やっぱり孤独に浸りたい | いろんなものの鎮め方

いろんなものの鎮め方

物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

週末は

仕事の打ち合わせをひとつやっつけ

ようやく

野暮仕事に蹴りをつける


その後

知人のお家へ



お昼ご飯は冷や汁

鯵の風味がそれなりにして

思ったよりさっぱりとしてた

・・茗荷をのせると

爽やかになり

さらに美味しかった


人間関係を紡ぎたい知人

人間関係を削ぎ落としたい私

・・・

話していると

違いが解って面白い



翌日 日曜日

パグの集まり



知犬の兄妹に会う

妹はおつかれ


母親似の兄


やはり

私にすれば

知犬がいちばんパグらしく

言わずもがな

可愛い


生まれてちょうど10年も経つ犬たち

飼い主もそれぞれお年をめして

中には

孫連れの方も


わたしはフリーなので

庭を見ながら




草木の手入れをしたり

下草をどけたり・・



虫や生き物は苦手でなく

自然の中で

生きてる姿を見ることが

普通に好きなので

楽しめる



子どもたちが

興味を示して

いつのまにか

寄ってきて



いきものの世界の不思議と美しさ

いっしょに

感動できるのは 子ども心か


部屋に入って

くつろごうとすると

「○○の人」と呼びにくる



見たものを 絵を描いたり

感じたことを 話をしたり

絵を描きながらそれを

父の日のプレゼントにすることにしたり

・・

色を塗ったら ステキとか


結局

たっぷり3時間

・・子どもにひたった(ひたられた)

   

日曜日 夕方帰宅

道中の印象

・・観光客が増えたなぁ


本日の予定は

すべてキャンセルしようと・・

くたくた状態で駅に到着


お迎えの車中で

阪神の踏ん張りを知り

奮起して 買い物だけは済ませた


晩御飯は・・相方チョイスで

白身魚のフライ

買い並べですませることになった



それでも

かろうじて サラダを作る

キャベツをたっぷり



後は簡単にすませ


早く寝る


月曜日

まだ疲れは取れず

野良仕事だけは

どうにかすませねば

(留守中の疲れは お互い様)


昨日の遊び疲れか

午前中はゆっくり

 体力回復に努める


とりあえず

猫刺繍の  はみでてるほっぺの

失敗はほどいておく


デスクワークの雑仕事を

ぼちぼち片付けて


お昼ご飯はトマトのパスタ

酸味が効いて

食べやすい


(パセリを忘れた)



午後から またまた

体力回復のため

午睡


目が覚めた時

一瞬

どこにいるのか わからなかった


お茶は



水羊羹 ほどよい甘さ

口当たりが良い


少し元気を取り戻し

読書

山田詠美さんの

『明日死ぬかもしれん・・』を読み終える

う〜ん


復刻版の本たちとは

また違う味わいやなぁ



夕方少しだけ

猫刺繍


3日していないので

今日で10日目

今日は2時間弱


少しずつ

身体ができてきたかなぁ


顔のラインを直したので

首の周りとあごをつなげれば

顔がもっと小さくなり


目が生えるかな・・


刺繍糸の長さを半分にしたら

糸の傷みが減り 扱いも易くなった


濃淡をつけて

縞をもっとはっきりさせたいな・・


412・413・414・415

のグラデーション 


hirokoさんは

おそらく

色を感覚で覚えていて


絵筆を使うみたいに

針が

使えるんじゃないだろうか・・


やってみないとわからないこと

その域にいくまで失敗も沢山あったんだろうなぁ


晩御飯はアユをお料理することに



それと

お家でほっこりするには

鍋に限る




冷や奴と胡瓜の酢の物

お味噌汁の献立を変更して


水菜で小鍋


鮎は少し 怖い顔になってたけど



夏の金麦と

胡瓜酢をかけていただいた



日常生活に戻り

体と心がストレスのない平穏さを取り戻し

この感覚こそが 普段っていうもので


疲れがとれてきたというか

ストレスのないことこそが

快適だということ・・

よくわかる


歳をとると

"  変化こそ最大のストレス  "ということか


なるほど


高齢者の環境の変化は

たとえそれが

良い変化であっても

変化自体が

命取りなんかもしれんなぁ

妙に納得する・


だからこそ

最後まで自宅で過ごせることが

最上級の

幸せな生き方

なのかもしれないなぁ


病院にも行けない

昔の人のライフスタイルは

ある意味幸せだったのかもね

(姥捨山 楢山節考もあったか・・)


