前回の超音波(専門医の検診)から約1ヶ月。
その間、主治医の検診はあったけれど、心拍確認のみ
前置胎盤に変化があったか不明だったけれど、癒着胎盤や子宮を取る可能性も示唆されているし、もはや血管が根を張り始めている可能性があるのなら、全前置胎盤は動くはずなかろうと思っていました
今回の検診で、状態が変わらなければMRIを撮って、帝王切開時に子宮を取る必要がありそうか、いつ帝王切開を予定するか等考えると聞いていたので、もう先生の言う通りにします。という感じで、質問も何も考えずに覚悟して夫と検診に向かいました。
私が家事をなるべくせずに安静にしている為に、日本からサポートに来てくれている父も、珍しく質問はないとのこと。
超音波を見てもらっていると…
専門医:「Good news! 胎盤動いているわよ。子宮口から4cm遠いわ!ただ血管の心配があるけど。」
私、夫:「…もう前置胎盤じゃないってこと?そんなことあるの?根を張った血管はどこいった??」
ハテナマークが頭の中にいっぱい出て、英語が上手く出てこない
MRI撮らなくていいってこと?部分前置胎盤でもないということ?普通分娩が可能になったということ?普通の生活して動いてもいいの??
…答えは全てYES!!
私のお腹の中で、いつ何が起こったんだろう
子宮が大きくなるにつれ、ストレッチされて胎盤も動いたとのこと。
私の場合は100%動かないタイプの全前置胎盤だと思ってたのに
先生がGood news!と喜んでいる隣で、夫と放心状態でした聞きたいことが沢山あるはずなのに。
折角の超音波の機会だったのに、赤ちゃんの顔を見ること、写真もらうこと、今の大きさ聞くこと、全部忘れて帰ってきた
帰りの車の中でも、夫と、聞いた英語の確認。
3日後にある、主治医の検診時に日本語で改めて見解を聞いて確認しようとなり、それまでフワフワと半信半疑だったけれど、次の日にやはり専門医に聞き忘れたことを聞きたいと思ってメールして聞いたら、一緒に検診レポートも送ってくれて、前置胎盤は”RESOLVEDした”と書かれているので、もう懸念はないんだろう
手術時の懸念があればMRIを撮るだろうから、それを撮らなくてもいいとなった時点で、そこまでの懸念がなくなったということだろう。
予定日も40週に戻り、普通分娩も可能になったとのこと
(逆子&血管が太い心配がまだあるので、決定ではない)
諸々の医療費請求(帝王切開、子宮取る、早産となった場合のNICU、私の入院費、輸血代?等々)や、子宮を取る場合私の術後の回復具合など、アメリカで大ごとになる不安が大きかっただけに、気が抜けた…
赤ちゃんはぐんぐん成長しているので、赤ちゃんを取り上げた後に私の胎盤を取る施術とかで大量出血になれば、私の命が危なくなりそうだったけれど、アメリカでそんな事態にはなりたくなかったので、よ…よかった…
娘が死ぬかもしれない恐怖があった父に、前置胎盤がなくなったと伝えたら、今まで聞いたこともないような素っ頓狂な声を発して、気が抜けたようで、大喜び
半信半疑で放心状態の私たちに、なんで喜んでないんだと不思議がってました
いやいや覚悟を決めてた分、放心状態
何度ERの場所確認と、駆け込み時のシュミレーションをしたことか。
早めに取り出すと思ってたから、入院バッグと赤ちゃんグッズももうほぼ完璧です
その夜は、妊娠してほぼ初めてくらい、朝まで起きずに寝られました
今までは、トイレ&水飲むの他に、出血を恐れてちょっとの寝る体勢の変更時もいちいち目が覚めて、気をつけながら体勢を変えてたけども、多少勢いつけて動いても大丈夫となったから〜
安定期に入ってからすぐ安静状態が始まって行動制限していたので、これから出産までの2ヶ月弱、普通分娩に向けて体力をつける&遊ぶを頑張りたいと思います
36-37週で計画的に帝王切開と思っていたので、破水&陣痛があるかと思うと、別の意味でドキドキしてきました