしょうか。

 

ちなみに気になる不動明王さまのお顔がこちら。

 

 

そんなに大きくはない小振りなお不動さまですが、

お顔はとても可愛らしくて私の好みの感じ。

なおかつ全体のカラーリングがキュートです。

私はこのピンクと黄緑の組み合わせにグッと心掴まれました。

 

いつか詳細をこちらでも書きたいですが…いつになるのか。

どうか気長にハンダの老後をお待ちください。

たぶんブログの前に本で読めるかも…と思っています…すみません。

 

 

 

さて、今年の最後にひとつご報告をしておきます。

 

第3位にもランクインした牛久大仏なんですが、

本当に毎年のようにこの年間巨大仏大賞にも入ってきてまして、

1度は殿堂入りしたものの、最近はたランクインするぐらい、

本当に行き過ぎていて写真もいっぱい撮ってるわけです。

 

で、牛久大仏参拝の度に牛久大仏のオリジナル御朱印帳に

牛久大仏の御朱印のみ集めていまして、

それがとうとうこの12月に御朱印帳を埋め尽くすに至りました。

 

記念撮影しました。

寄るとこんな感じ。

 

もちろん裏表全部が牛久大仏の御朱印です。

これけっこう圧巻です。

2014年から始ってますので6年かかりました。

 

さてこの先どうしましょう。

重ね印という方法もあるそうですが、別の御朱印帳も使いたいですし…

まだ悩み中です。

 

長年、大仏さまの追っかけしてるなぁ…

と改めて思いましたね。

おそらくこの追っかけは来年もつづきます。

願わくば、来年もお付き合いいただけると嬉しいです。

 

そんな〆で、

では皆さま良い年末年始を。

また来年お会いしましょう。