予約投稿です。
家の大修理で図書室の本が全部移動されてたので、戻しながら整理しました。するとこんな本が出てきました。
うちの子の高校の教科書の一冊。裏表紙はこちら。
源氏物語ですよお!表紙見ただけじゃとてもそうは見えないけど。
たぶん葛飾北斎先生の絵。西洋画風に描いた江戸時代の室内。顔以外はすごく写実的!裏表紙には鈴木晴信風の紫式部とおぼしき人物画。(違うけど。でもうまいこと見つけましたねえ!)
表紙には実際に縦に書かれた題字。裏表紙は横書きだけど縦書きっぽい英文。
なんかもう、いろいろととっ散らかっております。
「マミー(私のこと)源氏物語知ってる?」と聞くので、「知ってるよお。うちに何バージョンもあるし、関連本もいっぱいあるよお。しゃべり出したら止まらへんなるよお。聞きたい?」と言ったら「いや、いい。」と逃げられました。しゃべらしてえな。
これはハートオブサムライ。ジョン万次郎の伝記です。右下の推薦本の銀のシール。日本の児童書にもこんなんありましたねえ。
下の子と毎晩少しずつ読みました。
でも万次郎がアメリカに居る間の話がほとんどで、日本に帰ってからはさらっと流して終わり。日本に帰ってからがさらにおもしろいのに。
命がけで帰国したら突然アメリカ人のペリーが来日して、通訳するために漁師から武士に取り立てられ、江戸城に登城…って。江戸時代にありえない!そんなことがあろうとは!ってね。
上の子は自分で勝手に選んできた本を次々と読んでました。(鬼滅の刃も上の子が東京に留学中に、発行されてたところまで買って帰ってきた。)下の子は読み聞かせとかアニメは大好きだけど、自分から選んで読んだりはしないみたい。
私は実家で一番新聞大好きだったし、たまるので本は読んだら売りに行ってたけど、それでも置いときたい本がたまってました。でも私以外の家族は全然。
日本の学校で「本を読みましょう。」ってやってるけど、読書も好き嫌いありますよねえ。それに私でも学生時代は読書は好きじゃありませんでした。
だってあの頃学校や文部省が「読め!」って言う本、バッドエンドとか戦争物の後味の悪いイヤな本ばっかりでしたから!嫌な気分になる本強制的に読まされて、本好きになれって、なるわけないやん!ワザと?日本人を本嫌いにする策略?
というわけで私が本好きになったのは、社会人になって本を自分で選ぶようになってからです。
あ、マンガは当時から好きでしたよ。当時からマンガは鬼の編集者が、読者受けするものしか作家に描かせませんでしたから。で、今も大好き…てか今では世界中が熱狂してますよね~!
ご存知かもしれませんが、アメリカは国が定めた教科書はありません。大学みたいに学校や先生が選んだ教科書で授業するみたい。
うちの子は歴史で第二次大戦前までしか習わなかったそうです。だから「アメリカは原爆投下を正当化して教えてる」と言うのは、うちの近所の子らにはあてはまりません。