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90分のクラスの中で起こっていたこと、

みんなが感じていたことをシェアすることを目的に、

スタッフの目線からまとめたキロクです。

ストーリーが詰まった一瞬を切り取った写真と
違った角度から見たみんなの様子から、新たな気づきがありますように。

 

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西船橋&四ツ谷、キッズコースの様子をまとめてご紹介します。

 

〇はじまりのあそび

毎年、初夏の自然物あそびの回では、虫さんたちが教室にあそびに来てくれています♪

今回は、ダンゴムシとテントウムシ。

ちょうど、ダンゴムシに夢中になっている子たちもいました。

 

じっと動きを観察したり、発見を口にしたりする様子が見られました。

 

(虫メガネも色々な使い方が!思い思いに道具とも関わります。)

 

虫さんたちの横には、野草図鑑や虫がテーマの絵本を置いておきました。皆さん、気になったものに手を伸ばします。

 

オリジナル虫づくりにも挑戦。

 

感じたまま手を動かします。

 

どんな虫さんたちが生まれたかな~!
 

口にしても破れない素材で作った虫型のおもちゃを、

早速愛でている姿もありました♪

 

 

どうやって立てようか?

見つけた素材を自分でやりたいように組み合わせて組み立てることに没頭しています。

その場で何をつかってどうあそびたいかは自分で決める。これもまたよし♪

 

今回の大人のシェアテーマは、「自然あそび」。

 

小さい頃どんなあそびをしていた?

どんな光景を覚えている?

 

五感をひらいて、自然を感じていたあの頃の感覚をみんなで共有しました。

  
「先日、白いダンゴムシを見つけました!」と、とても珍しいアルビノダンゴムシを発見したことを共有してくれた方も。子どもの目線になってみると、大人の今も新しい発見や出会いがありますね。

  

〇ふれあいあそび

さあ、今日もあそぼう!

お名前よびの歌で思い思いのお返事をした後は…


おやこの心と体を使ったコミュニケーション、ふれあいあそび。

自然物にちなんだあそびの中で、お花になったり、虫になったり…。

 

こちらは息ぴったりのおやこダンゴムシさん♪
 

 

〇五感あそび

心と体がほぐれたら、五感あそびのスタートです。

沢山の素材と出会う前に、ひとつひとつ、その日紹介したい素材と深く触れていきました。

(貝殻が回る!という発見がありました。)

目をつぶって音あてクイズをしたり、そのものの形や感触を感じたり。

日常で、大人は目からの情報を沢山得ていますが、その「視覚」を閉じてみると、聴覚や触覚など他の感覚が開かれていくのを感じます。

 

四ツ谷教室では、石をあてるクイズをしました。

一見とても似ている2つの石でしたが、目をつぶり石に触れてみると、ひとつには窪みがあることを皆さん感じ取っていましたね。

 

自然物は、一つとして同じものはありません。

沢山枝や石を集める子たちがいますが、きっと彼らはひとつひとつのわずかな違いを感じ取っているのでしょう。

 

石に水をかけたら、色が変わりました。

ひっくり返して、裏にも水をかけて(やっぱり色が変わるんだ)と確信を持ち、「色が変わる」と教えてくれた子もいましたね。

雨の日の石の色と、晴れの日の石の色。確かに、違う。

 

大きな葉っぱは、持つだけでも楽しい!

 

お父さんにシュッと水を吹きかけられて、フキの葉っぱを傘代わりに。

 

冷たくて気持ちよかったね♪

 

小さなお花を摘んでは、水の入った容器に入れていきます。

もともとは、お花が入っていた容器でしたが、別の使い方をひらめいたようです。

とても小さなお花。摘まむ、引っ張るの工程は繊細な力の調整と、集中が必要。

 

どうしたら色が出るだろうかと、石や袋を使って試行錯誤。(色水を作りたい)という情熱から、何十分も考え、実験を続けています。

その情熱を感じ、ママや周りの大人も応援。少しずつ、淡いピンクの色が水にでてきました。

 

「こうしたい」を達成した後の表情は、ピッカピカ。

 

石で植物をこすると、こんなに色鮮やか。

 

とても濃い色が出ます。

 

容器に夢中になる子どもたちもいます。

クラスの大事な道具のひとつであるスプレーは、その仕組みを知りたいと、これまでも容器や仕組み好きな子どもたちの熱心な探求対象になっていました。

 

初めは、どう使ったらよいか分からないけれど、あれこれしているうちに急にシュッと水が出る。よく服がびしゃびしゃになっている子たちがいますが、熱心な研究の軌跡を見ているようです。

 

ママがシロツメクサの花飾りを作っているその横で、研究に勤しみます。

 

シロツメクサの茎を見て、入れられるかも!と閃いたんだね。

 

中に植物を入れたボトルを作りました♪

中で揺れ動く植物もおもしろいし、

 

ボトルの触感もおもしろい!

