ボクシングジムに通っても勝てないキックボクサーの原因2 | 初心者・子供のためのキックボクシング秘密の特訓場

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こんにちワンダー\(^o^)/

 

初心者キックボクシングの専門家

 

マスター☆渡辺です。

 

 

 

今日は前回の続きです。

 

まだの方はコチラ↓↓↓

 

 

 

 

ボクシングジムに足繁く通っても結果の出ないキックボクサー、

 

その最大の原因はなんでしょうか?

 

 

 

そのヒントは

 

「グーしか出してない」

 

からです。

 

 

 

僕は常々、

 

キックボクシングの戦略はジャンケンに近いなと感じています。

 

 

 

頭部(グー)

 

腹部(チョキ)

 

脚部(パー)

 

そのどこから崩していくかを考えます。

 

 

 

相手の視線・構え・挙動から何を考えているか?

 

どこから攻撃しようとしているのか?

 

こちらの何を警戒しているのか?

 

それはさながらジャンケンの読み合いに近いと思います。

 

 

 

「ジャンケンしようぜ!」

 

と言ってきた相手がやたらグーを出す人だとしましょう。

 

その場合あなたならどうしますか?

 

そりゃあパーを増やしますよね。

 

 

 

ボクシングジムに通っているキックボクサーは、

 

自信がついてくるとパンチで勝負したくなります。

 

 

 

パンチで勝負しようとすると不用意に距離を詰めだすし、

 

重心も前がかりになります。

 

 

 

すると相手から見ても

 

「あ、パンチで勝負したがってるな」

 

と透けて見えるのです。

 

 

 

本来のキックボクシングは、

 

頭部(パンチ・ハイ・前蹴り)

 

腹部(パンチ・ミドル・前蹴り)

 

脚部(ロー・最近だとカーフ)などなど

 

 

 

これらの どの攻撃が来るか分からないから予測しにくいワケですよね?

 

それが相手がやたらパンチばかり打ってきて、全然蹴ってこない選手だったらどうですか?

 

 

 

「グー、グー、グー!たまにパー」

 

「グー、グー、グー!たまにチョキ」

 

これと一緒です。

 

昔ながらのパンチロースタイルはまさにこれですね。

 

 

 

ましてやパンチ偏重になると前足体重になって

 

ローへのカットやミドルへの対処が遅れます。

 

 

 

そしてパンチを当てるために近づこう近づこうとすると

 

相手の蹴りが先に届くようになるのでますますドツボにハマるのです。

 

 

 

たまにK-1を見ていると魔裟斗さんが

 

「もっと蹴った方がいいですねー」

 

「蹴るからパンチが当たるんですよ」

 

と言っていることがあります。

 

 

 

これはパンチで倒そうと単調になっていて

 

パンチばかりになっている兆候だと思います。

 

相手からしても「パンチしか来ないな」と思ったら対処も楽ですからね。

 

 

 

パンチ病に苦しんだ大崎選手

 

一つ事例を挙げましょう。

 

僕はRISEの大﨑一貴選手を応援しているのですが、

 

この選手もパンチ病に苦しんだひとりだと思います。

 

 

 

今でこそKOを量産するイメージの大﨑選手ですが、

 

政所仁・川上叶・一航選手らと戦った2020~2021年あたりは「これ判定逆じゃないか?」という声が聞こえるほど苦戦していた記憶があります。

 

僕の主観ですが、大﨑選手の調子が良いときはローやミドルが多いです。

 

相手が強烈なパンチを受けまいとグローブに意識がいっているところで強烈なローやミドルが来るのです。

 

(直近のアイマン・ラマー戦、ニコラス・リヴァー戦も蹴りでのKOでしたね)

 

 

 

すると今度は強烈な蹴りでダメージが溜まっていき、

 

「これ以上もらっちゃいけない」

 

と蹴りを警戒するようになります。

 

そこに今度はパンチを当てていくのです。

 

 

 

大﨑選手のような一撃必倒の選手であれば、

 

多少ポイントで先行されてもどこかで倒しきれるかもしれません。

 

しかし、そこまでのハードパンチを持った選手はそういません。

 

 

 

「パンチを当てよう」

 

「パンチで倒そう」

 

と単調になったところに蹴られまくったポイントを3R制ルールで奪い返すのは簡単ではありません。

 

これがボクシングジムに通う選手の成果がなかなか出ない最大の要因だと思います。

 

 

 

ジムに通ってるんだからレベルアップしてるハズ

パンチで倒したいという欲が高まる

パンチばかりが増え単調になる

相手は予測しやすくなる

パンチは当たらなくなり蹴られまくる

 

まとめるとこんな感じですかね。

 

 

 

今のプロキックボクシング界は

 

「倒しにいかないとプロじゃねぇ」

 

みたいな変な風潮があるので

 

余計にパンチ偏重に拍車がかかった気がします。

 

 

 

なのでアマチュアA級の選手の方々の方が

 

バランスが良いキックボクシングをしている気がします。

 

 

 

ボクシングを学ぶことに意味はないのか?

 

ボクシングを学ぶことに意味はあると思います。

 

 

 

しかし現代キックボクシングにおいては

 

意図的に出そう出そうするのではなく、

 

"役立つシチュエーションが訪れたときに自然と出る"

 

このていどが良いのではないかと思います。

 

 

 

もしキックボクシングのためにボクシングを学んでいる方、

 

これから学ぼうと考えてる方は少し頭の片隅に留めておくと良いかもしれません。

 

 

 

それでは本日はこの辺で(^-^)/

 

初心者キックボクシングの専門家

 

マスター☆渡辺

 

 

 

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