ご褒美は猫と過ごすより猫になること | いろんなものの鎮め方

いろんなものの鎮め方

物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

水曜日の朝


お餅をこんなふうに食べる

ベタベタな納豆のついた食器

洗うのが・・嫌で


ごめんなさい  です



昨夜の続きで



目次を見返してるだけで


さっき読んだ

エッセイの世界で

遊べる・・



山極寿一さんのゴリラ

曳地 トシさんの「雑草の効用」



村山由佳さんの辛い 振り返り

角田光代さんの・・



万城目 学さんの京都・・懐かしい


エッセイは

寝る前のひと時の

アロマオイルみたい・・

心のメンテナンスに

ピッタリだと思う

(残念ながら 

 寝るには まだ早い

 というか 起きたばかりだけど)


立て続けに

これも

読みかけを再完読


『逆立ち日本論』



それぞれの個性が

うまく絡んで

楽しい・・


世界的な

ユダヤ人の立ち位置を知るために

ユダヤ人でないという定義から

詰める発想

おもしろいと思う


対偶で

説明するんだ

そういうことか・・・


なるほど  と

感心してしまった


午前中は

とりあえず

年越しの図書館の本を

返却に行く


 図書館の駐車場脇では春が

日向ぼっこしてる



その足で

今年はじめての

食料品の買い出しに回る


気になってた遠方の弔事も

無事すんだみたいで

ホッとした


お昼ご飯は

トッピングを出来合いものにしての

 鍋焼きうどん



材料を準備して

人参・シメジ・葱・竹輪・卵



食べる人のタイミングを計って

準備をすすめる


作るたのしさも

いただきます♪のうちだ



相方は 

かき揚げを

あと乗せで



私は 

ゲソ天を

煮込みで



食後は

コーヒーを脇に置いて

『小川洋子の「言葉の標本」』

を開く



読むというより

おそらくコンセプト通りなんだろうけど

博物館の展示を見るみたいだ

ページをめくって

のぞいていく


でも その古めかしさの

作為的なところが

気になりだすと


申し訳ないけど

ボンヤリしてる今の私には 

キツくて

少し気味 悪かった



写真が・・

言葉の力と

相殺してる感じがする

・・なぁ


さりげない方が 好きだゎ


残念・・

感覚が置いてかれる




うたた寝をはさみながら

読んだのは


はじめての作家

南木佳士さん

『こぶしの上のダルマ』



まずは

登場人物の

関係性の説明が巧みで


昨日見た時代劇

『蝉しぐれ』より

時代劇っぽい



お茶の時間になったが

お昼の鍋焼きうどんが

胃にもたれて


☕️のおともにと買った

まるごといちご🍓は



明日

食べることにした


目の前では

お出かけから戻った相方が

ニコニコしながら☕️を飲みながら

"あんはさーむ"をパクパクしてる


こういうのが

なによりの 幸せだ・・


その後

南木さんの

小説の短編をふたつほど

読んで


そのあと

Amazonプライムで

『ごくせん』を見る



(やんくみ)が

面白いよなぁ〜


仲間由紀恵って

カッコイイし

可愛い


晩御飯は

賞味期限間近の牛乳を

使い切りたくて


グラタンにした



鶏肉をたっぷり目にして



サラダはコーンが主役で

レモンドレッシング


季節感のない胡瓜


悔しいけど

美味しい



普段から テレビも

私がのびのび自由に

独占しているため


食事中のTVは

ほぼほぼ ニュース以外は

相方の好みを優先してる


だから たいてい

スポーツ観戦になる


この時期は


駅伝🎽

ラグビー🏉

スキー⛷

アメフト🏈


今夜は昼間知人から

「仕事休んで 今 観にきてる」とあった

高校ラグビー🏉の準決勝戦を👀


試合前から

選手が泣いてるので・・


相方いわく

「ラグビーは試合前に

 みんなで気持ちをたかぶらせるから

 普通にある」らしい


力の入った

良い試合だった


晩御飯のグラタンも

チーズが美味しかったし


なんだか 


食後はAmazonプライムで

堺雅人の

『南極料理人』を途中まで👀



8人きりで過ごす

南極

それも 一年以上・・


食材が豪華なのは



それしか 楽しみがないからか・・

料理専門員がいるのも それゆえか?


