ポルノグラフィティの新曲は『ジョバイロ』というタイトルです。
確か2週間ほど前にリリースされたものだと思います。
私も某黄色い看板のCDショップで何度も試聴しましたよ。
「買えよ」というツッコミは無しの方向でお願いします。
で、この『ジョバイロ』。スペイン語だそうですね。
というより、大学で第二外国語にスペイン語を取った私はYo bailoぐらい分からないといけない気がしますが…。
そのスペイン語の意味は「私は踊る」という意味です。
一人称の私=Yo(発音的には「ヨ」か「ジョ」です)にbailar(踊る)の一人称単数現在形という簡単なもの。
一人称Yoは多くの場合省略されますが、『バイロ』ではなんとなく寂しいですし、何より歌詞が変わってきてしまうので『ジョバイロ』にしたのかも。
ポルノグラフィティは以前『サウダージ』という曲も出していますがこれはポルトガル語。
サウダージとは二度と会えぬ人や土地への思慕のことで、日本語にはこれに当たる言葉はないということですが、強いて当てはめるなら郷愁という言葉が一番近いと思われます。
というより、話によるとポルトガル人の心を表しているとかなんとか。日本語に当てはまるものがないのは当然といえば当然ですか。
そういう意味では日本語の大和魂に近いものがあります。
フジヤマ!ゲイシャ!カミカゼ!ハラキリ!
……。
ところで、「私は踊る」なんて言葉日常では使いませんよね。
いや、日本国内では使わないだけで情熱の国スペインでは、
A:今日はどうする?
B:あ~、俺はちょっと踊るってくるわ。
なんて日常会話なんでしょう。
もうあれですよ。きっとスペインでは日本人が喫茶店(あえてカフェと言わない昭和生まれ)に入る感覚でそこらで踊る人がいるんですよ。
居酒屋でちょっと飲んで帰るぐらいの感覚でフラメンコですよ。
さすが情熱の国。
スペインの街ではそこいらに猛牛が駆けずり回り、その周りで人々が踊り狂っている姿が容易に想像できますね。スペインに行くならまず「一緒に踊りませんか」という言葉を覚えていかないとオレンジを投げつけられるとかなんとか…。
こういうのを偏見と言います。
言ってみれば、
奈良県の家は一家に一頭鹿を飼っているのと同じぐらいの偏見です。
そんなわけないだろう、と。
普通はつがいで飼うんだから二頭に決まってるじゃん。
【追伸】
話が錐揉み旋回しながら違う方向に飛んでいったので、当初書こうとしていたものから直線距離で500kmぐらい離れたところに落ち着いたのは秘密です。
そんな私は奈良県生まれ。5歳まで鹿に育てられました。