行程
平成２６年１１月２２日、やっと念願の東海道を歩き終えました。
踏破までの日程は、ざくっと次のとおりです。６月と７月に各一日ずつ歩いたものの、梅雨とうだるような暑さのため歩く気力を喪失して中断し、本格的に歩き始めたのは、９月１９日からでした。ここからペースをあげて、９月は５日間、１０月は６日間、１１月は４日間歩き、合計１７日間で歩き終えることができました。
初日
日本橋～神奈川（2014/06/21）
二日目
神奈川～茅ヶ崎 （2014/07/06）
三日目
茅ヶ崎～小田原 （2014/09/19）
四日目
小田原～箱 根 （2014/09/22）
五日目
箱 根～三 島 （2014/09/23）
六日目
三 島～富士川 （2014/09/27）
七日目
富士川～府 中 （2014/09/28）
八日目
府 中～島 田 （2014/10/04）
九日目
島 田～袋 井 （2014/10/11）
十日目
袋 井～舞 阪 （2014/10/18）
十一日目
舞 阪～吉 田 （2014/10/19）
十二日目
吉 田～岡 崎 （2014/10/25）
十三日目
岡 崎～ 宮 （2014/10/26)
十四日目
桑 名～井田川 （2014/11/08）
十五日目
井田川～土 山 （2014/11/15）
十六日目
土 山～草 津 （2014/11/16）
十七日目
草 津～京三条 （2014/11/22）
番外編
小関越え(2015/11/18)
昔の人は１２泊１３日ぐらいで歩いたと聞きますが、休日を利用していったりきたりして歩いていること、途中途中でいろいろ確認しながら歩いていることなどを勘案すれば、現代人の街道歩きとしては、特に早くも遅くもない標準的な行程だったと思います。１０月、１１月は休日に雨が降ることが多く、土日連続で歩けなかった週があったことが、日程的にも費用的にも痛かったですね。
歩くペースは人それぞれで、正解というのはないと思いますが、もっとじっくり見ながら歩こうとすれば日程は長引き、その分金もかかるし、これよりも早く歩こうとすれば、ただひたすら歩くだけのスポーツ的要素の強いものになってしまうので、私個人としては、このくらいでよかったかなと思っています。途中、途中で端折った部分の中には、じっくり見ておいたほうがよかったかなと思える箇所もありましたが、そのうちのいくつかには、また日をあらためて、ピンポイントで訪れてみたいと思っています。その時には、もう少し街道の知識を蓄えておきたいと思います。
歩行距離と時間
次に、日ごとの歩行距離（地図上の距離。寄り道、迷走した距離などは含まず）をまとめてみると、次表のとおりになります。
| 始点 | 終点 | 歩行距離 | 出発時刻 | 到着時刻 | |
| 初日 | 日本橋 | 神奈川 | 28.9 | 549 | 1809 |
| 二日目 | 神奈川 | 茅ヶ崎 | 30.6 | 613 | 1915 |
| 三日目 | 茅ヶ崎 | 小田原 | 26.5 | 705 | 1631 |
| 四日目 | 小田原 | 箱根 | 16.5 | 725 | 1606 |
| 五日目 | 箱根 | 三島 | 14.7 | 734 | 1400 |
| 六日目 | 三島 | 富士川 | 32.4 | 752 | 1808 |
| 七日目 | 富士川 | 府中 | 33.6 | 537 | 1727 |
| 八日目 | 府中 | 島田 | 30.7 | 552 | 1714 |
| 九日目 | 島田 | 袋井 | 30.0 | 531 | 1621 |
| 始点 | 終点 | 歩行距離 | 出発時刻 | 到着時刻 | |
| 十日目 | 袋井 | 舞阪 | 32.4 | 832 | 1851 |
| 十一日目 | 舞阪 | 吉田 | 28.8 | 605 | 1521 |
| 十二日目 | 吉田 | 岡崎 | 33.6 | 627 | 1726 |
| 十三日目 | 岡崎 | 宮 | 32.9 | 603 | 1637 |
| 十四日目 | 桑名 | 井田川 | 35.7 | 633 | 1719 |
| 十五日目 | 井田川 | 土山 | 31.3 | 743 | 1652 |
| 十六日目 | 土山 | 草津 | 31.8 | 725 | 1619 |
| 十七日目 | 草津 | 京三条 | 25.7 | 736 | 1530 |
三日目、四日目の箱根峠越え以外は、一日平均３０kmを目安にして歩きました。今から思うと、頑張れば、箱根越えも二日にわけたりしないで一日で歩けたかな、という気がしなくもないですが、まだまだ暑く、足も鈍って調子の出ない時期でもあり、また途中で中断することもできないルートだったので、これはこれで正しい選択だったと思っています。
前半と後半で分けてみると、前半を歩いた時期は日が長かったので、朝５時台に出発した日が目立ち、18時を越えて到着した日もあります。それと比較すると、後半は出発時刻は遅く到着時刻も早めになっています。つまり前半のほうが一日の歩行時間が長いにもかかわらず、歩いた距離は後半と変わらないのです。意識したわけではないのですが、これは、朝早く出発して、日が暮れるまでに到着すればいいと思うと、知らず知らずのうちに歩みがゆったりしていたのでしょう。早く出発すると余裕はできますが、その分、早く到着できるとは限らないということですね。
