【3月】布にえがく!
************************90分のクラスの中で起こっていたこと、みんなが感じていたことをシェアすることを目的に、スタッフの目線からまとめたキロクです。おやこのあそびの瞬間を切り取った写真と違った角度から見たみんなの様子から、新たな気づきがありますように。◆クラスの詳細・参加申し込みはこちら👈から◆1回から参加OK!毎月通う会員の方には特典もあります♪🏠 西船橋教室/四ツ谷教室→2025年4月からは「お茶の水」に移転します!※出張開催もお問い合わせください♪************************西船橋教室と四ツ谷教室のキッズコースの様子をまとめてご紹介します。〇はじまりのあそび教室に来た子から、じゆうにのびのびと過ごせるよう、今回も「ちょう」の台紙と創作セットを用意しておきましたよ♪隣でいつしか同じような体制で、同じように色ペンでふちどりをしている様子の二人が…。目を合わせ、ふふふと笑い合う様子も。一緒に創作・あそぶ中で心が連動しています。〇ふれあいあそび「あそぶよ~!」という合図とともに、集まります。子どもたちのあそびスイッチがONするのを感じます。親子でくっついたりしながらあそぶ、愛おしい時間が流れます。年度最後のおやこクラス。子どもたちがたくさん成長したね、という気持ちを込めて「大きくなったら何になる?」の歌を歌いました。すると、子どもたちから、なりたいものを次々と教えてくれましたよ「ライオン!」と教えてくれた子がいて、がお~!とみんなでライオンになったり、「ショベルカー!」という子がいて、ママパパと合体してショベルカーで進んだり、「おうじさま」や「おひめさま」という意見が出たのでお姫様抱っこをしてみたり…子どもたちが今なりたいと感じるもの。そこには枠がなく、彼らの憧れや好きがぎゅっと詰まっていましたはじまりのあそびで作った作品は、ふれあい遊びの中でも大活躍♪お花が出てくると、蜜を吸いにいくちょうちょたちが…♡出てきたシフォン布でママ・パパの創作意欲も加速。シフォン布が海賊、マントやドレスにも変身シフォン布を親子で隠して見つけ合ったり、布をひっかけたり、じゃんぷして取ったり、さまざまに遊びつくしました♪〇大人のシェアタイム今回の大人のシェアタイムは「おやこクラスで思い出に残っていること」子どもたちの小さい頃の思い出が走馬灯のように駆け巡りました。みんな本当に大きくなったね。大事な子育てのスタート期を一緒に過ごせて、たくさんの思い出を一緒に刻めたこと…改めてとてもありがたく嬉しく感じました。これからもよろしくね。〇五感あそび美しいシフォン布に触れたあとは、別の素材の布が登場。細長くて白い、ひらひらとした布です。実はこれ、カーテンを細長く切ったもの。ひらひらの布を手にすると、思い思いに探求を始める子どもたち。手の中にギュっといれてみたり仲間の「電車だ!」の言葉に、壁を走らせる電車たちが生まれたり。この布どうしたら・・・とはならず、手にした瞬間遊びを生み出す遊びクリエイターたち。横に強く引っ張ってみると、音を立てることもできます。次に出てきたのは、ぽこぽことした形が可愛い布。引っ張ってみるとびよーんと伸びるし、ぽこっとしたところを押してみるとへこみます。「ここを押してみるとね…」と言いながら布の特徴をシェアしていると、もっとよく見ようと近づいてきた子がいました。素材の個性をとらえ、また心惹かれながら大切に扱う繊細な感性の持ち主です。今日のテーマは、「布と絵具」さっそく、絵具を出して布ごとの色づき方や色と色が混ざる具合をご紹介。これまで、幾度となく探求の中で自分たちでやってきたことだけれど、ほんの少しの時間、誰かがやっているのをみんなで一緒に見ることで、それぞれの発見や感性の共有になる。原始的な経験を十全と積み重ねてきて、次の段階に進んでいる彼らにとって新しい発見や感動になりますようにと願いを込めた時間でした。 赤色と青色が混ざり合って・・「紫になった・・。」と声が漏れた子がいました。紫は、彼女の大好きなキャラクターのカラーです。子どもたちの遊びや探求は、日常とよくリンクしています。「大好き」が世界をどんどん広げてくれる。 布が色づくのを見ながら「僕も絵具やりたい!」と身を乗り出している子も。絵具の魅力をよく知っています。素材を見て、「こうしたい」が湧き出る。まっすぐに自分の気持ちをキャッチして表現しています。子どもたちに4色の絵具が乗ったパレットを渡しました。今回は、自分で水を吹きかけて濃度を調整してもらいました。筆の洗い方も伝授。同じように渡したのに、手を使って豪快に絵具を混ぜることに夢中になる子もいるし(嬉しそう♪)1色ずつ丁寧に色を作っていく子もいます。(4色でこんなにバリエーション豊かに色が作れるのかと感心!)