8月末から続いていたiMacのトラブル。最終的に11月5日に終焉を迎え、トラブルの原因も特定できた。
8月末から9月末までのことは今まで書いてきたので繰り返しはやめ、10月以降の顛末を記録しておく。
10月1日のアップルサポートで、インターネットからの復旧を行い、フージョンドライブの再構築、OSの再インストールを行い、アップル純正のソフトだけ使って試す、という原因調査を行う。
当初は調子良く動いていたのだが、3週間後、10月18日の夜、ブラウザの動きが急に遅くなり、ついにマウスが反応しなくなってダウン。HDDの故障の可能性が高まるが、サードパーティのワイアレスイヤホンを使っていたので、もう一度、試すことに。
翌19日にアップルサポートを受けて、もう一度同じことを行う。やはり問題なく動いていたのだが、やはり3週間後の11月3日夜、ブラウザの動きがちょっと重くなり、4日夜にはマウスが反応しなくなってダウン。
これはもう、HDDのどこかが故障している公算が大きい。
アップルと契約している修理店で(部品があれば)修理をしてもらうか、新品を購入し直すかという選択に。
ただ、その前に以前つかっていた古いOSに戻して試してみたいと思い、5日にアップルサポートを受けて購入時のOSに戻す作業を。ところが、新しいOSは昔のとずいぶん構造が変わってしまっているらしく、ターミナルでドライブの再構築をかける「呪文」もかなり複雑に。サポーターのスペシャリストの人があれこれ調べながら、ぼくのアイフォンと画面共有し、それで画面を見ながら作業。
しかし、古いOSに戻す途中で止まってしまう。どうにもならないので、ふたたび新しいOSでの復旧を行うも、OS再インストールの途中で「再インストールできませんでした」との警告メッセージが。
再び、アップルサポートで指導を受け、さらにクリーンアップして再インストールをかけるも、やはりインストール途中で止まり「再インストールできませんでした」とのメッセージ。
もう、どうにもならなくなる。
ついに、ハードの故障とわかった。
うーん、それだったら、8月末のトラブルの時にどうにもならなくなっていれば、もっと早く切り替えができたのだが・・・ソフトの問題かハードの問題かがわからない不安定な症状だったため、こんなに長くかかってしまったことになる。
アップルサポートのスペシャリストのみなさんには、ずいぶんと助けられた。
でも、2ヶ月強は長かった・・・
今後のさらなるOS更新を考えると、故障したiMacはこれ以上新しいOSは載せられない機種なので、7、8万かけて修理しても長くは使えなさそう。ということで、新規のモデルに変えることにした。
昨日、近所の家電量販店で聞いたら、1ヶ月半待ちだが、倉庫にあるものについては翌日手に入るとのことで、それを頼み、今日の午後に受け渡してもらった。あるていど、基本的な設定が終わったので、こうしてお試しで記事を打っている次第。
倉庫にあったマシンのため、最新のOSではなく、ひとつ前のMontereyが搭載されていた。
壊れたマシンと同じOS。
すぐにバージョンアップしようかとも思ったが、調べてみたら、クリスタの対応OSがMontereyまでなので、このままバージョンアップせずに使うことに。クリスタが最新OSに対応したら、バージョンアップする予定とした。
OSのバージョンアップは半年くらい待つという人がけっこういるんだけど、たしかにそうだなと思った。使いたいソフトが使えなくては、意味がない。
機械が新しくなって困ったことは、USB端子の形がcタイプに変わってしまっていること。
今まで使っていた周辺機器は古いUSB端子なので、そのままでは繋げられない。(トラブル後、タイムマシン用に購入したHDDには、2種類のコードが付属していたので問題なし)
イーサネット端子は電源コードの中継点に端子があったので、そちらに連結。(ネットはもちろん、無線でもできるが、有線の方が安定するので、メインで使うマシンは有線にしている)
USBc←→USBのアダプターを追加購入。
試しに繋いでみたところ、当然ながらうまく反応。(当たり前のことだが、2ヶ月間、トラブル続きだったので、トラウマになっている。スリープ画面から復帰させる時、ちゃんと戻るかどうか、どきどきする。落ち着いて作業できるまで、もう少し時間がかかりそう)
もうひとつ、びっくりしたこと。
なんと、キーボードに指紋認証装置がついている!
もちろん、パスワードを打ってもいいんだけど、これはたしかに便利。
機械を新しくして、ひとついいことは、USBcとHTMLの変換コードをサンダーボルト/USB4の端子に使うと、iMacでもHTML出力が使えること。
今まで使いたくても使えなかった液晶タブレットが使えるかもしれない。(液タブはHTML端子のついているパソコンにしか使えない)
iMacのHDDの傷、たぶん小さな傷だったので、しばらくの間は使える状態が続いていたのかな。HDDに情報がだんだん追加されていき、3週間くらい経った頃にその情報記録部分が傷の場所に達するとトラブルを起こす・・・
この2ヶ月の諸症状からぼくが推測したのは、これ。
使ううち、傷部分が広がり、最後にはどうにもならなくなった・・・
ということでは・・・
HDDの傷の原因は、おそらく何回か繰り返した家の停電。
とくに夏場、エアコンが何台も動いていると、すぐにブレーカーが上がった。
ノートパソコンと違い、デスクトップは急な停電に対する備え(バッテリー)がないので、急な停電時にHDDが傷つく可能性がある。
(おそらく、この前のiMacのHDDが故障したのも、繰り返された停電のためだと推測される)
今は停電対策に無停電電源装置を使っているので、この心配はなくなった。やれやれ。
教訓:
パソコンのトラブルは、あまり引きずらずに修理か新品購入するのがよい。
トラブル対策の間、他のことが進まなくなるから。
もう、二度とパソコントラブルには見舞われたくないなあ。
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