在外子会社・為替換算調整勘定の求め方 | 連結会計よもやま話

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公認会計士試験や日商簿記検定で難解と言われる連結会計その他について色々と書き綴って行きます。
長年培ったノウハウの公開を通じて皆さんのレベルアップのお手伝いをさせて頂きたいと考えております。

皆さん、こんにちは。

 

今回は在外子会社の枝分かれ図をアップしました。

当然に為替換算調整勘定がテーマです。 

楽しく学ぼう!連結会計

【 目から鱗!楽々時系列 】

 [14] 在外子会社②(公認会計士試験/簿記1級レベル)

http://renketsukaikei.sub.jp/mekara_14.pdf

 

在外子会社の為替換算調整勘定は、

「純資産全体」と「のれん」のCR換算から発生する為、

最も難解な論点とされます。


ですが、会計士の短答式本試験で出題された場合、

避けて通ることは出来ません。

そこで、最も簡単な算出法を枝分かれ図で示しました。


ポイントは親会社持分のCR換算。

そこから下記計算式で為替換算調整勘定を求めます。

親会社持分-子会社株式-利益剰余金為替換算調整勘定

利益剰余金当期末残高

1年度

(300$AR@10550$HR@104)×80%-10$AR@105

2年度

(300$AR@10550$HR@104)×80%-10$AR@105

(400$AR@11550$HR@116)×80%-10$AR@115

なお、枝分かれ図から非支配株主持分を外せば、

在外会社の持分法となります。

最後に在外子会社の包括利益計算書の攻略法です。

方法論としては身に付け易い枝分かれ図を押さえてから

難しい(内訳)計算の学習に移行するのが良いと思います。

何故なら難しい論点であるほど一気に攻略せず、

絶対に落とさない得点可能な拠点を作ってから

徐々に攻める方が心理上も戦略上も望ましいからです。

 

これからも皆様に有意義な情報を提供して参ります。

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