こんにちは!ふせけいこです。


最近、「アレに意識を向けなよ、コレに意識を向けなよ!」的になんらかの大いなるものに導かれているような気がしてます。

 

 

昨晩は、密かに憧れている姉弟子ケイティさんこと桐山慶子カウンセラーのカウンセリング勉強会でした!

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ちなみに桐山慶子カウンセラーはこの方。
そうです!浅草ロック座へのセクシャリティ解放ツアーを企画してくださった先輩です!

 

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↑これは、ショーを堪能し終わったあと、ホッピー横丁での一コマ。

 


そこで初心を思い出す問いかけがあったので、今日はここに暑苦しい思いを書き散らしてみますね。


勉強会の最後に、


「クライアントさんの質問は様々だけど、どのクライアントさんも共通してカウンセラーに投げかけるひとつの質問があります。それは何だと思いますか?」



という問いかけがあったんです。

 

 

みなさんは、どんな質問だかわかりますか?


 

 

 

「私は幸せになってもいいですか?」

 

みなさん、この部分にOKを出したくていらしてるんだと思います。



胸がキュッとして、ハグしたい衝動に駆られるのは私だけでしょうか。


なぜかRADWIMPSの『いいんですか?』が脳内でリフレインする中、私は思い出しました。

 

 

そういえば私は、「ここにいていいんだよ」を言いたくてカウンセラーになったんだと。


私たち、「ここにいていいんだよ」って言ってもらいたくて、いままで我慢したり、何かをかくしたり、相手が気に入る何者かになろうと思ったりして、必死にいい子でいようと思ってきたんじゃないかと思うんです。

 

 

そんなことしてもしなくても、そもそもあなたは「ここにいていいんだよ」


私はそれを言いたかったんだ。


たとえば大きな樹があって、ぽかぽかのひだまりがあって、ただそこにいるだけでほっとできるような場所でありたいんだよなー私は、と思って。


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そう思うに至ったのは、家族の平和を守るためにほぼ臨戦態勢で緊張していた子ども時代だったりが影響していることは、一つです。

 

 

でも、カウンセラーとしての在り方でいうと、対照的な2つのカウンセリングを受けた経験が大きいと思っています。

 

 

ひとつは、ガッカリしたカウンセリング。もうひとつは、安心したカウンセリング。

 

 

ガッカリした方は、私が元夫との関係に悩んで受けたカウンセリングです。

 

 

当時専業主婦だった私は、ホームページを熟読し、夫婦関係専門の臨床心理士さんを探し出し、なけなしの2万円を握りしめ、当時の義母にわが子を預けて臨みました。

 

 

そう。めっちゃ勇気を出して、なんとか悩みを解決したい!と覚悟を持って臨んだんです。
自分のために自販機のお茶を買うことにさえ葛藤があったころの2万円。本気だったんですよね、私。

 

 

で、その時の結論は「夫への感謝が足りない」ということ。

 

 

たしかに、それは正しいのかもしれないです。夫に感謝をできるようになれば、夫婦関係は改善しやすくなるかもしれない。だって、感謝がベースになった相手が受け取りやすい行動を自然にとるようになるからですね。

 

 

ただ、当時の私は、それ以前の問題だった。


感謝なんて、逆立ちしたって出てこなかった。そのくらい張りつめていて、無理に絞り出そうとすると、とてつもない苦しさがこみ上げてきました。

 

 

当時を振り返ってみると、まずはホッとできる場所がほしかったんです。

 

 

世間的にはダメな妻なのかもしれない。辛抱や感謝が足りないのかもしれない。


でも、それでもまぁよくここまで来ましたね。

 

 

カウンセリングは初めてなんですか、じゃぁ勇気いったでしょう?


そんな厚く着込んだ鎧を脱いでも大丈夫と思える、安全と安心が欲しかったんですね。

 

 

だって、批判やジャッジは24時間十分すぎるほど自分で浴びせているから。


今だったら「もういい!帰る!!」と鼻息荒くその場を離れることができると思うのですが、当時は「やっぱり私が悪いんだ・・・」胸がキュッとして、胃の辺りがヒリヒリするような感覚で帰路についたことを覚えています。

 

 

 

 

次は安心したカウンセリング。

 

 

これはちょっと変化球なんですけど、次女を妊娠中に妊婦なのにやせ細るくらいツワリが本当にキツくて、藁にもすがる思いでたどり着いたホメオパスさんから受けたカウンセリングです。ホメオパスさんは、ホメオパシーという代替医療を施してくれるひとのこと。


ホメオパシーでは、心身の不調にはインナーチャイルドの傷つきが関わっているという考え方をします。

 

 

なので、その人の幼少時代についてじっくり話を聴いていくんですね。

 

 

で、私の場合も例にもれず、成育歴を書き出してホメオパスさんに説明するワークをやりました。

 

 

「それって、とっても寂しかったんじゃないですか?ふせさん、本当はそのときお母さんに何て伝えたかったですか?」


こんな風に質問されるんです。

 

 

その度に私は、

 

 

「母は母で私を大事にしてくれたと思いますし、仕事で忙しくて余裕がなかったんだと思うんですけど…」


「私もまだ状況が分かっていなかったからだと思うんですけど…」


「これは私のワガママだと思うんですけど…」


という前置きをするんですね。

 

 

だって、この場での告白が、仕事に家族に精一杯向き合ってくれた母に文句を言っているようで申し訳なかったんです。

 

 

母を非難しているような、裏切っているようなそんな気持ちがこみ上げてきたんですね。

 

 

 

 

一方でそんな自分を客観的に観察している自分もいました。

 

 

なんだこの遠慮、って。

 

 

そこでおずおずとホメオパスさんに尋ねました。

 

 

「あのー、育ててもらった恩とか、自分のことは棚上げしてもいいんでしょうか。」

 

 

そのときの彼女の快活な表情を、私は一生忘れないと思います。

 

 

「もちろん!」


「思っていけないことはないですし、ここはその時の気持ちを思い出して吐き出す場なので、遠慮なくどうぞ」


このあと、私は涙とともに「寂しかった」「辛かった」「恥ずかしかった」「ずっと怒っていた」ジクジクとした胸のなかのつっかえを生まれて初めて人に洗いざらい吐き出すという経験をしました。

 

 

それから信じられないことに、ツワリのムカつきがほんの少し軽くなっていたんですね。数字にすると90ムカつきが70ムカつきくらいにダウンしていました。

 

 

このとき私は、ただただ自分を受け入れるもらうことが、こんなにも心身を楽にしてくれることを知ったのでした。

 

 

ちなみに、子どもとの関係では、いつもではないですけど(汗)ここぞという時には「ただただわが子の気持ちを受け入れる」ことに重きを置いています。それだけで、勝手にわが子が元気になっていくからですね。

 

 

(え?夫との関係ではどうかって?心理的な競争関係にいる時はムリでした。最近は、わりと意識を向けることができてますよー。それでも6割くらいかな?)


 


ということで、最後にリフレインしていたRADWIMPS『いいんですか?』の歌詞の一節を引用して、〆っぽくしてみようかと思います。

 

 

いいんですか いいんですか

こんなに人をすきになった いいんですか?

いいんですか いいんですか

こんなに人を信じても いいんですか?

いいんですよ いいんですよ
あなたが選んだ人ならば

いいんですよ いいんですよ
あんたが選んだ道ならば

RADWIMPS『いいんですか?』より引用

 

 

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それでは今日はこのへんで!


さいごまで読んでくださってありがとうございました!