西加奈子『夜が明ける』から猫的生き方?までの週末 | いろんなものの鎮め方

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物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

木曜日

断捨離した本をゴミに出し

スッキリ

 

自転車もスッキリしてくる

 


午前中

お買い物に出かけ

ガーデニング用の

レンガブロックを購入

花台に使えるかな

 

 

 

お昼ご飯の鍋焼きうどんを食べながら

昨夜のサッカーの録画を見る


 

昨夜既に見てる相方も一緒に

観た前半戦

結果が分かっていても面白い

 

お茶の時間には

サッカーの後半戦を見る

(いつものように・・失礼!)

シュートが枠を外すのを見ながら

「浅野ぉ〜枠に蹴らなぁ〜」と

3回もため息をついた後

信じ難い神ゴール🙀

 

たまたまでも

偶然なんかでもない‼︎

何度も何度も点を取ろうと

シュートしてたからできた結果の

ゴールだと思った

 

それと権チャンについては

気になってたので

 

 

少し前

心に残った新聞記事

立ち上がりの失点をものともせず

何度もセイブした勇姿が

メチャクチャ

嬉しかった

 

優勝したかなようなみんなの

喜び様

目を赤くした森保監督が

勝利インタビューで話す姿が

すっかり

現役選手に戻ってたのも・・イイ

 

長友のはしゃぎぶりも

良かった 良かった

 

やりたいことができてる人生は

なによりだ

(日曜日の試合は

時の運もあるし・・コスタリカは強かった

アレされると 切り込めない日本

久保くん 出せばどうだったんだろう

ちょっと見てみたかったわ)


その後

夕方まで

お部屋でまったりして

晩御飯

 

 

なんだか急に

 

美味しい‼︎ものが食べたくなって

自分の感覚に一生懸命問うてみるけど

う〜ん

よくわからない

 

お茶の後

自室に上がる前

セロリの葉の豚肉巻きを

生姜焼きの豚肉で作ったけど

味付けが今ひとつピンとこず

そのまんまにしてある・・


塩胡椒して

ポテトサラダを添える?

それとお麩のお味噌汁にしようか・・と考えて

ウ〜ン

結局

 

 

 

セロリの葉の肉巻きを

断面が見えようにカットして

玉葱・しめじと炒めて

コンソメで味つけてみた 創作料理

食べた後でほのかにセロリの風味がする

ポテトサラダは作ったが

今日は合わないから

 出さなかった

 

 

お味噌汁は小松菜と人参とお豆腐で

お麩の登場は無し

 

今日は買い物だけでなく

米糠調達・山椒の木探し

神社への散歩

とインドア人間の私としては

結構なアウトドア日だった

 

⚽️WORLDカップ効果かなぁ

 

丑三つジェットストリームに

目覚め

懲りずに『夜が明ける』に挑む

3分の1くらいから

少し物語りのトーンが変わり出してきたけど・・

心がなかなか動かない

 

ひょっとすると

この本だけじゃなく

読書する自分の姿勢が

このところの断捨離で

変わってしまったのかなぁ🙀

・・全くもって読みづらい

というか

飲み込みづらい・・


 金曜日

バタバタしてるうちに

あっという間に

お昼ご飯になる

 ハムカツサンドとポテサラ卵サンド

 

 

ハムカツサンドは

 ブロガーさんの記事に刺激され(貴重なるヒントとアドバイスありがとうございました)

 こんなものを見つけて

作ってみた

 

胡瓜とマヨネーズ+ハムカツ+キャベツとトンカツソース


大満足!

翌日 土曜日の昼は

残りのこのハムカツを使って

ハムカツカレーを愉しむ

相方は福神漬けを



私はカレーパウダーを


それぞれトッピング?して

熱々をいただいた

けっこうボリュームがあった


ねこ刺繍のほうは

木曜日はせず

金曜日
ジャズを聴きながら・・

舌の感じがでたかなぁ


4日目で

 耳がだいたい終わったけど

 

少し左右感じが違うかなぁ

まっ それもいいか

それより

 ミックさんの口ばかり気になって

ハチワレだということを忘れてた

左の額の黒の部分

少し狭くしたほうが可愛いかなぁ

夕方まで

黙々と

黒い毛並みを楽しむ

かわいい😼


一日開けて5日目

日曜日の午後に

少しだけできた



左の目のところ少しほどいて

口の中と鼻の頭

ほっぺかな

黒や白といっても

随分色目が違うのがわかる

ほんと 色の世界

面白いなぁ


金曜日の晩御飯は

寒い時の定番

煮干し出汁の焦がし葱鍋

 


おりしも

ブログで我が😼のようになじんでいる猫ちゃんが

病気になったり

虹の橋を・・だったり

切ないことがつづいてる

・・

別れは辛い・・ほんとに・・

みんなに幸あれだ・・ということもあって

 

 

丑三つ読書で

気分を変えて

『猫は笑ってくれない』向井康介

を読んで見ることに・・



土曜日も

午後から続きを読んで



お茶を挟んで

(土曜日は久しぶりに

クッキーを焼いてみた

美味しかった・・)


『猫は笑ってくれない』を読み終える


猫が甘ったるくなく扱われてて

それでも重要な場にある

書籍名『猫は笑ってくれない』

そのまんまがころっとした

小説だった


向井康介さんは脚本家で

映画は何本か観たことがあった

「陽だまりの彼女」「聖の青春」

共通して印象深かったのは

台詞を言った後の

あるいは黙ったままの役者さんが

生きる(活きる)点・・


久しぶりに本を読んだなぁ

つっかえてたものがとれて

スッキリした〜


偶然にも

手こずってる『夜が明ける』の西加奈子さんが

推しの本みたい・・


それに気づいて 夕刻迫るなか

気を取り直し

『夜が明ける』読みを再開する

丁度 納土さんという憧れの演出家が

主人公と話をしてるシーンで

大事にしていることを問われた納土が

"  自分が撮らなかったところについて考える "と答えているところに

目が止まった


自分が選ばなかったことに思いを馳せるー

どういうことか?

