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「ありがとうございます。そうさせていただきます。
でも、私のことはあまり気になさらないでください。
ヨセフ様はお仕事を優先なさってください。私なら大丈夫です」
ヨセフはアルにだけ気さくに振る舞った。
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「アルといると昔を思い出す。まだ子供だった頃のことを。
とても懐かしい気分になる。こんなことは初めてだ。
ずっと昔のことは考えまいとしていたから。
思い出したくもない苦い過去さえ、和らげてくれるような」
淋しさを感じさせる瞳を、ヨセフはアルにだけ時折みせる。
きっと立場的に、そんな本当の自分を誰にも見せられないに違いない。
どんな権力も富も、人を幸せにはできないんだとアルは思った。
何かヨセフの力になりたいとこのとき初めて実感した。
「もう遅い、早く寝なさい。お休み」
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ヨセフは優しくそう言い、立ち去った。
アルは真っ暗なナイル川を見つめて、ラーモセを思う。
だけど、さっきとは何かが違った。
ラーモセを好きなら好きなほど、彼が誇れるようは人間になろう、
自分を成長させよう、そう気持ちを切り替えた。
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新しい地で新しく出発するために、何より勇気を失いたくはなかった。
天空の星々が宝石のように光り輝く。
あんなふうに自分んも輝きたい。
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常に同じ時間に同じ場所に現れ、精一杯太陽の光を反射させ、
闇に光を放ち、人間を幸せにしてくれる星々たち。
誉められるためではなく、自分の仕事を毎日変わりなく
果たして行く彼らのようになりたい。
どんな小さな名もない星でいい、力一杯輝いてみせる、そう鼓舞し激励した。
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「パピルスの詩」




















