天国からの宅配便
柊サナカ 双葉社 2022年2月
大切な人へ、あなたが最後に贈りたいものはなんですか?
友人に先立たれた孤独な老女、祖母と喧嘩別れした女子高生、
幼馴染みと結ばれなかった中年男、顧問の先生を喪った部活仲間……。
依頼人の死後に届けものをするサービス「天国宅配便」の配達人が贈る、心温まる感動の物語。
「天国からの宅配便 時を超える約束」を先に読んだなが、これが最初の作品。
「天国宅配便」とは、依頼人の死後に遺品の届けものを配達するというもの。
わたしたちの小さなお家
仲良し3人で住んでいたのに2人が亡くなり、生きる気力がなくなっていた夕子のところに、2人からの宅配便が届く。
オセロの女王
地方に住む高校生の文香は、東京からこの町にやって来た若いお嫁さんの茜にあこがれる。
しかし、祖母は厳しい人で、東京に行くことに反対する。
午後十時のかくれんぼ
真帆はかくれんぼが好きで、祐相手に高校生になっても誘いに来る…
かくれんぼも本格的だ。
真帆 がかくれるのは、祐に見つけてほしかったから……
女心が切ない。
最後の課外授業
高校3年生の時に入っていたサイエンス部顧問から手紙が届く。
「二十歳になったら、お祝いに土手で課外授業をして、みんなで集まろうって約束、守れなくてごめん。でもみんなで集まらないか」と、日時と集合場所が書いてあり、部員四人を集めてほしいと。
それぞれの違う持ち物を持ち寄って、先生はいったい、なにをしようとしているのか?
先生は、高校生の頃、部員のこと、よくみていたのだな。
天国宅配便の配達人の七星は、ただ配達するだけでなく、届け先の人に寄り添っているところがよかった。
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