おはようございます。
多く学ばせて頂いたブログシリーズ、4人目は2017年5月に参加させて頂いた「代々木お散歩会」の幹事様…タローの主様である。 →お散歩会参加の模様の過去ログ
内容は多岐に渡り、且つ、濃いものなので、普通の飼い主さんよりどちらかというとトレーナーさんやインストラクターさん向けたものになっているかもしれません。でも、十二分に理解出来る内容だと思います。
犬飼いの先輩として、尊敬する専門家として、多く学ばせて頂きました。
備忘録的に私が参考にさせて頂いたものをチョイスして、部分的に抜粋させて頂きながらご紹介していきます。長いシリーズになるでしょうが、私からの説明は最小限(?)に努めていこうと思います。
宜しくお願いします。
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https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/33334340.html
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⑪「幼犬への寛容さ/チョークチェーンの普段使い」
これはハナを見ていても思います。
対応が落ち着いた素っ気無い返しだったり、パーソナルスペースへの侵害を咎めない等、確かにあります。また、不思議な事にハナのオーラは、ちょっと元気のある幼犬も落ち着いたものに変えるシーンを多く見かけます。
それと、チョークチェーンに関してはトレーニングという時間を区切って使うもので、普段常用している方は嫌気刺激を頼りに犬をコントロールしようとする目的といえます。
これは家庭犬に対しての向き合い方として考えると、私も疑問に思います。
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34006857.html
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⑫「秋田犬(保護犬)の難しさ」
日本犬の中でも、秋田犬は例えば柴犬とは異なり、精神的なキャパシティが大きいので不満や怒りのシグナルがギリギリまで表に出ない、又は、そもそもシグナルが出ていても分かりにくいという部分に難しさがあるとの事です。
確かに秋田犬は、目も奥に引っ込んでいて表情の読みにくさは感じますね…。
もちろん、日本犬特有の野性味は持っています。
保護犬にも出自は色々とありますが、難しさというのは…
~抜粋~
過去の生い立ちが不明なことにより性格を把握するまでに時間が掛かる場合がある。特に他犬や人に対する怯えや、ある種の攻撃性がある場合、それが生得的な気質によるものなのか、単に社会経験不足なだけなのか、後天的な経験によってトラウマとなっているのかなどの見極め作業が必要になる。
なるほど…。
秋田犬までではないでしょうが、和犬系交雑種にも上記の一面はいくらか含まれると思います。
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34065521.html
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⑬「警戒心と恐怖心」
家庭犬としては非常に稀だと思うが、私も一度だけ文中の状態に近い犬と対面した事がある。
ガンシャイ…目が合うだけで恐怖心を示すトイプードルだった。
普通に毎日犬と散歩をし、会う人といくらかの交流をしていれば上記の様になることはまず無いハズなんでしょうが、人によってこの”普通”の中身は大きく違います。
我が家の近所は住宅街なので、普通に散歩させていれば他人と会わない事はあり得ない訳ですから。
ということは、散歩に出す機会が非常に少ない習慣ではないか?と考えられる。
例えば、散歩といっても常にカートの上や抱っこによるものだったり、散歩中に愛犬の主導的で交流させることを制限し続けていれば、警戒心と恐怖心が勝った犬になるのは無理ないというのは、見ているだけで感じられる。
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34479521.html
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34479571.html
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34575573.html
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⑭「犬同士の挨拶とリードの長さとリードの扱い」
犬同士の挨拶…
個人的に思うのが、自分の愛犬が他の犬にどう映っているのか、他の犬にどの様な意味合いの行動に出る傾向があるか、どの様なタイプを苦手とするのか。相手の反応に対し、どこまで容認又は我慢が出来るのか。
この時に自分の犬の反応だけを見るだけで終わるのではなく、相手の犬の反応をよく観察して、双方の反応を客観的に見比べていくと良いと思う。
先日、オーストラリアンシェパードの若いメス犬を連れた年配の男性と散歩中にお話ししながら歩いていたのですが、他の犬に対してのこの男性飼い主さんの感覚は「自分(愛犬)の感覚目線」だけに偏ってしまっていて、対峙する相手の小型犬の目線で見れていなかったんです。
これは非常に困ったもので、例えるなら”傲慢状態のジャイアン”
ご年配で非常に可愛らしい男性飼い主さんですが、逆からの見方…特に体も小さくて弱い立場からの見方が出来ないというのはいけません。
個人的にオーストラリアンシェパードという犬種との交流は初めてではありましたが、ボーダーコリーの性質に極めて近いと感じました。人の指示(体現)が通り易いので、そこは強みの一つなんですが、反面、真面目で集中力と洞察力がある分、特に許容量の小さい小型犬にとっては”圧”になってしまう。
相手の小型犬が吠えてしまうのは、許容量を超えさせている…自分の犬の振る舞いや態度による影響もいくらかあるという事、必要なら相手に向けた集中を逸らす配慮が必要ではなかろうか。
こうした意識が至らないというのは、作業意欲の高い犬種を飼うには足りないのでは
…正直、隣にいて指摘しようと思いましたが初対面なので自粛。
リードはいつもピンと張った状態であったり、リードの最長が短すぎたり、必要な時に介入が出来なそうな様子だったり…リードの扱い方と犬の状態を見れば、”こちらの利にならない”というのが遠目からでも分かりますから、大きく距離を取ってすれ違ってしまう方がスマートかと思います。
…忍者オバサン作戦
相手の犬の動きによって、こちらもリードが絡まないように適時動いたりする必要もあるので、飼い主もボーっと突っ立って見ているだけではなく、リード裁きを習得する気概は必要です
https://blogs.yahoo.co.jp/taronusi/34960253.html
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⑮「犬の行動や反応を見て、犬を知るのが最初」
私も常々”犬を観察する”ことの大切さを感じながら生活しています。
観察というのはただ見ていればいいのではなく、「物事の意味や行く末を推察しながら最後まで見届ける」事だと個人的には思っています。私はよく他の飼い主さんから「理系でしょ?」と突っ込まれるのですが、仮定や実験や検証が割合好きですね
というのは、検証をしなければある程度の確信が得られないからです。
確信がないと、単なる自分の思い込みのままになってしまう。確かめる事を日々行えば、少なくても自分の愛犬を見る観察眼の精度は上がっていく。
そうすると、愛犬の心理を読めるようになるので、何かの刺激に対して「許容範囲内か、それとも、テンパっているか?」の判断も付き易くなる。
もし、テンパるとしたらそれは何だろう?とその刺激対象を注意深く見るようになる。
文中のお散歩会の様子を読みながら、実際に犬達の所作や雰囲気を私は頭に浮かべているんです。
では、このへんで。
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