 

ゆらゆら動くね。自分の力で掴んで、変化を起こせるお勧めの探求道具です。

 

底から見てみるという、ナイスアイディア。

 

道具が目の前に出てくると、さらに子どもたちの創造力が刺激されます。

 

どの道具をどう使うか。

誰かに聞くわけでもなく、自分のアイディアを実際に行動に落としながら習得していきます。

 

時間と共に変化する、容器の中身。

 

子どもたち一人一人の世界が広がります。

 

*****

毎年、初夏と秋に自然物を扱った回を設けています。

何回も扱っているテーマなのに、毎年発見があることに驚きます。

散歩をしながら、どんな植物が生えているのか見てみると、場所によって生えている植物が異なっていたり、1週間前と後では、その様子が変わっていることも♪

よく見る光景の一部を切り取って観察していると、それ以外のことにも気が付き始めるから不思議です。

 

最近、スタッフが子どもたちとよく行く公園で、たくさんのヤマモモの実が落ちていました。早速誰かがそれに気が付いたのか、砂場や木の穴の中に、ヤマモモが集められていました。それを見て、今度はわが子たちがインスピレーションを受け、ヤマモモを集めたり、滑り台から転がしたりし始めました。

 

そこにはいない誰かと、ヤマモモを通じて一緒にあそんでいる。この時期ならではの、公園での光景です。

 

今しか出会えない自然物たちとの貴重な時間でした。

来年の初夏もまたお楽しみに。

 

 

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***みんなの感じたことキロク****

今までのクラスで最も私が楽しんだと思います。息子も大好きなダンゴムシを虫眼鏡で観察し、初夏の草花で(安定の)お鍋作成に夢中。 誰に教えられてもいないのに男の子は車や虫を好きになるからほんとにふしぎです。 持って帰ってきたお花や草は押し花にしてみました。綺麗にできていたら息子と栞を作りたいです。

 

***

 

コンクリートジャングルで生活していると、田舎で当たり前に見て触っていた自然物に触れる機会が無意識のうちに失われていることを実感しました。息子は知らず知らずのうちに自然に触れる経験が少ないまま成長していくのかもしれないのか、と考えたときに、親として何ができるのか?何をしてあげるべきなのか?は中長期的な課題かもしれません。クラスのアクティビティに息子があまり関与できず、奔放な時間を過ごしていましたが、それらも許容いただきありがとうございました。周りの参加者に比べて息子の月齢が低いので、なかなか輪に入って一緒に遊ぶというのも難しいかな、と思いつつ、それもまた彼にとって大事な経験かなとも思い、徐々にできることが増えていけばいいかなと楽観的に見守っています。

 

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じっくりと見たり、触れたりする遊び方をたっぷりと満喫しました。 身近にある自然と出会うきっかけになりました。子どもたちも、ここからもっと自然に目を向けて欲しいなぁと思っています。 花の名前や花言葉などを知ることができたのも嬉しかったです。 家に帰ってから、作ったボトルをみんなで眺める時間が新鮮で心地よかったです。 つい遊びとなると動きを求めがちですが、こうやってじっくりと探求する遊びも楽しいなと感じました。

 

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今回、断乳後 食事中心の生活になってから初めてのクラス参加で、持参したおやつを食べてから参加させてもらいましたが、息子はおやつ量が少ないと怒っていて、食欲と自己主張になんだか成長を感じるスタートでした。笑  そしてベビーカーの位置とおやつの入ったカバンを覚えていて、クラス中に何度も「あっち〜!」と指差して、ベビーカーに連れて行け!と主張し、連れて行ったらカバンを指差して「食べさせろ!」とアピールしていた姿が印象的でした。空間把握ができてきたことに成長を感じました。(食い意地は困ったものですが……苦笑 次回はたくさん食べさせてから参加させます!笑 私も勉強になりました) クラス中では、ペットボトルに植物と水を入れていただいたのが息子は好きだったようで、植物や水の動きが面白く、振るのも楽しかったようです。少し前までは目の前に出されたものをなんでも受け入れていた気がするのですが、あっという間に「これは興味ある!これは興味ない!」と自分の意思が出てきたなぁと感じます。色んな物に触れたり様々な経験をしたりして、興味の幅や世界を広げていってもらいたいなと思いました。