先日、お弟子の先輩ケイティさんの企画するセクシャリティ解放ツアー(浅草ロック座)に参加してきました。
今でこそ二児の母な私ですが、大学時代の日本文化についての授業で、学年末に提出したレポートは「SM論」でした。
教授が墓石の上で瞑想する会なる罰当たりな会を主催するくらいパンチが効いていらしたので、私もそのくらいのパンチがあった方がいいのかな、と思って。もちろん合格点いただきましたよ!
民俗学やら文化人類学わりと性的なことが多い学問なんすなども若干かじっていたので、性に関するものはわりと身近。私の生態系を知る数少ない友人の一人には「ふり幅が広い」と評されました。
そんな私も40年以上生きてきて、ストリップ見学は初!だって、一人で行くのは恥ずかしいし、誰かを誘うのも恥ずかしい!!でも、興味はあったんです。
子どものころ、通学路にストリップ劇場がありましてね。大人は詳しく教えてくれないこの小屋に入っていく美しい女性たちは何をしているのだろう、と興味深々だったのであります。
なので、こんなにも素敵すぎる企画を立ち上げてくださったケイティさんには感謝感激であります!!
この場をお借りして、ありがとうございます!!!
この日は3人のツアー。
左からケイティさん、お弟子仲間の飯道さくらさん
これは、私の中でリトリート的な位置づけ。
私の目的はセクシャリティの解放です。ムガー!
セクシャリティというと、その響きから「性的な魅力」「色気」的なイメージをする方も多いかもしれないですね。
そういった要素も中に含まれはしますが、セクシャリティとは一言でいうと生命力のエネルギーのことです。
その人らしさと言い換えることもできると思います。
赤ちゃんなんかは生命力が満ち溢れていますので、セクシャリティの塊と言うこともできます。
男性性・女性性もセクシャリティに含まれます。
さて、セクシャリティ。
誰かのために自分を後回しにして頑張っていますとね、私にとっての「好き・キライ」「したい・したくない」をスルーして自分に「ベキ・ネバ」課してしまいがち。これが、特に子どもの、生き延びていくための本能的な知恵だったりします。
そうすると、パチパチほとばしっていた生命力はギュッと押し殺されます。これがセクシャリティの抑圧と呼ばれます。
でも、私たちは魂レベルでは「好き・キライ」「したい・したくない」に忠実でいたい生命体なんですね。すなわち自分らしく生きていたい。
だから、ここに強い葛藤が生じます。
アクセルとブレーキを全力で同時に踏んでいる感じ。自分らしく生きたい!でもそれだと生き延びられないから自分を殺さなきゃ!
シンドそうですよね。これが生きづらさです。
私は40年近く生きづらいステージを満喫してきましたので、もういいかげん自分らしく生きていきたいんですね。残りの60年弱は。
だから長年抑え込んできたセクシャリティを解放したいんですが、フタの開け方が分からないという現実。
もしくは、フタを開けても出てきてくれないんだけどセクシャリティ、という現実。
固まっちゃったはハチミツが、フタを開けて逆さにしても出てきてくれない状態です。
そんな私には自分を緩めて癒す←心理学でいうところの過去のとらえ方が変わるの意ことが必要。
どうせ取り組むなら、楽しく心地よい方が良いので、私はカウンセリングに加えて最近はリトリート(非日常の空間環境に身を置き、いつもと違った体験を楽しむこと)を自分に与えるようにしています。
前置きが長くなりましたが、私にとってのリトリートイベントのひとつが、ケイティさんのシークレット企画であるセクシャリティ解放ツアー@浅草ロック座!
劇場のホール内はお写真NGなので、展示してあった模型でお楽しみください。
妖艶かつ気高く舞い踊ってくださった(私の目には、そう映ってるんですよね)踊り子の皆さまは、この方々です。
ところで、どこまで脱ぐの?
という疑問が脳内を駆け巡っている方もいらっしゃるやもしれません。
ぜんぶです。
惚れ惚れとするくらい潔く堂々と。踊り子さん達のベクトルは完全に外。私の目には、一切の保身的な恥じらいは見受けられませんでした。カッコいい。
踊り子さん達はどんな想いをお持ちで日々ステージに立っておられるのでしょう。いつかお聞きしてみたい。
ググッてみたら「服従しない者」
あぁ、だからか。
ステージを見たときに、
私のすべてをさらけ出しても、心はあなたのものにはなりません。私の心は、私のもの。
覚悟を土台とした、気高さを感じたんですね。
7人の踊り子さん達が、鍛え抜かれたしなやかな肉体でそれぞれソロを踊るんですけど、テイストは違えど誰一人としてまつろっていなかった。
気づいたら、途中から我慢できずに涙腺が崩壊していました。洪水のように泣けてきた。
=備忘録=
今回のステージで私が受け取ったもの。
①自らの性(さが)を受け入れる。私の場合は「鬼」的な激しさ。
②揺るがない決意。
(もしかしたら踊りの意図とは違うかもしれないけれど。)
①②については、自分の内外で不思議な変化が起こっていますので、もうちょっと味わってから言語化してお伝えできればと思います。
この変化はセクシャリティ解放ツアーで正にセクシャリティが解放されてきたってことなんでしょうね。スゲーや!
90分のステージを満喫した後は、まだ明るいうちからホッピー通りなるところでシェア会。
こんな風に、ステージ後に感じたことを気がねなく←ここ大事アウトプットする時間があることも、癒しが進みまくる要因のひとつなんでしょうね。
写真は、師匠のリトリートセミナー後か、湯上り後かというくらいピカピカオーラになった私たち。
面白かったのは、3人とも落涙ポイントが違うこと。きっとそれぞれが持つテーマによって、刺さるものが違うからなんでしょうね。
ぜひ、さくらさんのレポと読み比べてみてくださいませー。
ストリップショーの様子も詳しく説明してくださってますー。
さいごに。
今回のツアーに参加して「みんな、ぜひ見て!」と強く思いました。
ベキ・ネバが心の深いところから外れていくのを実感すると思いますよ。いやほんと、百聞は一見に如かずとはこのことね。
今回のケイティさんのツアーは、公式LINE登録者のみが知りえるシークレット企画。もしご興味がありましたら、ケイティさんのブログから公式LINEにご登録なさってみてね。
眠くなってきちゃったので、今日はこのへんで。
さいごまで読んでくださってありがとうございました!
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さいごまで読んでくださって、ありがとうございました!