今の気持ちに素直に | 虹の約束♪

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「いつも喜んでいなさい・・・」

・・・

 

「ごめんって言っているじゃない。いつまで怒っているのよ?女々しいわね」

 

「好きな女が側にいれば、男なら誰だって自分のものにしたいと思うのは当然だろう。

それは俺だって。でも、結婚しようと言ったのは、そんな意味じゃない。

ただ、約束したかったんだ。俺はこの先、お前以外の女は誰も好きにならないって。

それを言っておきたかった。これからも永遠に気持ちは変わらない」

 

 

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アルは今でも結婚など当然考えていなかった。

自分が子供を産んで、育てるという場面を想像さえしていなかった。

しかしふいと、ラーモセとなら、きっと幸せになれるだろうと漠然と思う。

その気持ちが一度芽生えてしまえば、振り切るのは容易ではない。

 

「私もラーモセと幸せになれたらいいと本気で思うよ。でも、そんなこと・・・・・・」

 

「先のことは誰にもわからない。でも今の自分の気持ちに素直になりたい。

いつか言おうと思っていても、突然の別れが訪れたら、自分の思いを永遠にその人に伝えられない。

そんなのは嫌だ。今を全力で生きたいし、自分の正直な気持ちを伝えておきたい。

明日死んでも悔いを残しておきたくない」

 

 

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アルはラーモセの直向(ひたむ)きさに感動した。

 

それでも安易に約束する勇気が持てなかった。黙っているアルに、ラーモセは優しく言う。

 

「待つよ、いつまでも。お前が返事をくれるまで。

ただ俺の気持ちを知っていてもらいたかっただけなんだ。俺にはお前しかいないって。

俺はしつこい性格だから絶対諦めたりしない。残念だったな、俺からは逃げられない」

 

 

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ラーモセは穏やかな口調で、粋に笑った。

 

 

 

 

「パピルスの詩」