「淡路島世界平和大観音」 さまのいる淡路島から、
「室戸青年大師像」 のいる室戸岬まで、
それはそれは果てしなく感じた6時間にもおよぶ道の途中で、
これは運命的なんじゃないの??
と、勝手に運命を感じてしまった出会いがありました。
それは、四国に上陸し、徳島県阿南市福井町の海もほど近い、
国道55号線を走っていた時のことです。
私にとって恐ろしく魅力的な建物が視界を横切りました。

全体がレンガ造りで、ヨーロッパの古い洋館のように蔦が絡み、
普通にごくごく客観的に見れば、廃墟かな??
って思ってしまうような…
海外のお化け屋敷のイメージってこんな感じかも…
(失礼ですね、すみません!)っていうような、そんな建物です。
何て言うか、
モノズキの勘(笑)みたいなものが働きまして。
一瞬、「営業中」っていう看板も見えましたし、
何なのかは分からないけど、廃墟ではない何者かではあると。
これは立ち寄らねばならないぞ、みたいな。
そんな気がして車をUターン。
戻って車を停めてよくよく見れば、

やはり何かが営業中なのです。
看板を見ただけでは、何が営業してるのかサッパリ分からないですが。
この看板のすぐ横にある階段を、のぼって行くと…


な、なんとそこはレストランだったのです。
しかもその名前が「大菩薩峠」!!
ちょうどお腹が空いてたし(笑)
名前が大菩薩峠だなんて…
これは出会うべくして出会ったんだ!
な~んて運命的なものを勝手に感じたわけでして。
店内は撮影NGだったため、写真はありませんが、
ランチもスゴく美味しくって、お店の雰囲気も素敵すぎるほど素敵でしたし。
自分の美味しいものと、観音的なものを嗅ぎ分ける(笑)
野生の勘みたいなものに、あらためて驚いた出来事でございました。

とは言え、建物の外観や内観が特に菩薩っぽいわけではありません。
店内に観音さまがいたりはしません(笑)
こちらのレストランの名前「大菩薩峠」は、
同名の中里介山氏の小説から名付けられたのだそうです。
未完に終わったその小説のイメージで、店主が手作りで作った建物である、
との情報をネットで発見しました。
ランチ時でお忙しそうで、お店の方には聞けなかったので、
「らしい」ばかりの情報で恐縮です。

ですが、ランチが美味しかったのは、「らしい」情報ではございませんので。
お近くに行く機会がありましたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私がそのとき食べたのは「唐揚げ定食」です(笑)
ハンバーグも美味しいらしいです。
ランチのみならず、建物の個性的な魅力にも目を見張ります。
外観は撮影OKでしたので、廃墟的なものがお好きな方にもいいかもしれません。
とってもオススメなお店との出会いでございました。
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