一般的な日本地図でいうところの、四国高知の下の尖ったところ、
室戸岬に、どうしてもどうしてもお目にかかりたい、巨大仏像がいらっしゃいまして。
はい、もちろん会いに行ってきました。
その名も室戸青年大師像。
今回の旅で最もお会いしたかった巨大仏のひとつです。
なですが…恐ろしく恐ろしく遠くて。
もうあまりの遠さに笑えてくるぐらい。
淡路島の「世界平和大観音」 さまの足元から、
カーナビに「ムロトミサキ」と入力したところ、
その時点でまだ朝の9時台だったにもかかわらずですよ、
「到着予定時刻ハ15時30分デス」との無情な音声が…
えええっ!
6時間かかるんかいっ!!
いやいやいや…嘘でしょ、それ。
…と半信半疑だったのですが、
実際渋滞にも巻き込まれ、目的の室戸岬に到着したのは15時を過ぎた頃。
途中休憩は入れているものの、正直こんなに遠いとは思っていませんでした…
四国をなめてました。
本当にごめんなさい(陳謝)
ちなみに室戸岬は地図の赤いピンの位置です。

で、時間的にも日が傾きはじめていて、大仏さまも日陰になっており、
早く参拝しなくては!と喜び勇んで入り口に向かい、
いつものように撮影の許可をいただこうとすると…
「記念撮影ならいいけど、変なところにあげないで」
と、言われました。
「変なところ?」
「それはネットにはアップしないでということですか?」
と質問すると、
「いや、それは分からないけども…」
と言葉を濁されます。
年配の方でしたので、ネットという言葉があまりポピュラーではない様子で、
いまいち明確な回答はいただけなかったのですが、
私としてはこれはきっと、
「面白おかしく取り上げられたくない」
ということなんではないかと解釈しました。
私は大仏さまが好きで、
大仏さまを美しく撮りたいというのが一番の願望ですので、
面白おかしく取り上げたい、というのが目的ではありません。
…読んで楽しい方が興味は持ってもらえるとは思いますけどね。
ですが、見た人がどう受け取るかというのは分かりませんし、
お寺側のご迷惑になるのは本意ではありません。
ですから、ここでは
綺麗に撮れたなと思う数枚の写真のみ上げることにしまして、
詳細はひかえさせていただくことにします。
どうぞお察しください。


室戸青年大師像は、高さ21メートル。
若き日の弘法大師のお姿です。
私としては、大師像にお会いできただけで、そこそこ満足でございます。
ちょっとお顔が怖かったですけど、
青年っていうだけあって、凛々しい感じでカッコ良かったですよ。
足も見えていて、二足&杖というタイプなのも珍しく、ナイスなポイントでした。
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