地獄の底で見たものは
桂望実 幻冬舎 2024年10月
もう、だめかもしれない。
そこからも、人生は続く。
日常に突如現れた落とし穴から、したたかに這い上がる!
『県庁の星』の桂望実が描く、アラフィフ女の低温地獄。
長年夫を支えてきたつもりだったのに、急に離婚を切り出された専業主婦。
新規事業を立ち上げて15年、働きぶりを否定された会社員。
ともにオリンピックを目指した教え子に逃げられたコーチ。
22年間続けたラジオ番組をクビになり、収入が途絶えたフリーアナウンサー。
どん底に落ちた女たちの、新たな人生の切り開き方とは。
専業主婦の伊藤由美。
ウエルカムトラベルの会社員,足立秀子。
スイミングコーチの大野邦子。
キラキラ-アフタヌーンのパーソナリティの田辺綾子。
職は違うが、アラフィフの女性が味わったどん底。
彼女たちは戸惑う。
しかし、
大学に入って勉強し直したり、新しく仕事を始めたりと前向きだ。
したたかに新しい道を切り開いていく彼女たちはたくましいと思った。
どん底に陥ることになったきっかけを作った自分勝手な男を最後に突き放すシーンに、すっきりとした。
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