第9章 休薬して6ヵ月が経ちました。 | 今日も佳き日を… 35歳からの肺腺がん(HER2)ステージⅣ ライフ

今日も佳き日を… 35歳からの肺腺がん(HER2)ステージⅣ ライフ

現在42歳 7歳と10歳の男の子のお父さんです。肺腺がんステージⅣの治療や生活をつづります‼

ご無沙汰しております

ハムだぁ!でございます。

 

タイトルの通り

休薬して経過観察6ヵ月後の

採血とCTの検査結果をふまえた

診察がありました。

 

そして、気になる結果は

転移や再発もなく

経過良好でした!(ほッ)


気になっている薬剤性の肺炎の影も薄まり
私の場合、腫瘍マーカーとして働く

KL-6の値は、443と

基準値500未満に

5年ぶりぐらいになりました。


CRPの値は0.25で ほぼ横ばい

(基準値0.14以下)
 

CT の結果も腫瘍の

転移・増悪などは見られず
気になるところは、他にない

状態となっています。 
 

腫瘍の増悪がなく
特に異常もなかったので
引き続き 3ヶ月後の診察の予約をして
経過観察となりました 。


私は2017年2月1日に告知を受けて

おかげさまで7年が経ち

8年目になりました。

私の場合

いつもなら、その2月1日に

「1年 過ごせたね」と

家族とちょっとお祝いをしたり…
ブログを書いたり…していたのですが

今年は、その日のことを忘れておりました…

(ありゃま)

 

おそらく、その日を忘れてしまうぐらいに

今、副作用のない穏やかな日々の生活に

集中することが出来ていて

過ぎてから思い出すような状況になったんだなぁと

しみじみと思っています。

 

告知の時のことは

これからも忘れることはないでしょうが

少しずつ今の状況に合わせながら

日々を送ることが出来たらと思っています。

 

 

今度、治験でお世話になった企業の開発者の方向けに

講演とディスカッションの

貴重な機会をいただいておりますので

感謝の気持ちをお伝え出来ればと思っています。

 

なかなか治験中は

直接コミュニケーションがとれないので

このように治験での体験をもとに

当事者の立場で感じていることやモヤモヤポイント

改善ポイントなど対話を通して

お互いにとって

より良い治験になればと思っています。

 

治験によって、活かされた命でもありますので

開発いただいた方々ともお話が出来ることを

個人的にはとても楽しみにしております。

 

有難いことにいろいろな方から

お声がけをいただき、お話をしたり

意見交換等々をしていると

最近の医療開発においては

病気を抱える人もその開発に

少しずつではありますが

導入されてきたなぁと思うこの頃です。

 

患者に寄り添った医療であり

納得のいく治療なり生活に繋がるように

私の経験も活かして

恩返ししていけたらなぁと思っています。
 

 

そのためにも引き続き

現状を維持できるように…

と願っていますし

皆様も良い方向に向かうこと

を願っております。

 

 

 

 

 

 

続く…