ウサギ小屋に暮らしてたあの頃を想う | wai blog~日々是安泰~

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旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

この週末、1泊2日の東京旅をしてきた。

  

 

能登空港からサクッと行って26時間くらい滞在して、サクっと戻ってきた。


もったいないような旅だったけど、荷物も、移動も少なくて日常に戻りやすい気楽な旅だった。

  

今回は、

星野リゾートのカジュアルライン

OMO5東京大塚

https://omo-hotels.com/otsuka/



サムネイル

昨年オープンの新しさと手頃なお値段。

子供心くすぐる隠れ家のようなお部屋に惹かれて選んだ。

 

 

ホテルレポは、こちら。


 

今回、宿泊して感じたことがあったので書いていきたい。

 

これは、ホテルがどうとか、ってことより私のメンタル的なものなので、決してホテルへの批判ではないことを先に断っておく。

 

 

ただ、私と同じようなタイプの方は

ホテル選びの時に気を付けたほうがいい

と思ったので書いてみた。

 

 

今回は、私と、息子、私の母との3人で宿泊。

 

私も母も、小人族だ。

 

私は154センチ

母は151センチくらい。

息子は122センチ。

 

小さな3人での旅。

 

OMO5のレビューで

よく見かけたのが

『頭をぶつける』

『ロフトの天井低すぎる』

 

という言葉。

 

 

そのくらいなら、事前に気をつければいいか。

 

それに、背が低いから大丈夫かな、って思っていたのだが

 

ロフトに上がるたび、ゴンだった!

 

母がロフトに寝てくれたのだが

ゴン、ゴン、ゴンと

何度がぶつける音を聞き

 

私も、ロフトの布団を移動させる際

ゴン。

 

写真撮ろうとして、ゴン。

 

さほど痛くないけど、結構なストレスだったのは、間違いない。

 

小人族でも、このストレス。

 

旦那さんや、娘のような大柄族の方がいたらどんなことになっていただろう。

 

本題はここから。

 

最初、部屋に入った時、ちょっと感動した。

 

コンパクトで、必要なものは全部そろってて(机はないけど)シンプルで、すごく好きな感じ。

 

こんな部屋で一人暮らしできたらいいよね!

って思った。

 

 

 

でも、1晩過ごしてわかった。

 

ここには、暮らせない。

 

私の心を不思議と圧迫する何かがあった。

 

それは 

天井の低さ

  

ロフトのせいで天井が低く感じたのだ。

 

入り口やベッドのないところは高いけど。

全体的に天井の低い部屋という感覚。

 

それが、どうも、苦手だった。

 

 

そして、思い出したのが

18歳の春、初めて上京(といっても埼玉)して、1人暮らしをした部屋のこと。

 

5.5畳のワンルーム。

 

途中、狭さが本当に嫌になって実家に引っ越したいと泣きついたけど聞いてもらえず。

 

2年我慢した、あの狭い部屋。

 

5.5畳の狭さが嫌だったのもあるけど

天井が出窓に向かって傾斜してて

奥に向かってだんだんと低くなっていたから

 

空間として、ものすごく狭く感じた。

 

 

5.5畳でも、天井が高かったら違ったと思う。

 

 

天井が低いのが、ものすごく苦手。

 

うちの実家も、小人族だから天井低めだけどストレスはなかった。

 

普通の家やホテルなら大丈夫。

 

でも、斜めになっているとか極端に天井が低いと心理的にすごく圧迫される。

 

だから、ロフトも正直苦手で、ロフト自体もだけど

ロフトがあることで部屋が狭くなっているのも苦手なのだ。

 


    

OMO5東京大塚

・インテリアが素敵

・シンプルさがツボ


そういう高評価とは全く別のところで

私個人的には、ちょっとしんどいなって思った。

 

これ、パーソナルスペースの個人差もあるかも。

 

私は、広~くとりたい派。

 

 

人と、わちゃわちゃ狭いところでいることが好きな人、密着したい人、子供とかは、

 

楽しいお部屋じゃないかな?

 

 

 

そう思った時、先日記事にした台北のエコノミーホテルを思い出した。

 

古くて、おしゃれ感もないホテルだったけど

あの部屋に3人で泊まった時のほうが楽々だった。

 

のびのび~って感じ。

 

この感覚ってものすごく大切だ。





もちろん、台北に泊まった時はそんなこと考えてなくて

 

あー、もっと素敵なホテルに泊まりたいよねー

インテリアがおしゃれなとこがいい、

とか思ってたけど

 

今回、自分の苦手なことを知ることで

実は、スタンダードなホテルっていいのかも、と気づけた。

 

 


    

〜ホテル選びの大事なポイント〜

(あくまで私版)


天井が高いこと(普通ならOK)

窓が広くとってあること

清潔であること

バス・トイレが別であること


昨年、バンコクでホテル探していた時にチャイナタウンに泊まりたい、と思い、いくつかピックアップしていた。

 

 

インテリアがおしゃれで写真に映えそうで、

おもしろそうなホテルがあった。

金額もお手頃。

 

でも、一つ引っかかったのが

窓なし。

 

だった。

 

窓なし、でも平気な人もいるだろうが、私のように空間に圧迫を感じやすい人は窓があるほうがいいんじゃないかな。

 

 

OMO5は、大塚駅からすぐ。

大塚駅の隣は、巣鴨駅。

 

巣鴨といえば、大学生の頃、白山キャンパスに向かって歩いた駅。

 

せっかくだから懐かしの大学を見に行ってきた。

 

 

だから、余計に、あの頃住んでいたウサギ小屋を思い出した。

 

白山キャンパスに通う頃には、脱ウサギ小屋してて

ウサギ小屋に一人で住むなら弟と広い部屋に住みたいと、通学が大変だったけど新百合丘に引っ越した。

 

部屋は広くなった、バスとトイレも別になった。

 

でも、駅から遠く

交通量の多い通り沿いで騒音がすごくて

小田急の満員電車も悲惨だった。

 

 

それでも、広い所にのびのび暮らせる幸せを味わえた。

 


サムネイル

家って大事!


家にいる時間が圧迫されているのって、すごくしんどい。

 

精神的な圧迫もだし

物質的な圧迫もね。

 


今朝、いつものようにリビングでチベット体操していたら

 

1カ月前までここにあった大きなダイニングセットのことを思い出した。



その圧迫が私としては、とてもしんどかったんだと気が付いた。

お友達よ、もらってくれて本当にありがとう。

 

そして、この家の天井が高いことが

素晴らしいと思った。

 

いろんな暮らし方があるけど、自分の心地よさをもっともっと大切にしたいと思った東京の旅だった。

 

wai