「私……怖いです……」
Zoomの向こう側で、里香さんの声が震えています。
次の言葉が、嗚咽で続かないようです。
人は魂レベルの望みを口にしたとき、心が震えます。
こんにちは。
「未来を変える心理学」心理コンサルタントの佐藤由美子です。
冒頭は、今日のコンサルの一場面です。
里香さんは、今年になって婚活塾を始めました。
それまで数年間、
とある会社にお勤めしていて、
会社の一事業で婚活支援をしていました。
凄腕婚活アドバイザーとして、活躍されていた里香さん。
地元を離れて、起業することを決めました。
もともと、ご自身の親子関係の課題から、
里香さんは「いつか親子関係のカウンセラーをしてみたい」という思いがありました。
会社の婚活アドバイザーとして、次々と結果を出していたのも、
「結婚できない悩みは親子関係にある」
と見抜いていたからです。
今年になり、起業をしようとして、起業に詳しい知人のAさんに相談したそうです。
里香さん「私、親子関係のカウンセラーをしようかな、と思っています」
Aさん「う~ん。親子関係は広いですね。もっと絞った方がいいと思います」
「ずっと婚活支援で結果を出していたのだから、まずは婚活塾とはどうですか?」
こうして、里香さんは、婚活塾を始めることになりました。
地元を離れ、人脈がない場所で……。
伝手がない場所で、里香さんは数カ月で、少しずつお申し込みが増えていきました。
ただ、起業したてで、常にお申し込みがある状態ではありません。
何とか生活はしていけるものの、
「心のどこかでお金の不安を抱えていること」が引っ掛かっていました。学生の娘さんとの同居なので、稼ぐ必要もあります。
でも、起業して数カ月で何とか生活できていること自体が、凄いことなんですけどね!
さて、冒頭のシーンに戻ります。
里香さんの「お金の不安」が、本当は違うことを、私は感じ取っていました。
「本当の望みド真ん中で生きていないこと」を、
里香さんの潜在意識(もっというと魂)がわかっているからだと感じました。
里香さんが本当に心底やりたいことは「親子関係なのでは?」と。
それを伝えたとき、里香さんは泣きだしたのです。
「怖いです……」と。
なぜ怖いかと言うと、本当に望んでいることだからです。
やりたいけれども、親子関係を扱う専門家と名乗っていいのか、やっていけるのか……
そんな不安が一気に押し寄せてきたのです。
でも、里香さんの婚活塾では「婚活」そのものを扱わないのです。
いつも「親子関係」をひも解くことになるそうです。
以前の会社の婚活支援でも、ずっとそれをやっていたそうです。
私「ただの親子関係ではないですよ。結果を出し続けた、凄腕婚活アドバイザーが辿り着いた結論は”全ては親子関係だった”という物語は、十分独自性がありますよ」
里香「なるほど……」
私「ブログのコンセプトをそれに変えてみてください。今までやってきたことと180度変えるわけではなく、今のクライアントさんに提供する内容自体は変わらないですからね」
「そのコンセプトで記事を書くと、里香さんのド真ん中のエネルギーが発露します。すると、新しいアイディアも浮かんできます。今、高額の婚活塾1本しか商品がないですよね。もっと安くて多くの人に役立つダウンロード商品の開発とか、できるはずですよ」
里香「私、何だか急にわかりました!!イメージできます!!やってみます!」
里香さんの心からの願いと顕在意識が一致した瞬間でした。
この状態で、行動すると、結果の出方が違います。
同じブログ記事を書く行為でも、里香さんの想いが読者に伝わりやすくなります。
里香さんの今後の展開、楽しみです!!
さて、里香さんの潜在意識の解説を、少ししますね。
里香さんは、最初は「親子関係をやってみたい」と口にしていました。
でも、起業に詳しいAさんからアドバイスされて、「婚活塾を始めた」と言います。
でも、本当は違うと思うのです。
里香さんは恐れていたのだと思います。
本当の望みを実現することを。
本当の望みであるほど、それは偉大なことのように感じ「できるのかな?私」と不安になります。
だから、Aさんに言われて「ですよね。では、婚活塾にします」と言う流れを、無意識レベルでつくったのかな、と。
「できること」と「心から望んでいること」は同じとは限りません。
里香さんは、つい「できること」を選択したのです。
里香さんに必要なのは「本当の望みを認める勇気」だったと思います。
口にするのが怖いほど、心から望んでいたことを認める勇気。
この勇気と顕在意識が結びついたら、しめたもの。
「どうやって実現しようか」と、質の高い行動に結びつけていけます。
潜在意識と顕在意識が手を取り合い、協力し合うようになるのです。
里香さんが今後、行動をしていく中で、お金への不安は少しずつ変化していくと思います。
なぜなら「存在理由」という自分の「ド真ん中」に触れたとき、必要なシンクロニシティは必ず起きるからです。
さて、ここで皆さんに「潜在意識と顕在意識が手をとりあう」魔法のアファメーションをご紹介します。
私は昔、アファメーションを作成するカウンセラーから始めたのですよ~。
ずっと、潜在意識の抵抗を潜り抜ける「言葉」を研究していました。
詳しくは『世界に1つあなただけの魔法の言葉』に書かれています。
例えば、こんなアファメーションはどうでしょうか。
「私に本当の望みを認める勇気をください」
お願いする方が、「委ねる」気持ちになります。
前にこんな言葉をつけるのもよいですね。
「私は心からの望みを実現したいのです。だから~」
秘訣は「唱えると安心できる感覚が沸くかどうか」です。
こんな言葉もおすすめです。
「私はいつもベストな選択をしている、と信じられるようにしてください」
信じられるようになってから
「本当の望みを認める勇気をください」
と段階を経ていくのもよいですね!
このあたりはたくさんアイディアがありすぎて、書ききれません(笑)
おいおい、書いていきますね。
2年前、『シンクロちゃん』が出版された時に、
プレゼントしていたアファメーションのカードをアップします。
参考にしてみてください。
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コチラの記事も関連しています。
↓
★お勧め①
★お勧め②
★お勧め③
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では、明日の記事でお会いしましょう!
佐藤由美子