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のつづきだよーん
その夜、
姫はママしゃんのベッドの下で寝た。
薬を飲むために追いかけられたり
病院に連れていかれそうな時に
もぐって隠れる場所にゃ。
ここならママしゃんにもつかまらにゃい。
ホッとする場所のひとつ。
朝10時頃姉ちゃんが来た。
いっぱい買い物してきたみたい。
袋を開けて「めんどくさいなあ」
ため息をついた。
スマホの充電器とか歯ブラシとか
小さいものに姉ちゃんは
いちいち名前を書いていた。
そして
机の引き出しから見つけたメガネを
100円ショップのケースに入れた。
あれは10年近く前に
買ったメガネにゃ。
前の会社のおっかないおばさん達に
メガネを買うよう言われたママしゃんは
コンタクトをしていたにも関わらず
3万円もするやつを買ったんにゃ。
そしたらおばさん達はびっくりして
「なんで買ったのよ？」って
「このこと事務長に言わないでよ」って
大騒ぎになった。
だからママしゃんは
そのメガネをほとんど使わなかった。
ゴミみたいに放っておいたんだよ。
そのメガネを姉ちゃんは
カバンに詰めた。
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ねえ姉ちゃん、
そのメガネは誰が使うの？
ママしゃん、今夜は帰って来るの？
つづく
ママしゃんのブログも見てにゃ
