SNSと武器と本 | いろんなものの鎮め方

いろんなものの鎮め方

物忘れがひどくなったので、メモ代わりに・・

お正月が終わった感じの朝


炊き込みご飯を食べ切る

愛宕梨も・・



撮り溜めの録画を流しながら


事務仕事をカタカタする


一息ついて

去年のBSの

『ドイツ 極右の実態』

2021年 アメリカの制作番組だ



SNSの時代で

その世界で 情報をシェアする


そこで出来上がるもの・・



食べ物

ペット

趣味

・・・


そんな世界に

心を躍らせるの人が多くいる

それと同じで


他を攻撃する

  理由はいろいろあるんだろう

楽しいから/自分を守るため/正義のため・・


でも


そのことで

恐怖にさらされる人たちが出てくる

ということだ


ドキュメントは

ドイツの話だけど

SNS上には

警察にも 現役の兵士にも

そこに共鳴する人はいて

出来上がる極右組織があるという


ユダヤ人を襲った彼は


小さい頃から浸って来た

架空のゲームの世界ではなく

現実の世界で実行した・・


あり得るよなぁ〜と思えてくる


武器の無い日本だから大丈夫?


日本人には おとなっぽすぎて

共感者はいないかもしれない・・?


こんな番組見てると


「目にみえることしか気づかない

見えないことは無かったことにできる」

そんなこと言ってられない

って 

つくづく思うな



どんな思想を持とうとも

それだけなら

罪はない


問題は

攻撃を予測される武器の所持

武器をちらつかせて恐怖心を煽ること


嫌いなら 離れていけばいい

・・・

襲撃される恐怖

そんな恐怖にさらされてる人がいる

その現実を知らない自分


日本なら 移民や異教徒より


ストーカー

虐待や暴力


・・貧困だろうか



次に見た

『相棒 正月スペシャル』でも

右京さんが政治家に怒ってる


ドラマに出てきた子どもが

ちょうど


新自由主義以降や格差社会の出現の中で

自己責任の刷り込みで

困っていても"助けて"て

言えない 言わせなくなってる

社会の空気

その中で育つ

子どもだ


戦後の貧しさは

皆が同じ空気の中で

同じ条件だったけど

今は違う・・


心が折れるだろう・・



なんだか

今年は

現実とガップリ組み合ってしまうなあ



新年早々

スパイスが効きすぎた感じやゎ

年の初めに考えた


お腹の方は優しめに?ということで


お昼ご飯は

久しぶりに

インスタントラーメンにした


お正月で

食べることなかったから



キャベツと卵だけ

入れて



今年も

私は鍋で作ることに



塩味が優しい

海鮮スープの味も

ちゃんとする


食後


またまた 録画してた

ドラマ

藤沢周平原作

『蝉しぐれ』を見る



お正月に

3回に分かれて放送されていたものだ

時代劇なんていつぶりかしら

「嵐」

「罠」

「歳月」


と見るうちに

恋愛小説の色が濃くて・・

歴史時代小説ではなかったのか・・

少し 呆然としながら

ともかく 

(録画リストから消したいのもあって)

見終える



謀反の嫌疑で切腹が決まった父親が

面会に来た

息子に言ったこと

「公義のためにおこなったまで、

 恥ずべきことはしていない。

 そのことを胸にしまっておけ。」

という言葉は

(胸にしまう)ことができたけど・・


なんか 長い時間かけてみたのに・・と

その気持ちを晩御飯の支度にむける


白菜をザクザク

缶詰の蓋をエイヤア

コンロの点火をカチカチ


その後

本も少し


秋山ちえ子さんの

『種を蒔く日々 九十歳を生きる』

さらさらと胸に落ちる



昨年 途中まで読んでいたのを

読み直して

読了


平和を願いながら生きること

人と繋がり合うこと

・・なにより

心清らかに過ごすこと

忘れたくない!


歳をとるとにじみ出るよねー

人格が所作にも

なんとなく

読みながら

そんなこと考えてしまった


今の

自分はどんな顔してるのかなぁ

(現実と向き合って  

怖い顔になってないかなぁ)


晩御飯は

冷蔵庫のあるもの集めてご飯



鰯の味噌煮缶の野菜煮



胡瓜と竹輪と梅の酢の物



味噌汁でなく

白だしを使った

お汁のもの


つや姫が美味しい!



日常が戻ってきた


相方と一緒に

「いただきます♪」できることが

なによりの幸せだ



食後

Amazonプライムで

『今日から俺は』を見てしまう

ツッパリ高校生の役者さんが

⁇   この人  あの役者さん⁈

(役者って 歌舞伎役者みたい)


話は 明快で 

気分をサッパリするには

いいかもしれない



そして 

寝る前に

『ベスト・エッセイ 2018  』を読む



仕事始めの今日は

なんだか いっぱい

欲張った感じ・・


あわてることないないね



でも やっぱり

今年も

本に浸りたいな