うちの子とお話しする方法 その1 かたちあるものは有限 | 保護動物を出さない人創り。保護動物にならない動物育て。

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一社)動物対話協会代表理事、井泉はなんの公式ブログ。

人とペットさん、両方のカウンセラーとして
双方が笑顔になるお仕事をしています、
動物対話士の伊東はなんです。
いつもお読みいただきありがとうございます。

昨日は
「うちの子とお話しするために大事なこと」の
長いまえがきをお読みくださって
ありがとうございました。

たくさんのいいねをいただきました。
ありがとうございます。
期待に応えられる記事になるといいなと思います。

いよいよ本編に入ります。
このシリーズはきっととても熱量が高いです。
けど、がんばってついてきてください。
その先にはきっといい事あるから。

このシリーズを読み進めていくうちに、
「動物と話すことは特殊能力でも何でもないんだよ」
と言っているのが伝わりますように…と
思いながら書いてます。

どうかたくさんの人が
動物との対話ができるようになりますように。
彼らの本当の姿が、あなたの目と心に
しっかりと届きますように。


実はさっきその1をアップしました。
けど、読み直していたら
内容が複数にわたっていたので
分割しました(^^;


ということで改めて…。


私は2016年の12月から半年ごとに1頭ずつ
うちの子をお空に見送りました。
だからこの2年間は毎年新盆でした。

子犬のころからうちにいて、
なぜかわからないけど
「この子は10歳まで生きないかもしれない」なんて
うっすら思っていた子が16歳まで生きました。

この子は老犬介護を私にさせるのがお役目だろう
と思っていた子は14歳でお空に帰りました。
まだまだ介護したりなかったし、
むしろ介護し始めて間もなくのころでした。

ついさっきまで私の作ったかぼちゃの煮物を
一緒に食べてた子が、その10分後に
眠るように静かに息を引き取りました。
13歳半でした。

どの子も命の時間は想定外でしたが、
お手本のように素晴らしい生き方と逝き方でした。

世間では動物の気持ちがわかる動物対話士ですが、
うちの子たちからすればただのかーちゃんです。
昨日までいた子がいなくなるのは信じられないし、
ご飯のお皿をい亡くなった子の分まで出してしまって
「あ…」って思ったりもしました。
もしかしたら一緒に暮らしていたこと自体が
幻だったのかもしれないなんて思うこともしばしばでした。

2012年暮れのごあいさつ@HANAnファミリー一同
ワンコず、こんなにたくさんいたのに
今はぼーずだけ…。
猫はもよちゃんしかいなかったのに
今は千晴と吉もいる…。

あると思っていたものはいつまでもあるものではなく、
手に入るはずがないと思っていたのに
いつの間にか手元にあったり。
そうやって何事も特別と思って暮らしていると
すべてが愛おしくてキラキラしてくる…。
一瞬たりとも粗末にできないな、と思うわけです。

天使とか前世とか、
そういうところにキラキラした世界を求めているうちは
最も大切な現実のキラキラしたかけがえのない
有限の時間を見落としてしまって片手落ちです。

私も見えない世界にはとても興味があります。
今でこそ、仕事柄を通しての知識や経験で
いろいろな情報を持ち合わせていますが、
そうなる前は、
見える人にだけ見える世界ってどんなだろう
って思ってました。
そうしているうちに
だんだんわかってきたことがあります。

見えない世界は無限です。
見ようと思えばいつだってみられますし、
いつだってそこにあります。
でも、見える世界は有限です。
形あるものは有限なんです。
これが現世のルール。

生まれたら死ぬ。
これもルール。

私は「絶対」という言葉は好きではありません。
現実は変えられると思うから。
でも、この現世のルールだけは
何がどうあっても絶対なんです。

そうすると「あとでいいや」という、
一見すると”ぐーたら”と思われる時間こそが
実は最大の贅沢だというのがわかってきます。

かたちあるものはいつかなくなる
それを知っているのに
どうしてそれがあるうちに活用しないの?
手元からなくなってから
「あれがあれば…」と思っても遅いんです。
昔の人はよく言ったもので「後悔先に立たず」です。
まさに、です。

瞑想とか天使に導いてもらうとか、
そんなのは形がないものなんだから
いつでもできる。

今しかできないことを今やらなくていつやるの?

予備校講師の林先生が流行らせた
「今でしょ!!」はまさに言いえて妙です。

まず動物と対話するために一番大事なことは
「目の前の様子をちゃんと見る」ということ。
これをおろそかにしては先に進んでも
信憑性の薄い、底の浅い対話にしかなりません。

まずはここから始めてみてください。


で!

そんなこと言ったら
うちの子はとっくにお空に行ってしまったんだから
どうしたらいいのよ!!!と
微妙にご立腹だったりがっかりしちゃったあなたへ。

見捨てるわけないじゃないですか。
お空組を家族に持つあなたにもちゃんとアドバイスがあります。

あなたがそこまで感情を動かすほどに大切な子だったら、
あなたのイメージの中でその子を動かすことはできますね?

おはようの時はどういうあいさつをしてくれたか。
仕事に行くときはどういうふうだったか。
お帰りなさいの歓迎はどんなだったか…。

思い出せますよね?

「もしうちの子が生きていたら」という
想像で「うちの子」を動かしてあげてください。
まずはそれでいいです。

詳しくはお話しが進んだら出てきますから
今はただ、大好きなうちの子をあなたの頭の中で
動かす練習をしてください。


今回はひとまずここまで。


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たぶんいろんなものの中で一番「素の伊東はなん」が出てると思います。
けど、愛してやまないしっぽの家族たちもちゃんと登場してますよ。

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