ぼっちヒロシと養老孟司『ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?』を読んで猫と語る | いろんなものの鎮め方

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物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

月曜日

土曜日から2泊3日

夕方帰ってきたら

お出迎えのハチワレ


​さて

ミルクで祝杯といくかニャア

餌をやってそれから

旅の空の話をしながら

無事を喜び会う


出張中にスリット鉢をポチってしまい

明日はそれが届く予定だ

さて明日は暖かいみたいだし

久々の野良仕事かな



クリスマスローズが綺麗に咲いてる

晩御飯は残り物と

厚揚げのおろし大葉がけですませる


出張中

読んだ本

小川糸『今日の空の色』

以前読んだ時は無色透明な印象で

・・それ以来手にすることは無かったが

この本は

初期の頃の作品みたいで

自分の考えを

はっきり表明しているところがいくつかあって

血が通った活き活きさが

心地よかった

グラビアとエッセイは違う・・


周りに流されたら

だめだニャ


続いてヒロシの『ひとりで生きていく』


TVで何度か「ぼっちキャンプ」を見たことがあり

知人からヒロシはお酒が飲めないと聞いていた

なのに焚き火で・・キャンプ?

と少々不審だったが・・

子どもの頃から今に至るまでの体験で

しっかり心身を作ってきたことが

よくわかる

群れず・帰属せず・置かれた場所で生きることに固執せず・期待せず・執着しない


それを

時折「品がない」という言葉でジャッジするとこなんぞは

生理的な部分が拒否している点で

骨身につけたホンモノなんだろうなぁ


並行して読んでた

養老孟司『ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?〜脳化社会の生き方〜』

と幾度となく交差する

養老さんも

人も自然の中で自然の一部としてあることを良しとするところがあり

この両名

"身につけているものだけが財産である"派かな



脳化社会の結果

人類は都市化を進める

(足るを知らない人類は)

そのことで

多くを手に入れ

多くを失っているー読みながら

今さらながら我が愚かさに気づく

欲深い生き物やニャア

わたしも

(表題にある)ゴキブリは唯一の苦手生き物だが


有り余る食べ物を食べもせずストックし

食べたもの始末をしなければ

ゴキブリだけでなく生き物が来て

自然に返そうとする・・

(ちなみに殺虫殺菌も脳化社会の都市化にすぎず)

それが自然ニャ

殺虫殺菌をしないので

家の中の鉢にダンゴムシがいても

(最近見かけなくなった)蜘蛛がいても


食べ物がなければ

小蝿やゴキブリは出てはこない


う〜ん しみじみ

"自分の存在自体に罪悪感を感じてしまう"本だった・・

たびたび

読んだ方がイイにゃ

"足るを知る"を忘れないように

SDGSもやらないよりマシだけど

ほんとに忘れたらあかんのは

知足 知足


もひとつ印象的だったのは

"子どもは自然で

都市化に順応させるために教育をしてる"という説

確かにルールと言いながら忖度まで

群れて生きる=社会を作る

致し方ないとは言え・・


自然を残した社会を作らねば

自然を残したまま子ども(次世代)を育てなければ

心に刻む


出張中

ヒロシと養老孟司さんに

気分転換以上のものををいただき

大いに感謝です


この景色

ハチワレ😼にも見せてやりたかったなぁ


なんてことを言う!

知足ニャ!