ど~も~、みなみです!
最近お仕事異常に忙しいぞ…何故だ…!!
なんたって
2月に入ってから自分の原稿に一切手を付けられてないですからね…!!
こ、これはアカーーン!!!
で、でもねでもね、なんだかんだスキルアップにつながる充実した時間は過ごせてると思うのよ!!
新しい先生が結構色々チャレンジさせてくれる先生で、
しかもちょう~~どタイミングよく私の課題点をズバリ突いてくるようなお仕事をいつも振って下さってですね…!!
例えば。
「私、ツヤベタめっっっちゃくちゃ苦手なんだよね~」
「黒い服に、シワとか光とかいい感じに表現するのどうやればいいのかさっぱりだぜwww」
……な~んて事を日々思っていた私に。
「ここツヤベタお願いします」
「黒い服に、光の部分は抜きつつでベタお願いします」
とか依頼が来るわけですよ…
Σヒイイィィィ~~~!!!
ってテンパる事テンパる事
最近、漫画仲間のGoh(ごふ)さんがシェアしてくれたサイトがめっっちゃくちゃ素晴らしかったんだけど…↓↓
プロが教える!絵が上手くなるための効率的な練習方法、上達するためのコツ | イラスト・マンガ描き方ナビ (clipstudio.net)
この中に
「効率的に上達するためには”描いた絵を人目に晒す”というのはかなり重要なポイントです。なぜなら、人に見てもらうことを前提に描くことで完成度を追求できるからです。公開する予定の無い絵はいくらでもサボれます。…」
といった記述があるのですが…!!
アシスタント仕事というのは、自分の絵をSNSに晒す比ではない!!
何故なら苦手だろうが何だろうが商業レベルまで無理矢理でも持って行かないといけないから!!
ツヤベタも黒服の光も、もちろんまだまだ修行の余地アリではありますが…
いきなり水の中に突き落とされてもがいているうちにどうにか最低限泳げるようになった…位の感覚はある、かもしれません
あ、あと、「先生の絵に手を加える」っていうのもイイ効果があるかもしれない…!
ホラ、線画はプロな訳だから。
自分が処理をしてみて、おかしければ自分のせい。
逆に処理してみたのが上手く行けば、自分が描いた絵以上にめっっちゃくちゃ映える絵が目の前に登場するので「おおおぉぉ~~」ってテンション上がりますし、純粋に各技術そのものに向き合いやすい気がします!!
Σあ!!絵描きさん達がよくされてる「塗り絵」とかも同じような効果があるのかもねっ!!あんまりやった事ないけど今度やってみようかなぁ…!!
あ、もちろん自力でプロレベルまで持って行けない場合も多々ありますよっ!!
「取りあえずここまでで!こっちで手直ししときますね~」
みたいな事もしょっちゅうですが…
でも、それも「次こそは…!!」っていいバネになりますし、かなり、イイ感じに密度の濃い学びと修行になっております!!
さてさて。
今日はそんな中で、デジタルでトーンを貼る際の、基本的ながらも重要なポイントを発見するに至りましたのでシェアさせて下さいねっ!!
や、これねぇ、もしかしたら結構初歩の初歩かもしれない…!!
クリスタ歴3年、アシスタント歴1年の人間が知らなかった…という、とんだ大マヌケの暴露で終わるかもしれないけどww、
それでももしかしたら!どこかの誰かのお役立ちになるかも…!!
という願いを込めて、シェアして参りますね~!!
さてさて今回。
先生から「トーンの重ね貼り」の指令が下りましたのでせっせとトーンレイヤーを分けて上から重ね貼りして提出したのですが…
あ、えぇと、実物見てもらった方が早いとは思うんだけど、先生の絵を勝手に載せる訳にはいかないから、取りあえず私の絵でいい?!
こんな感じに、線画で来たやつに
キャラ固有のトーンを貼って…
んで、このキャラに
こんな感じに逆光風に全体な影を重ねて入れる指示があったので、全体に重ねて貼りまーす。
フォルムが雑なのは気にしないでww
どん!!
よーし、出来たぞぉ~~!!とフツーに先生に送ったところ、
先生から
「これちゃんと重ねて貼ってる?」
と訊かれてしまいまして…
「はい、ちゃんと固有の10%とはレイヤーも分けて貼ってます!」
とお答えしたのですが、さらに
「貼った後ズラした?」
と……!!
ズ、ズラす???
な、なんか、アナログだとトーンを重ねる時感覚的に上手い事ズラして貼れるけど、
デジタルは印刷するまでモアレが出るか分からないから重ねて貼る時位は線数や角度に注意が必要…とかは知ってたけど……
「ズラさないといけない」はごめんなさい、初耳でした…!!(゜m゜;)
ホント?!
な、なんか、デジタルの場合、勝手に濃度を調整してくれるイメージが勝手にあったんよ~!!!
だ、だってだって、
ちゃんと重なったとこ濃くなったように見えない?!
と思ったけど、よ~~く見比べてみると……
……Σホントだ!!
