6年前、紙トンボの作り方を解説した記事を書きました。(ボンドいらずの紙トンボ作り)
当時、小学校1年生だった娘も今は中1。改めて、時の流れを感じます。
この記事を書いたとき、じつは紙トンボの型紙は厚紙(板目表紙と呼ばれるもの)に直接手書きしたもので、それをそのまま切り抜いて紙トンボを作ったため、量産するための型紙がありませんでした。(6年間、それに気がつかなかったぼくも相当おマヌケですが)
<遊>で、子どもたちに紙トンボをやらせてあげてほしいと、ヒロさんに頼まれて、このことに気がつきました。
そこで、急遽、厚紙にコピーして使える型紙を作成。
それが、冒頭のイラストです。
これはウェブ用の72dpiの画像ですので、ダウンロードして型紙と使えるように、最後にダウンロード用の600dpiの画像を用意しました。これは、A4サイズの実寸にしてありますので、このままダウンロードして使えます。
工作用紙などはA4のものはないので、印刷すると余白ができますが、これはご容赦ください。
工作用紙にコピーしたものは、こんな感じになります。
ワッポンは100円ショップ(セリア)で購入しました。
竹串は15cmのものがちょうどよいです。これも100円ショップにあります。
細かい作り方は、ボンドいらずの紙トンボ作りにありますので、そちらを御覧ください。
出来上がりの紙トンボは、こんな感じになります。
いろいろな形のフラップがありますが、よく飛ぶ代表的なフラップを3種×3セットと、自分で自由に工夫できるフリータイプ×3セットの、計4セット分の型紙です。
これをコピー機の手差しコピーで、手差しトレイに厚紙(工作用紙や、板目表紙)をセットし、コピー機の設定で用紙を厚紙にしてコピーします。
以前の記事では、真ん中の四角の中に円を描きましたが、真ん中の四角はちょうどワッポンの丸いシールがぴったり収まる大きさにしてありますので、円を描く必要はなくなりました。
実物の大きさはこのくらいになります。
このくらいの大きさの竹串だと、12cmのものでは、回転が安定しないので、15cmの竹串を使ってください。
ワッポンを使うと、ボンド付けの必要がないので、だれにでもすぐに作れます。
これ以外にも、厚紙に竹串を通して回転させるおもちゃを作るときは、ワッポンが大活躍します。元祖アニメ「フェナキストスコープ」も簡単に作れます。(*)
(*)このワッポンを使った、紙トンボとフェナキストスコープについては、拙著『いきいき物理マンガで実験』の「回転おもちゃ大集合」でも詳しく解説していますので、ご覧いただけると幸いです。
では、最後に、ダウンロード用の600dpiのjpeg画像を。
こちらを型紙として使い、厚紙にコピーすれば、だれでも紙トンボが簡単に作れます。
<ダウンロード用/紙トンボ型紙>
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