みかさんから譲り受けたケルマデックさんの新刊
『超常教室ケルマデック』
前回の感想の続きです。
今回は2つ面白かった話を紹介します。
②『ど根性レディ』
交通事故を起こしてしまった女性。
車は大破したのに、体は病院で見てもらっても異常なし。
その事故現場の前の家はお葬式をしていた。
ところがその夜、彼女は激痛に襲われ、救急車で運ばれると、ひどい骨折と手術が必要なほどの重体だった。
友人たちが彼女の代わりに、お葬式をしていた家に、ご迷惑をかけた挨拶に行くと
「お葬式なんてしていません」と言われ、その界隈にもお葬式をしていた家はなかった。
これは本当にあった不思議な多次元宇宙の話として紹介されている。
(P32~を一部要約)
このお話は、過去のケルマさんの本にも紹介されていたので知っていたのだが、意味はよく分かっていなかったことに気が付いた。
簡単に言えば、事故死とは別の時空を選んだから無事だった、ということなのだが
じゃあ、どうして、最初は大丈夫だったのに、後で重体になったんだろう?とか、そのあたりが曖昧だった。
今回、そこをイラストで説明してくれていたので、やっと理解できた。
たぶん、通常のパラレルワールドだったら、安全な時空へ移動しただけ、なのだろうが
今回は「死」が関わっていて、
死のエネルギーを完全に消すことは難しいため、「お葬式」そして「体への傷」という形で死のエネルギーが残ってしまったのではないか?
というのがケルマさんの解釈である。
こういうことで、命が助かった人って、案外いるかもね。
③恋愛とホルモン
好きな人に告白できず、悩んでいるよしおさん。
毎日毎日苦しいと嘆くよしおさんへのケルマさんのアドバイスが面白かった。
「恋愛中は快感伝達物質が分泌されているからね!
麻薬中毒と同じ状態なのだよ。
いわば禁断症状からくる離脱状態だな。」
告白してフラれるのが怖いから、死にたいと言うよしおさんに対して
「(告白する)勇気がないのは
恐怖を感じるホルモン、ノルアドレナリンの分泌によるものだよ。
有酸素運動をして衝動性を高めるアドレナリンに変換すればよいのだ」
(P73より引用)
空気なんて読まず、有酸素運動を勧めちゃうケルマさん、好きだわ。
そして、思った。
勇気が出ない時は、走ろう!
太陽に向かって!
太陽を浴びたら幸せホルモンも出るし。
あとエアロビとかもいいかもね。
宅トレも!
wai
最近改めて「ゆらぎ」の大切さを感じている。
ゆらゆらとできるのも、余裕があるから。
暑さと寒さの間の今の季節は、ゆらぐのにちょうどいい季節かもしれないね。