髪も目も、よく見ると重なっていようがいまいが濃さ変わってないっ!!!
えぇと……
ただの勘違いでしたwww
ハッズ~~wwww
※後から調べたところ、「グレースケール」では重なった所がちゃんと濃く見えてしまうそうで、漫画描き始めた当初グレースケール→トーン化しよう、ってやってた私はそのトラップに気付き辛かったのかもしれません…という言い訳ww
そーいや、グレースケールからトーン化した時に重なりが反映されなくて「???」ってなってたんだよな~、そう言えば←そこで気付け!!!
という訳で、大慌てで
「分かりました!!ちょっとズラしてみますっ!!」
って言って、いつもお世話になりまくりな「レイヤー移動」ツールで移動させようとするのですが…
!!!!
う、動かない!!
や、あの動くんですが、動くのはトーンレイヤーの「レイヤーマスク部分」と言いますか、貼ったトーンのフォルムが動くだけで、トーンの点そのものはピクリとも動かねぇ!!
先生~~~たすけて~~~~
と思わず電話
「あぁ、これはね、
レイヤー移動の下にある『トーン柄移動』を選ぶとズラせるよ」
な…なんですと…?!?!
ホントだ!!あったっ!!!
や~~……そーいや、ずーーーっと気になってたんですよ……
コレ(トーン柄移動)って何だろう……ってwwww
やーっと長年の謎が解けましたわ~~!!
↑気になった事はその場で解決しといた方がいい、というお告げかもしれんですw
んで、これを選んでずずず、っとドラッグしたら…
!!!
キターーーー!!!点、動いたぁぁぁぁぁ!!!
んで、点の位置をなんとなーく良さげな場所に配置しまして…
おぉ!!ホラ濃くなったよ!!
さっきのと比べてみて!!↓↓
別の場所でも比べてみる↓↓
うむうむ!!ちゃんと濃くなったぞよ!!
これ、点のズラし方に特に決まりはないそうなんですが、ズラし方次第でほんの~りだけ濃くすることも、ガッツリ濃くすることも出来るそうなので、色々試してお好みの塩梅を見つけてみるといいかも、ですって!!
…ってなわけで完成!!
や~~、今気付けてホント良かった!!
先生ありがとうございますっ!!
あ!!今のこのブログの画面だともしかしたらモアレて見えちゃうかもしれないけど、
基本的に重ねるトーン同士の「線数」と「角度」を揃えておけば、どんなズラし方しようが印刷でモアレが出ることはないですって!
今回、60線、45度で統一してますので…
目のグラデトーンの所も、モアレることなくキレイな点の配置になってます!
《追記》
あとですね……Twitter繋がりの漫画仲間さんが、「『トーン柄移動』でドラッグしなくても、位置についての数値をいじることで簡単にズラすことができますよ~!」と教えて下さいまして…!!
ズラしたいトーンの「レイヤープロパティ」の中の「網の設定」を開きまして…
その中の「網の位置」のX軸とY軸の数値をそれぞれちょっといじると、それだけでもズレてくれますので、いちいち拡大してにらめっこするの微調整するのやってらんない!!っていう方にはこのテクニックもアリです!!
X軸&Y軸は初期設定が0になってまして…。
60線45度の今回の場合、X=3、Y=-1で先程の例のようにズレてくれました!!
70線45度でやってる友達は、X=-34、Y=-6でズラしてるみたいです!
レイヤー柄移動で好みのズレ方にズラした後、「網の位置」がどうなってるか数字を記録しておいて、以後同じ数字を入れてズラす、というのも一つの時短になるかもしれないので、こちらもシェアさせて頂きました~
Yさん、いつもありがとうございます!!
……はい!!という訳でみんな!!
トーンを重ねて貼る時は、「トーン柄移動」でちゃんと点をズラして貼るんだぞぉ~~!!!
というお話しでした!!
そんなんとっくの昔に知っとるわ!!という話でしたらゴメンナサイwww
あ、そうそう、次に取り掛かる予定の原稿、取りあえずこんな絵柄で行ってみようかなぁ…と思ってるんだけど、大丈夫かな?!古くない?!
※ターゲットとしては「少年・青年誌好きな女性」向けということで、
・青年誌(アクション、アフタヌーン、モーニング、イブニング、スピリッツ、別冊少年マガジンetc...)
・女性誌(コミックジーン、Gファンタジー、花とゆめetc...)
等を検討しています!
あと、最近刊行されたばかりの雑誌で、「少年ハナトユメ」という、花ゆめの少年誌バージョンも出たそうなのでそこも行ってみようかなぁ、と…!!
……よく考えてみたら持ち込み先によって「もっとこうして!」がまっっったく別のものになりそうだから、取りあえず今回は自分が描きたいように描いてみて、あとは編集さんに委ねるとしようw←訊いといてそれかwww
ちゃんと自分の原稿も進められるよう、時間捻出の工夫含め頑張りま~す!!
また次回!!