元・港区女子とワインと楽団の野望 | 大したことも起きない日常 ver2

大したことも起きない日常 ver2

門前仲町の音楽家・塙一郎のまあまあ満足な日々の記録

この歳になってもまだ自らのバンドでの「なにがしデビュー」みたいな事に挑む僕と木村恵は、それに向けてのミーティングのために六本木で待ち合わせ。

協力を申し出てくれた某社にて、ハレノヒ楽団の今後についての意見交換と方針決めなどを諸々。

 

無事に終えて六本木駅周辺に戻り、さらに細かな二者会談のために「令和最後の天国」とも呼ばれているらしいサイゼリアへ。

21世紀の東京のど真ん中で猫型ロボットが運んで来る1杯100円のワイン(!)を飲みながら300円で結構美味いグラタンか何かを突っつくという未来感溢れる時間を過ごしました。

 

ちなみに以前、優も同席していた似たような機会があった時(僕はいなかったのですが)の様子がハレノヒ楽団の楽曲「遊びましょうか、東京で。」の歌詞づくりのキッカケになったらしいです。

♪ ワインはデキャンタで!

 

会談終了後、驚異の低価格ワインメニュー(ハウスワイン1.5リットルのボトルで1100円、しかも意外と美味い)と共にメグねぇに写真を撮ってもらいました。

せっかくだしメグねぇとのツーショットも。


 

 

 

 

ところで、待ち合わせ時に戻ってのエピソード。

僕らは今回、昭和の頃から超有名な「アマンド」の前で落ち合う約束をしていました(超有名な割に僕が実際に待ち合わせ場所として使ったのって、たぶん人生で2度目)。

地下鉄に乗って六本木駅に向かい、もうじき着くかなというタイミングで僕のスマートフォンにLINEの通知が。

ひと足先に着いたらしいメグねぇから

「なんとアマンドがなくなっている! 取り敢えず6番出口から地上に出た所で待ってます」

というメッセージ。

一瞬「?」と思ったのですが、たまたま最近読んだネット記事に「六本木界隈で大規模な再開発が始まっていて、アマンドもなくなってしまうかも?」というような話が書かれていたのを思い出した僕は、あらま意外にもこんなに早く撤退してしまったのか、とかぼんやり思いながらも特に何も考えずに6番出口へ向かいました。

無事にメグねぇと会えて、通り沿いの街並みを見渡します。

「ホラ、ここがアマンドだったはずなのにソフトバンクショップに変わってるでしょ!」

とメグねぇ。

おお、確かに・・・。

今後はもう「アマンド前で待ち合わせ」は出来なくなったという事を覚えておこう、と思いつつ、いざ目的地の某社に向かって出発。

 

僕は今回が初めてなのですがメグねぇは以前に一度行った事があるという事で、彼女に後ろに着いて歩き始めます。

右上に首都高速道路を見上げながら六本木通りを行くメグねぇですが、100メートルほど進んだ段階でふと僕は気づきます。

この前メグねぇは「某社は西麻布にある」と言ってたよなあ、でも六本木通りが下り坂になってきたぞ・・・。

「メグねぇ! 西麻布に向かうんだよね?」

「そうそう。結構この先歩くんだけど」

自信満々に答える彼女。

僕とメグねぇが最初に知り合った25年以上前のあの頃、彼女が運営してた音楽制作会社「ビーフラット」のオフィス兼スタジオは西麻布にありました。

僕も色んな楽曲制作作業で何度も通いました。

なので当然この界隈は彼女の「庭」同然だとは思ったのですが、いやでもコレは違う!

「ちょっと待った! 逆方向に進んでるっしょ!」

「え・・・?」

という状況になったのがこの地点です。

 

 

「あれ? あ、いや・・・、ホントだ! いやあ、指摘されなかったら私、このままどこまでも歩いてたよ」

「いやいや、しまいにゃあサントリーホールのほうまで行っちゃうよ!」

メグねぇは当時、原チャリで港区内をかっ飛んで移動するライフスタイルだったので、意外と地下鉄利用&徒歩移動の機会がなくてよく把握してなかったらしいという「都会人すぎる人・あるある」だったのでした。

 

僕の間違いのスタートは「地下鉄6番出口」が六本木交差点のどこに位置しているかを全く気にもしていなかった点でした。

メグねぇはそこがアマンド側にあると思い込んでいたので、交差点に対してこの位置にあるはずのアマンドがない! と思ったわけです。

僕は僕でたまたま「六本木再開発!」の記事を見ていたせいで、ホントだ~、とか思ってしまい、二人して方向感覚を逆に捉えて歩き始めたのでした。

下り坂になってなければ僕もしばらく気づかなかったかも。

そういえば過去にも何度か「大きな通りとその上に高速道路の高架が圧倒的に景色を支配している場所に地下鉄から出てきた」というパターンの時に間違えた事あったなあ。

 

てなわけで六本木交差点に引き返し、対角線方向を見ると、あるじゃんアマンド!(^^♪

皆様、今後も「アマンド前待ち合わせ」は可能です。

 

 

そして各国の大使館などがある閑静な地域を進んで無事に目的地に到着。

 

 

細い道が行き止まりになっていたりしてちょっと複雑な界隈ですが、メグねぇと初めて会ったあの場所はそこからほんの1ブロックしか離れていない事に気づきました。

記念にアップした写真です。

 

 

 

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ハレノヒ楽団ワンマンライブ【ハレ舞台 Vol.5】

2024年6月21日(金)

会場:六本木クラップス

https://c-laps.jp/

時間:18:00 Open/19:00 Start

料金:予約4500円/当日4900円(税込み・+1ドリンク)

予約順全席指定
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僕がリーダーを務める「ハレノヒ楽団」、前々回ワンマンの時のダイジェスト前半です。
このチームの雰囲気が伝わるといいなあ、と思います。

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トシちゃん2023・拡散祭り、僕もイッチョ噛みさせてもらってステージからの撮影で勝負してみたシリーズです。素人なりにですが渾身の編集をしています、ぜひご覧くださいませ!