今、拝読中の書「禅とは何か」。
Kindleで読んでいるので、上の写真はネットから拝借しました。
とても分かりやすく、読みながら何度も何度も頷いてしまう素晴らしい内容です。
パリに住んで、あっという間に15年以上が経ち、
やっと、自分が外国人であるという意識を捨てることができたんだけど、
それとはまた別に、日本人であるという意識は深く心に留めて生きたいと常々思うんです。
私たち日本人って、世界的にとても評価が高いでしょ、
人格において品行方正だと思われているし、行動や時間が正確、そして優しく思いやりがあると思われている。
女性の場合は、さらに繊細で優雅なイメージを持たれることも多いんです。
日本人であることで「トク」をしたことも少なくない。
だからこそ、日本人としてのアイデンティティを忘れずにいたい。
ただ、それだけではなくて、このヨーロッパの地に合わせた生き方をしていきたいし、
西洋の良さと日本との良さをミックスできたら良いな、とも思うんです。
日本人として、日本のことをもっと深く知りたくて、たまに仏教や禅の本を読んでいます。
仏教の教えは、少なからず私たちの身体や魂に刻み込まれているから、
これらの本はとてもすんなり頭に入ってくる。
ただ、なんとなく感じていたことや、ぼんやりと知っていたことを、ちゃんと読み砕いて消化していく作業は、想像以上に面白い。
だからこそ、京都に住んでみたいなぁと思ってたんだけどね。
最近は、そのイメージも薄れてきちゃった。
なんでだろ。
何かを掴みかけてる気がする。
もう少しで、分かりそうな、
解りそうな、
聞こえそうな.....
でもまだ聞こえないけどね！
☺️☺️