ぽこぽこの布を裏返して、へこんだ部分にひとつひとつ色を塗っている子たちがいました。丁寧な職人仕事です。かと思えば、筆を洗って美しく色づいた水の中に布を浸してみた子もいました。布が絵具を吸い、ほのかに色づきました。布にどう塗るのか、どの布を塗るのか、その選択も変わります。自分と対話をしながらひとつひとつを選択し、実行していく子どもたち。自分の中に湧き上がる「こうしたい」を繊細な心でキャッチし、表現し続けていく。ある一つの目標に向かって突き進む子もいれば、手を動かしながら、その瞬間の瑞々しいひらめきを忠実に表現していく子も。(作りこんでいる色と、その日着ていたお洋服の色が同じ!)作る色や道具をひとつ選ぶ時も真剣な表情。自分に誠実に向き合っています。スタッフの「もうすぐ終わり」の声がかかるまで、やり続ける。夢中は疲れない。夢中は、その人を動かすエネルギーの源です。大人に人気だったのは、レース。レースを目にすると「私、これやりたいです!」や「私、これ好き!」と心の動きを共有してくださる方々も。心の動きが乗った言葉やわくわくとした大人の姿は、探求に夢中になる空間を生み出す要素のひとつ。おやこクラスは、大人も主役。大人も、一個の人間として過ごすことで、子どもたちはより多くの感性に触れることになります。思い思いに絵具と布を探求します。ひたすら求める色を作る。色を作ることだけに夢中になれる時間は、なんて幸せなんだろう。満たされた表情をしています。自分の中で目的を決め、探求を進めていく。0からのプロジェクトを進める姿が、とても頼しい。大好きな赤。初めは、筆で布を色づけていたけれど、次第に手のひら全体で絵具と布の感触を探求しました。いつのまにか手のひらが大好きな赤に染まっています。そんな自分の手も探求対象のひとつ。じっと観察。ピンクに近い紫の色を作ることに没頭スプレーの絵具がお花のように飛ぶことを確認しながら、美しいお花たちを作っていたパパ。そこから何色もの色が重なる虹の創作へ。道具の仕組み、絵具、布それぞれの特徴をとらえながら掛け算していきます。パパから生み出されるアートは、いつも近くにいるお子さんの心をとらえます。一緒に情熱を感じて、同じひとつの作品を作ったり、それぞれの場所でそれぞれのアートを生み出したり。お互いの個性を尊重しあうアーティスト同士です。こちらでは、糸を使って繊細な手先のあそびを楽しんでいます。一本一本糸を摘まみます。スタッフが準備をし始めると、いち早く気がついて遊び始める子が。空間全体を見ていて、すばやく自分の遊び心に触れたものをキャッチしにいきます。素材を見た瞬間からどうしたいのかアイディアが溢れるクリエイターです。時間が経つごとに、色が溢れていく教室の中。吊るしたカーテンにスプレーをしてみると、美しい絵具の粒が下に流れ落ちていきます。みんなで遊ぶってなんておもしろいんだろうと思います。それぞれの個性を当たり前のように出してその場にいるだけで、想像していなかったことが起こります。この1年間、大人も子どもも楽しんだ時間もあれば、葛藤や困った時間もあったかもしれません。親子一緒、仲間と一緒、だからこそ起こることひとつひとつが、みんなにとって大切な経験。参加するみなさんそれぞれが、自分を知り、相手を知り、どうするのか決めていく。自分らしく人生を歩む肥やしとなる経験を十全と積める場であったなら嬉しいです。そして、そうした場が生まれたのも参加をしてくれた親子のみなさんのおかげです。スタッフ一同心よりお礼申し上げます。ありがとうございました!4月からは場所をお茶の水に移し開催いたします。親子のみなさんの日常がより豊かになりますように・・・準備してお待ちしております♪クラス後の一コマ♪「できた!」の声と共に見せてくれたのは、ひとつひとつ選んだ素材がギュっと詰まった瓶。中には、マスキングテープや毛糸、豆腐カップを切ったものに、ボンド・・・。クラスの後、静かに夢中になって作っていたのは、宝物を集めた美しい作品だったんだね。「できた!」の言葉の背景にある彼女が作品に注いだ情熱が、彼女の言葉と表情に乗って、スタッフの心にも届きました。素敵な作品をシェアしてくれてありがとう。ー参加者の皆さんの感じたことキロクー 最高の1日になりました。本当にありがとうございました。 息子は、この日保育園の幼児集会の日で、全幼児が集まって集う日。 この日の司会を担任の先生から任命されていました。 幼児集会で子どもが司会をやるのは初めての試み。その大役を大喜びした翌日、その日がおやこクラスと重なっていると知り、少し考えて、「おやこクラスにいく」と決断。 パパは「幼児集会いきなよ」と言いますが本人の気持はぶれず、翌日いつの間にか保育園の先生に その日は休むことを自分で伝達するほどの意志の固さでした。 