7/20-21 惨敗!福岡遠征。④今年もイカ。釣行2日め | 雨の日の釣師のために

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鯛ラバときどき隅田川バチ抜けシーバス

初日は惨敗。

初日の帰りに、「今日まわった3カ所でこれだけ渋いと、明日もタイは難しいかも」と船長。

そこで、明日はケンサキのイカメタルとタイラバの2本だてにするということに。

ついでに、帰りの飛行機の関係で、16時半の帰港にしてもらった。

やっぱり、この時期の玄界灘は、イカメタルになるのね。

で、昨日と同様、5時出船。

今日の同船者は、4名。

ベテランの方とその弟子の若者、昨日に続いて常連さんと私。

この常連さん、普通のお客かと思ったら、実は「遊漁船業務主任者講習」を受けているとのこと。

中乗りさんにしては、お客の世話をするわけでもなく、お客の割には、かなりいろいろ操船の手伝いをするので、よほどの常連さんかと思ったら、まさか免許取得中だったとは。

堀川船舶自体が、各種免許の教習をやっているわけですが、遊漁船事業のついでに実務研修までパッケージできると、修業先が無い船頭希望者にはありがたいサービス。

実務研修は30日必要なので、師匠船長がいないような場合は、事実上免許取れないって事だし。

中古船も堀川船舶で買ったらしいので、これもいいかもね。

もう一人の若者も、話を聞くと、船頭志望とのこと。

地方で釣りをすると、若い船長が増えているように思うけど、そういった人を支援する仕組みも出てきて非常に良いね。

利権にまみれたジジイを駆逐して頑張ってくれ。

この若者、きちんとした身なりなので、ホテルマン等のちゃんとした接客をやっている人かと思ったら、なんと本職はルアービルダー。

ジョイントのビッグベイトミノーを作って、地元の釣具屋で売っているらしい。

ヒラマサとかを、自分の作ったミノーで釣らせるみたいな船は、それなりにマニアウケするかも。

木を削るのかと聞いたら、CADで図面を引いて、3Dプリンターで型を起こし、発泡ウレタンで型成するんだって。

型が使えるということは、量産がある程度できるわけなので、ハンドメイドルアーのビジネスモデルって、今時ならうまく考えると面白くなるかも。

DXって大事。

好きなことを仕事にできて、地方でも商売になるよね。

なんてことを移動しながら聞くことができた。

・・・あれ、今日もけっこう走りますね。

「16時半に戻れるように、今日は近場をまわりますね」と言うことだったが、「近場」の距離感が東京湾とは違うのか?

2時間くらい走ってないか?

本日も、海しか見えないところで釣り開始。

ここはどこ?七里曽根?

まずは、タイラバを小一時間やってみるが、今日も無反応。

今日は、ハラシュートアンカーのおかげで180gでも底が取れる。

仕掛けを借りて、イカメタルにチェンジ。

7時40分、ダブル。この2杯は船長のお勧めで、沖漬けに。

8時10分、型が良い。これは刺身用。

ステイの後のしゃくりで乗ってくる感じだが、ステイ中にも、何かが小さくアタっている感じがする。

これって、イカなのか、それともクラゲなのか?

よくわからんので、小さな当たりにもアワセを入れまくってみる。

9時半、何回かアワセをいれていると、乗ってきた。

デカい。魚みたいに引く。

お隣からも、「相当デカそうですね。魚なら途中で外れるけど、ここまで外れないということはデカイカです。」と言われながら巻き上げる。

・・・・イトヨリかよ。それなりにデカいけど。

小さな当たりはイカじゃなくて、魚のイタズラ?

スッテを丸呑みしているので、スッテを外すのにも一苦労。

この後、小さいケンサキを1杯追加して、タイラバ再開。

やはり今日も当たりが遠い。

12時半、アコウ。良い型だけど。

13時50分、久しぶりに赤い魚。

レンコだけど。がまかつスーパークイックが外掛かり。

そして終了。

船中、マダイ4枚。常連さんが各1枚、船長2枚。

博多港へ爆走。

予定通り16時半帰港。

近くのコンビニで、大荷物を東京へ宅配。

GOで配車し、クーラーだけ持って、博多リバレインへ。

地下で有料シャワーを借りて、着替えてから、空港へ。

いつもの空港3階の鮨屋で夕食。

お土産を買って、機内へ。

いやー、またまた、惨敗でした。

2日間で、2回ほどレンコの良い型をバラしたのだが、ドラグの調整は食いが渋い時は手を抜いてはいかんな。

玄界の魚なら、ガッツリ食ってくるから、強気で良いだろうと思っていたのは大間違い。

それからロッドのアクションも大事。

折れたロッドを補修した炎月は、食いが渋い状態では使えないことが判明。

重いシンカー巻くにはいいが、魚が掛かった後では、もう一段曲がってほしいところで曲がらない(補修用のカーボンチューブが入っている)ので、バラしにつながってしまう。

それからリールの感度の問題もあるし、道具立ては重要だと思い知らさせた釣行でした。

GW開けが一番釣れるので、次はその時期に来てくれとのことだったが、それなりに人気がある船なので、常連さんによるとこの時期だけガラガラで、他の時期は片舷で12人とかが並ぶらしい。

大型船とはいえ、さすがに釣りにくそう。

近くのホテルが取れれば、アクセスが便利でいいよなあ。

コンビニも近いし。良い時期に試してみるか。