乗っ込みに合わせて買った「Force Master 601DH」ですが、海況が良くなく使用回数は多くないものの、タイラバで使う際の問題点がわかってきたのでまとめてみる。
そもそも終日、手巻きの手持ちで使うことなんか想定してないだろうし、タイラバで使わせるつもりで開発したわけじゃないだろうから、タイラバでの使い勝手をあれこれ言われても、開発者的には知ったこっちゃないだろうけど。
【問題点】
①重い
やはり、立ったまま巻き続けるには重量が重すぎる。
301DHの方が使っていて楽。100gの差は大きい。
②デカい
手持ちで巻くには、微妙にデカくて指が痛くなる。
これも、301DHの方が使っていて楽。
パーミングの仕方が悪いせいかもしれんが。
③感度が悪い
着底時の感度が悪くて、潮が飛んでいるときは、シンカーを二回りくらい手巻きリールより重くする必要がある。
重くしたところで、着底感度が改善するわけではないので、タッチアンドゴーが遅れてしまうが。
301DHも感度は悪いが、601よりまだマシ。
着底感度をあまり気にしなくていいような海況なら問題にはならんけど。
④パワーハンドル必須
ハンドル交換しないと、手巻きがキツい。
せめてもう少し長めのハンドルにしてくれれば良いのに。
301DHは、ローギアな事もあり、ハンドル交換無しでOK.
⑤思ったより速くない
タイラバを回収する時に、イラッとするなあ。
体感では301DHより若干速いくらい?
⑥タッチドライブの練習が必要
魚をかけた後、巻きスピードの微妙な調整が、ぶっつけ本番だと不可能。
操作方法を練習しておかないとバラシの元。
⑦フォールレバーの意味がわからん
理論的には便利そうだけど、実釣で使っている余裕ある?
⑧探見丸親機搭載船が、多くない
せっかくの機能が活かせない。
それからドテラだと水深とカウンターが潮の関係でズレてしまうので、何らかの補正機能が欲しい。
完全にバーチカルな状況って、東京湾でも遠征先でも最近のタイラバだとあまり生じない。
【良い点】
①安心のパワーと耐久性
ドテラで250m位ラインが出ていても、熱暴走することもなく、ちゃんと魚を連れてきてくれる。
細かいことを気にしなくていいような最盛期のディープドテラには最適なんだろうな。
②やっぱり楽だし手返しがいい
水深70mを超えると手巻き回収は積極的にはやりたくなくなる。
電動リールだと、ラインが250m出ていても仕掛けチェックとかネクタイ交換が苦にならない。
これはどの電動リールでも共通だけど。
③ブレーキ設定で、巻きの重さが変わらない
これ重要。1日手巻きでやるので、巻き抵抗は少しでも減らしたい。
④巻きが軽い
何度も書いてますが、301DHより巻きが軽い。
手巻きリールとも遜色ない巻きの軽さ。
東京湾で気になったラインのシャリシャリ音は、今回は気にならず。
同じロッドを使ったのだが、ラインが出る角度とかで違いがでるのかな?
・・・・あれ、褒められるのって、このくらいか?
結論としては、600/601は、シビアな状況のタイラバには向いていない。
着底感度の悪さがとにかく致命的。どのロッドと組み合わせても着底がうまくとれない。
この感度の問題って、ForceMaster201DHを買ったところで、解決しないだろうなあ。
200/201は、細ラインでシャロードテラ専用機と割り切れば機能的には問題ないけど、感度問題は使ってみないとよくわからん。
試しに201DHの中古品を買って、感度を試してみるか?
使いにくかったら、すぐに転売すれば良いし。
以上、参考になる?