ひろじ「まあ、マンガだから、そのへんはご都合主義で。運が良かったんだけど、まあ、運がないと主役にはなれないからねえ」
さき「このリヤカーみたいな乗り物、生きてるみたいだね」
ひろじ「本当はこのタイプの2輪車が自立するというのは物理的にはありえないので、リヤカーに生物的なバランス能力があるか、男の子の念力がそれを支えているのか、って設定だよ。まあ、それをはっきり描いても、作品にはあまり影響ないので、説明はしていません」
さき「太陽がこんなふうに大きく赤くなるって、本当にあるの?」
ひろじ「太陽は重力と核融合の両方のエネルギーバランスでいまの大きさを保っている。太陽の寿命が終わりかけると、標準的な理論では、太陽が巨大化して火星の軌道くらいまでは膨れ上がるといわれている。地球も膨れ上がった太陽に飲み込まれてジ・エンドだ」
さき「太陽に飲み込まれるって、燃えちゃうってこと?
ひろじ「そうだよ。でも、その前に、太陽の表面温度が変化するから、その影響で、太陽に飲み込まれるよりずっと以前に、地球上の生物は滅びちゃうだろうね。このマンガの時代は、太陽の終焉の少し前の時代という設定で、膨れ始めた太陽で地球の気候が劇的に変わって、人類の文明が破壊された世界を描いたんだ。石造りの建物も、一度原始時代に戻った文明の建物って設定で・・・まあ、こんな設定の話は、今まで明かしたことがないけどね・・・」
ひろじ「これはすごいね。クリップスタジオで加工したイラストだね」
さき「これはね、お母さんがよく見ているYou Tubeの怪談番組でTシャツのイラストを募集していたの。テーマが<死装束>だったので、天使にしてみたの」
ひろじ「怪談っていうより、ダークファンタジーってところかな。天使と死って発想は、クトゥルフ神話のRPGからの発想?」
さき「さあ。なんとなく思いついたから、わかんない。この色、どう?」
ひろじ「コミスタと違って、クリスタって色使いのレベルが違うね。ぼくより、さきの方がうまく使いこなしている感じ。さき、すごいねえ。ぼくもそろそろ、クリスタをメインに使ってみようかなあ。この絵、どのくらい時間かけたの?」
さき「2日にわけて描いて・・・全部で4時間くらいかな」
ひろじ「そのくらいかかるよねえ。でも、これはいい出来だよ」
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