「う〜む」と うなったところで時間切れ


晩御飯は木曜日に次ぐ

またまた

まさかの創作料理


焼き鳥缶とセロリの葉・白菜・長葱の煮物

塩胡椒で味付けてみた

セロリの葉を少しに加減して・・


小芋とわかめのお味噌汁

胡瓜の酢の物は山芋が入ろうが

カニカマが入ろうが

いたって素朴な味でまとまる


セロリやパセリはそうはいかない・・

パクチーは・・私には食べられない


丑三つ読書は『夜が明ける』

前編の最後

「・・そんな風に思いながら会社の床で眠る明け方、俺は限界まで疲れている。でも同時に、希望にも満ち溢れているのだった。」

を読み

ようやく 読みにくさの理由が分かった

今の自分と主人公たちのテンションの

"質の違い"だ


そうそう

本を読む時は

人と付き合う時と同じで

自分のペースや勝手な思い込みでは


関係を損ねる


ここにきてようやく

この本との付き合い方に気づく

と同時に

一発もらった貴重な"ねこだまし"🙀


断捨離して自転車をリメイク中

どこか

気持ちが混乱してたけど・・

その原因は

若返った(前に戻った)かのような気がした気持ちの混乱で

それは完全に錯覚だ

次の段階に軽やかに進めただけなんだわ


(若返ることはない)


大好きなロードバイク

だって



「(競技自転車を街乗り自転車にすることの)

後悔へは

老いを受け入れる冷静さを

淋しさには

これまでの感謝を

持ってくれたらいい・・

そうすれば もう少し

一緒にいられるじゃないですか・・」と

いってる気がする


丑三つ読書の流れで

日曜日のほとんどを

自室で読書に費やす


家の中にある観葉植物のうち

バケツに漬けられる6鉢を

ひとつずつ ドブ漬けで給水させる

本の切りのいいところで・・引き上げ

次の鉢に・・



鉢を戻しにいく

リビングで

分解清掃され

新たに

組み上げられていく


自転車の様子を

覗いては・・自室で本

これを繰り返し午前中が終わる


お昼ご飯のオムライスを食べては・・本



落ち葉の掃除を楽しんでは・・自室で本



お茶の後

秋の日差しに温まっては・・自室で本


夕刊がわりに縄張りの偵察に出て

アゲハの幼虫を思い出しては

・・自室で本



『夜が明ける』を読みきった時は

もういい時間だった

本当はもっと薄い月だったのに

何故かまん丸に写ってる


この本 作者自身が

閉塞した時代を生きる

悩みと迷いの答えを登場人物に語らせた・・

そんな力作だったと思う


村上春樹さんがよく

小説家は小説の中で

堂々と嘘をつくことを許される・・

と言うけど

おんなじ姿勢で書いた

エッセイとも

"心覚え"とも とれる


マスコミや広告代理店

芸能界・・そんな世界を舞台に

それこそが

世相の写し鏡であり


そんな世界の作る幻想を

空気同様に受け入れて

感覚を麻痺させている現代人を・・

(作者自分を含め)

自業自得(当たり前なこと)と思いながら


同じ時代に生きる悩める自分に

これからを生きていこうとする自分を

鼓舞するために書いたーみたいだ


だから


己で生き方を決めてる

強い 彼女・彼女・彼女・彼女・彼・彼・・

己をもてあます

弱い 彼・彼・彼・彼女・彼女・彼女


どの登場人物の語りも

くっきり

記憶に残るものとして書かれていた

(これらの語りこそが

そのまんま西加奈子さん自身の"心覚え"なんじゃないかなぁ)


初めはあんなに手こずった本だったけど

最後まで

読めてよかったと思う


西加奈子さんの苦悩に添いながら


今自分はどうやって

絶望を希望に変えようといきてるのかなぁー

と考えてみる 

・・詰まるところ生きる姿勢を考えることになる


「結果(成果)より続けることにこそ意味(得難さ)がある」

「相手(あらゆるジャンルで変だと思うこと)の土俵にのらない」

「自分の価値は自分が決めているんだ」


【日々淡々と 警戒を怠らず 泰然自若】

てことかな


アレレ〜

なんだか

この生き方って    猫みたい🙀じゃない?



後付けを見て

「小説新潮」2019年9月〜2021年1月の連載だったことを知る


う〜ん

だから

3分の1くらいでトーンがかわり

急に読みやすくなり

(編集者のアドバイスかなんかあったかな)


だから

時折

社会動向と社会現象と社会問題となった事件が

記されているのか・・


だから

鉢の給水がテンポがうまくハマったのか


だから

記憶に残る登場人物がクリアに完結してたのか

なるほどねぇ



でも「5年ぶりの長篇」はどうかと思うなぁ・・

全17巻完結!ってことだよねぇ


週末最後の晩御飯は

手こずった本を読み終えた疲労感と

サッカー観戦のしやすさを考えて


珍しい

たこ焼きと焼きそばのツートップ



組み上がった自転車とサッカーを見ながら

食べ始めた


新しい週が始まる

当たり前の週が明けるー

この当たり前

この平和にこそ感謝やな


丁寧に過ごしていこう


開けない夜がにゃいのも

生きてるからにゃ