村上春樹『雑文集』 | いろんなものの鎮め方

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物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

月曜日 丑三つ読書

『みみずくは黄昏に飛びたつ』

の第2章に入る


「悪」の話で

村上春樹さんが


ー個人レベルの悪を引き出すのは

自分たちが作り出した"システム(国家だったり、軍隊だったり)"なんじゃないかー

と語ってる


そのことを意識した上で再度

寺山修司の

『群れるな』を引っ張り出してきて読んでみる

・・・

戦後の学生運動の時代を経験した世代は

はたして どんな

今の時代の踏み石になれたんだろう・・

目先のあれこれに目がくらみ

快楽に溺れる


結果

格差を生みながら

物言わぬ従順な国民を作ることに寄与した・・

言い過ぎかもしれないが

未来への配慮に欠けた世代かもしれん


誰のせいでもないし

皆んなのせいでもある


そうしてできたのが

村上春樹さんも言ってた

システム(国)ということだろう


言葉にできる力が羨ましい


今日は

トレーニングがOFFなので

仕事のメールのやりとりをすませ


早々に 野良仕事でも・・


リーフレタスを植え替えてみる



空いているところに

大葉の種を蒔いてみた



こんな感じでベランダに設置


なんとなく

無気力日和で

何にもする気にならず

音楽を聴いて過ごす


お昼ご飯は

ナポリタン


卓上のイタリアンパセリを

お好きにトッピングして・・


お腹いっぱいで

しばし休憩


食後

手頃な読み本もなく

仕方がないので

猫刺繍の予習にかかる



分かりにくい・・

間違い探しみたい


それと

縞の黒い色が

どうもキツくて・・色変しようかどうか

迷う

今手元にある

 C osmoの600を使ってるけど

OLYMPUSの900買ってみようかな


もう少し落ち着きのある黒

光沢があってもいいかもしれない

・・

探そうかなぁ

自分の好きな色を


夕方来客

無事終了


午前中

日向に移動させたお野菜の鉢を見ると




支柱の先が

何気にあぶない

・・可笑しいかなぁ

こんな使い方(椅子の足カバー)




とりあえず 設置


晩御飯は鮭



骨のない切り身を揚げて

サラダにトッピングしたもの

小松菜と煮つけたスキミ


大根としめじのお味噌汁


骨が多かったけど鮭

味は良かった


丑三つ読書は

また また

『みみずくは黄昏に飛びたつ』

ー集合的無意識ー

河合隼雄さんの『影の現象学』のなかにもある

もので


これは先に読んだ

"個人が集団化してシステムを作ったそれに

自ら悪行を行う"

それへの根拠出しにも読める


村上さん自身が

「洞窟スタイル」の語り部作家だ

という話が展開していく下りが


村上春樹さんをMRIしたような本で

面白すぎる・・読み終えるのがもったいない




火曜日

朝のルーティンを行い

明日からの出張が頭にちらつき

気が重い


切り替えて

バジル 挿木のノートづくりをする

本の禁断症状が出てきたのか

図書館に行きたくてしかたない

気分転換に刺繍のステッチの勉強をする

ロングアンドショートステッチ



「ポイントは"並行・糸を割る"

糸の色を変えても

糸を割ると

グラデーションはこんな感じでつきます」

と説明してくれる


猫の刺繍をする時

どっちもしてなかった


素人の私は無謀にも


まず

猫の毛は曲面の身体にある毛穴から

生えているから並行かつ直線にはならないー


それに

毛は1本ずつ単独だー


と考えて



色をつけていくというより

毛を置いていく感じで

刺していたもんなぁ〜


次にする猫は

糸を割るほうがいいのかなぁ

・・・

糸の引っ張り加減で沈み方の違いもあるし

どこから割るかでグラデーションも違うはずだ

考えたら 面白い・・

どうしたら もふもふできるか


お昼ご飯は蓮根天丼



蓮根天がいつにも増して

辛い 長葱と細ねぎをたっぷり入れた

そうだ節のお醤油が

いい味を出してる


午後は出張準備


晩御飯は

あり合わせで



鳥の唐揚げとサラダ



コゲコゲチーズ羽付餃子と冷や奴


寝る前に

録画してたワイルドライフの

ユキヒョウを見た


ユキヒョウの刺繍もいいかなぁ


丑三つ読書・・


例の本を読んでいるのだけど

ポツポツ

河合隼雄さんが出てくる


私も河合隼雄さんの本が好きだ

・・自然とつながっていく


水・木・金曜日と出張

すっかり人並みはコロナ前に戻っている

打ち合わせを詰めて行う

・・

金曜日の夕方帰宅

晩御飯は急に寒くなったので

生ハムサラダはやめて

鰤の水菜鍋


久しぶりの日本酒

今回の出張

村上春樹さんの

『雑文集』に随分救われたなぁ



壁と卵
自分もひとつの卵だよなぁ・・