食べることって

いろんな効用があるんだなぁ

あらためて思う



それにしても

伊勢海老の海老フライはないよなぁ〜

でも食べてみたい気もする


もう5日だというなのに

まだまだ

お正月気分が抜けなくて

本と映画とスポーツ観戦の日だった


木曜日の朝



今朝はパンde納豆


朝ごはんを食べながら

頭の中で 作戦を立てる


今日から仕事しよう

予定では

今日中に仕上げて各所にメールし

明日打ち合わせ・・


エンジンをさっとかけ

煮詰まらないように終えたいな


今日は本はストップだな


煮詰まらないように

ながら仕事にしてみるのはどうかな

ご褒美も考えて・・と作戦は進むが


ご褒美?ときて

ほしいものが浮かばない・・


さんざん考えて 浮かんだのは


😼にゃん


でも ウチでは飼えない


仕方ないので

週末 知猫に会いに行く!

をご褒美にする?・・


作戦はあくまで作戦・・


構想と草案までは

さっさと進んだ・・わずか2時間弱


その後は

なんか 満足してしまい

細部の詰めをする気力がなくなり


あえなく 昨日の

『南極料理人』を見終えて

お昼ご飯となる


今年はじめての焼飯



なんだかいつもより

黄みがかってる



お醤油を仕上げに垂らし

和風味にしてみた



食後

あいかわらず

何もする気にならず


映画『存在のない子供たち』を見る

レバノンとフランスの合作映画だった


親を告発する子どもの話だ

何の罪で?

それは

「僕を産んだ罪」



世界には

悪びれず


不幸の再生産の中

生きている人たちがいる


そこで 立ち止まった

主人公の男の子ゼイン

どれほど深い苦しみの中で

生きてきたんだろう


そして 生きていくのか


絶望という言葉すらない世界が

そこにはある





優しさってなんだろう?

愛ってなんだ?


絶望の中にも

それらはあるし


豊かな世界でも

それらはなかったりする


当たり前にあるものって

ほんとに あり続けるんだろうか?


なんだか

今年は

現実から目をそらさないーって決めたからか


現実に絡め取られて

気分が

重くなる一方だ

水替えされない水槽のなかにいるみたいで


私自身

病んでしまいそう

アカン アカン


たんぽぽの綿毛につかまって

ふわふわ 飛んでいきたい


どうにか ならないものか


気分を上げようと

今日のお茶は

昨日お腹がいっぱいで

食べられなかった


"まるごといちご"を

登場させたが



結局 半分食べただけで

お腹いっぱいになってしまった



そのあとも


本に手が伸びて

『こぶしの上のダルマ』の

(山と海)

(ぬるい湯を飲む猫)

を読んでしまった


活字を頭に詰め込んでいる時だけ

心が落ち着く


なんだ かんだ言って

自分は

現実から目を背けて

しまうんだなぁ とため息がでる


だって

世界を救えるわけじゃない・・


晩御飯は パスタとお豆腐をメインに

してみた



既製品のネギ醤油パスタソースを使って

作るパスタ


シメジとじゃがいもは

パスタと一緒に

短時間茹でて


麺は1.5人分


それでも

味は濃い・・



サラダは

豆腐とハムの

塩ドレッシングサラダ


和風 がなんとも言えず

いい感じだ



食後

久しく音信のない

知人からメールが届く


少し 返信を返すのをためらう


「お元気ですか?」

の問いかけを

どう 受け止めたものか・・


とりあえず今夜は

丁度 読んでいた

南木佳士さんのトーンもあって



スルーさせてもらった


また明日にでも

返信することにしよう


ゆっくり

『こぶしの上のダルマ』を読み終える


新しい年を迎えたばかりで

寂しさなんて

似つかわしくないけど


昨年 鬼籍に入った方々を

思い起こし


"己の身をあずけてなつきたくなる人は

既に今 この世にいない"

そして

"自分もそう遠くない時期に・・"


そんな気持ちになる

しっとりとした

いい本だった


なんだか

あまりに

気分が沈みすぎて

猫に会いにいくより

猫になってしまいたい気分だ



笑顔を忘れるな