おやこクラスの存在は、私にとってはもちろん、息子にとってもとても大きいものでした。「今日は何が楽しかった?ランキング」は、3位が、おすもう(先生との)2位がサムライ(プールスティックでの)1位はえのぐあそび、でした♪ クラス後のみんなであそんで過ごす時間も楽しい、それもおやこクラスの良さだなと感じました。*** 息子も感じていた最後の親子クラスですが、私と違ってやはり息子はワクワクで今日は何かなー?と考えながら教室に向かっていました。 教室に着いたらいろんなお友達がいて、私から離れずになかなか馴染めない感じでした。 ですが、私の側では全力でこのクラスを楽しんでいたと思います。ふれあいの時間も愛おしい時間でした。 えのぐの時間、混ぜ合わせるのが得意な息子、色々な道具で息子なりの表現を私の側で行っていました。このクラスで色んな素材や道具や道具の使い方を覚えたことでしょう。息子の特別な場所となり母としてはとても幸せなことです。泣いても笑っても最後の親子クラス、少し(だいぶ)寂しさをこらえながら気合いを入れて教室に向かいました!そしたらなんと、見覚えのあるお顔がたくさんで嬉しさと懐かしさで、とても嬉しく最初から涙目でした。 クラスが始まって行くにつれ、あれもこれも楽しかったなと走馬灯のように思い出しながら時間を過ごしてました。えのぐの時はやりきろう!と言う気持ちで親子共々、側にいるけどやる事は違ってとお互いを尊重しあい取り組めた瞬間でした。本当にこの様な場所を提供いただき、出会えたご縁に感謝します。 4年間弱親子共々大変お世話になりました! たくさん、ありがとうございました! 花まる親子クラス出身だと胸を張って年中クラスに送り出します!また会える日まで!***最初のちょうちょう作りの時間では、「〇〇ちゃんも作りたい!」と先生の蝶を見本にしながら、「どうやって作るんだろう?」と自分で考えて、蝶の形の画用紙を半分に折り、ストローをテープで付けて、ひらひらする蝶を作ることができました。 周りのお友達を見てみると、蝶に模様を描いている! それを見て娘もまねっこ。大好きなハートの形をたくさん描きました。(右は〇〇、左はママ描いていいよと半分こしてくれました) さらに、お隣にいたお友達親子が蝶のフチをカラフルな色で囲っているのを発見! それを見て娘もまねっこ。大好きなピンクと紫と赤で縁取り。完成したのでヒラヒラ飛び回ってみるとストローがフニャ。強度を増すためにストローをもう1本追加してテープでペタペタ。素敵なちょうちょうが完成しました!今まで以上に周りをよく観察していて、良いと思ったアイディアを真似して取り入れていたことにびっくり! また、去年はよくお風呂で絵の具遊びや色水遊びをしていたのですが、ここ半年くらい自由な絵の具遊びをしていないことに気が付きました。 部屋の中でも、お絵描き中に、ペンやクレヨンを手に塗る素振りを見せて、「いーい?」と聞かれても、「今日はおててに塗るのやめてほしいなー」と言ってばかりで、"今日は"と言っておきながらほとんど毎回だったなと反省。 保育園でもダイナミックに遊べる機会はなく、むしろ厳しめの環境なので、もう少し意識して自由にダイナミックな遊びが出来る機会を作らなきゃ!と思いました。 最後は、少し時間がオーバーしたものの、初めて「できた!」という言葉が聞けて、やり遂げた!満足!というような心残りのない状態で、自分で終わらせることが出来たことに感動しました!***・今日いちばん心が動いたこと →大きくなったら何になる、で清掃車!と言ったのが可愛すぎました。主張できるの良いこと。・ ワクワクしたこと →シフォン布隠し ・おや?と思ったこと →絵の具で全部青色にするかと思いきや今回はピンク、黄色なども使っていたこと。 英会話でブルーマニアと言われるほど全基本てブルー・ 嬉しかったこと →私の書いた感じたこと記録を褒められたこと 笑 ・幸せを感じたこと →大きくなったら何になるで飛行機になった時の嬉しそうな顔。***初めての参加でしたが、先生方をはじめ皆さんがあたたかくホッとする空間をつくってくださり、とても居心地が良く安心しました。クラスの最後に丁寧なフィードバックをくださり、これだけの人数がいるにもかかわらず、一人ひとりのことをよく見て理解してくださっていることに驚きました。また、子供だけでなく、親の振る舞いについてもコメントをいただけたことが新鮮で嬉しかったです。以前までは頑なに触らなかった絵の具も、ママと一緒ならと勇気を出して挑戦する姿に成長を感じました。絵の具が手についてしまって絶望しているお顔も可愛くてつい笑ってしまいました。色の名前を聞いてみると、BlueやGreenと力強く答えてくれ、その時に緊張が少しほぐれたように見えて嬉しかったです。