火曜日

朝から雨


苺と



胡瓜を



収穫 


苺を半分こにして・・

大きい方が 少しだけ甘味が強かった




撮り溜めのテレビを観ながら

雑仕事を終え

少し猫刺繍をする


お昼ご飯はカレーピラフ



福神漬けって

7種類の野菜の塩漬けで

作ってるみたいで


種類にこだわらなければ

なんか

作れる気がする・・


(今度 挑戦してみよう

 大根・人参・蓮根・胡瓜・紫蘇のみ・ズッキーニ  ・・・西瓜の皮なんてどうかな)



午後からは

読書


川上未映子の

『すべてはあの謎に向かって』を読み終える

週刊新潮に連載されていたエッセイ

言葉を大事にする作家さんのようだ

普段使いの言葉

丁寧にしたいな


外は風も強く まるで嵐

なんだか梅雨入りもしたみたいだ


今日の猫刺繍の成果は

手かなぁ


今日で11日目・・

お天気が悪く

思うように行かないけど


少し こぶみたいになってる縞のところは

まだ刺してなくて

も少し濃い色で仕上げるみたいだ

・・かわいくなあれ


晩御飯は

お好み焼き



今日はモダン焼きではなく

シンプルにしてみた



オタフクのお好み焼きソースが

美味しい〜


お醤油もだけど

お好み焼きソースって

美味しいと思う


丑三つ読書は西加奈子さんの

『iアイ』



ついつい読みすすめてしまう

主人公が

数学に没頭することで

全ての雑念から逃げる気持ち

よくわかる

・・だからどうした

・・それがどうなんだ

でも 確かに

救われるんだよねぇ


そんな話しの展開なのか

どうなのか



水曜日

朝 まだ雨が残ってる


野良仕事も刺繍もできないので


午前中

『わが母の記』を見る



原作の井上靖は好きな作家で

高校生の頃 読んでいた


井上靖は

幼少期 母と離れて育った・・

確か 志賀直哉もそうだったか・・漱石だったか


晩年の母

認知が入ったその母親との確執

捨てられたと思ってる主人公


それも思い込みの世界の話でしかない


頭の中に浮かぶ事って 案外現実とは 

乖離しているものだ


思い込むことで

現れる世界



映画を見てて 味わった

ロケ地の綺麗なこと


長く縛られる記憶は

えてして 思い込みでしかない・・

それも 徐々に創り上げて刻み込み

" 思い出"として完成させる


話の終わりごろ

戦時下で

「我が子がひとりでも生き残ってほしくて

跡取り息子を遠方に避難させた」母の真意を

偶然知ることになる


あんなに恨んでいたのに・・

幻想に振り回されることの

アホらしさを・・あるあるだけに

笑えない


お昼ご飯は

チキンラーメン


今日は

野菜と鶏肉の醤油煮



ネギもトッピングして

お湯を注ぐ



お皿で蓋をして

3分待って 完成

なんだか カップ麺みたいだなぁ



前回の作戦通り 

わたしは1個にしてみたら



ちょうどよかった

恐るべし チキンラーメン


食後 昨夜の

丑三つ読書の

西加奈子の『iアイ』を読み終える


盛りだくさんのテーマ

そう

お昼食べた

チキンラーメンみたいだ


今のわたしに それを

消化しきれるか・・

でも 確かに

西加奈子さんの小説は

おもしろかった


いつのまにか雨が上がってる


今日の猫刺繍は

手と

左の額と首のところかなぁ


濃くなる縞をあらかじめ

ペンで描いて わかりやすく

可愛いくなるように・・デッサン



夕方から何度も

仕事の連絡が入り

そちらに手を取られる

困ったもんだ〜

変化のない日常生活を楽しみたいのに

外界からの刺激もいらないのに


今のわたしは

あらゆる呪縛から逃れたい

ただ ただ

孤独に浸りたい