広島県呉市の山奥にひっそりとある、情熱がほとばしる素敵過ぎなお寺
「源宗坊寺」の参拝記、今回が最終回その3になります。
どうぞ「源宗坊寺~その1~」 「源宗坊寺~その2~」
より続けてお読みください。
さすれば、このお寺のことがよく分かることでしょう。
入り口で仁王さんに会い、本堂で御本尊を拝ませていただき、
このお寺のメインどころである、大仏さまを堪能した大仏マニア。
この時点でかなりの満足度ではありましたが、
源宗坊さんのお孫さんにあたる(たぶん)現住職さんより、
「この奥を登って行ったところに龍王像があるので、そちらも見てみてください」
とすすめていただきましたので、そちらに向かってみます。

教えていただいた山道をしばらく進んで行くと、
緑の切れ間からその龍王のお姿がチラチラ見えてきました。
龍王は向かい合うようにして二体、

向かって左手に迫力の青い下龍(くだりりゅう)!
説明看板によれば、雨乞いの際に現れたとされる「善女龍王」とのことですが…
私にはあまり女性には見えない…んですが…
もし違ってたらごめんなさい。
こちらは本堂で見せていただいた古い写真にも写っており、
かなり古くからここにあるものらしいです。
そして相対する右側には赤い上龍(のぼりりゅう)!

こちらは地盤があまり良くないらしく、崩れてしまって再建したもので、
童子が乗っています。うん、童子は納得な風貌ですね。
ここはたぶん池?とか、水場だったんじゃないですかね。
両サイドの龍の真ん中に水が流れていたんだと思います。

ほらきっと、ここから水が出てたんじゃないでしょうか。
あたりには配管パイプのようなものもありましたし。
水場があったらかなりゴージャスな空間だったと思います。
ぜひ水場も再建していただきたいなぁ!
また来る時に復活していて欲しいと切望しております。
今回、大仏さまやたくさんのコンクリ仏に会えたことも、もちろん感激だったのですが、
何よりも、偶然にお寺の方にお会いすることが出来て!
今だかつてなくとても良くしてもらったことに感激しました!
帰りの車の中で食べてと、ミカンやリンゴをいただいたり、
ここで採れたという椎茸をいただいたり。
お土産だと、こんな可愛い苔玉まで!!

嬉しくて泣きそうでした。
「今日はお寺に来る予定ではなかったのに。これも何かの縁ですね。」
と言っていただき、いろいろなお写真まで見せていただきました。
どれもスゴくいいお写真で…圧倒されました!
古い写真っていいですよね、もうこの一枚に魂こもってる!みたいな。
いまのデジタルで何枚撮っても…っていうのとは絶対的に違います。
実は仁王門があったという昔の写真だとかいろいろ見せていただいたのですが…
もったいないから見せない~(笑)

それらの写真はもうかなり古くて、色褪せてしまっていたので、
私のカメラで撮影させていいただき、帰って来てPhotoshopで鮮明化など試みてみました。
あまり上手く出来なかったものもありますが、
いろいろいただいたせめてものお礼ということで、これからお送りいたします。
喜んでいただけるといいのだけど。
最後に来る時に入れなかった入り口まで送っていただきまして、
閻魔様にご挨拶してお別れしました。

本当に情熱溢れる、感激をいっぱいいただいたお寺でした。
見せていただいた古い写真の迫力に勝る写真を、今回は撮ることができませんでしたので、
今度はリベンジに来たいと思います!
絶対にまた行きます!
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