勇者の剣33/33とウィザスケとポパイ | ひろじの物理ブログ ミオくんとなんでも科学探究隊

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<勇者の剣>

 

さき「わあ、完結したね!」

ひろじ「うん。まあ、昔の作品だから、そもそも完結しているんだけどね。でも、ウェブに掲載するにあたって、没にしていた1ページ分を復活できたから、本来の完成版を発表出来たことになるかな」

さき「ひろしくんの部屋は、今の家とちがうね」

ひろじ「何をかくそう、お父さんが昔住んでいた家だよ。最後のコマの机とカラーボックスなんかは、当時、実際に使っていたものなんだ」

さき「へえ、こういう机を使ってたんだ」

ひろじ「よく覚えていないけど、木製の大きな机だったね。小学生の頃から使っていたよ。たぶん、近所の古道具屋さんで手に入れたモノじゃないかな」

 

さき「古道具屋さんって、何?」

ひろじ「今でいう、リサイクルショップかな。お父さんの家の近くにも古道具屋さんがあって、お父さんがちっちゃいときには、近所でテレビを置いている家はその古道具屋さんくらいだったから、よく、遊びに行って、テレビを見せてもらったよ」

さき「ふう〜ん。何を見てたの?」

ひろじ「ポパイだよ。アニメの。フライシャー兄弟の。ディズニーと同じ時代の人だよ」

さき「知らない〜」

ひろじ「そうだなあ・・・ポパイの他には・・・『バッタくん町に行く』っていう名作長編もあるよ。たぶんそれをもじって、ハナ&バーベラの『トムとジェリー』では、ジェリーが都会に行く話がある」

さき「トムとジェリーなら知ってる!」

ひろじ「ポパイは、今思い返すと、不思議なアニメだったなあ・・・ポパイって、たぶん知っている人が思いだすシーンは、ポパイがホウレンソウを食べるともりもり力がわいて、悪いやつをぶっとばすっていうところ。たぶん、アメリカでも小っちゃい子はホウレンソウがキライだから、ホウレンソウ食べようねってメッセージがこめられているんだろうね。あ、これは、ぼくの勝手な推測だから・・・」

さき「お父さんがちっちゃいときは、日本のアニメはなかったの?」

ひろじ「そうだねえ。映画では日本製のアニメの黎明期だったけど、テレビアニメはまだまだの時代かな。猫のフェリックスとか、ドラネコ大将とか、奥様は魔女とか、アニメもドラマも、テレビではオリジナルがあまりなくて、アメリカで作られた物を吹き替えで流していたよ。今では、逆に日本製のアニメがジャパニメーションとして海外に輸出されているんだけど。まあ、そのきっかけは、手塚治虫の虫プロが作った鉄腕アトムのアニメだったんだけど・・・」

さき「ようやく、知ってるのがきた。アトム、かわいいね」

ひろじ「アメリカにも輸出されて、「アストロボーイ」というタイトルで人気になったっていうよ。ジャングル大帝なんて、オープニングなんてとんでもないレベルのアニメーションだったし、発想も斬新だった。これもアメリカで大人気になって、ディズニーのライオンキングが上映されたとき、アメリカの人たちは、ジャングル大帝のリメイクだと思ったらしいね。ディズニープロダクションはそれを認めなかったので、日本のマンガ家たちが抗議したってこともあった。でも、手塚治虫が生きていたら、抗議するどころか、大喜びでディズニーの会社に乗り込んで、もっとこんなふうにしたほうがいい、とか助言しにいったと思うよ。とにかく、ディズニーのアニメーションが好きで好きでたまらなかった人だから」

さき「そういう話しはじめると、止まらないね、お父さん・・・」

 

ひろじ「ごめんごめん。これ以上昔話をすると、脱線しそうだ。いや、もうしてるかな・・・じゃ、話題を変えよう。さきが描いたこのかわいい子はだれ? ウェザスケって、へんな名前だね」

さき「ウィザード・スケルトンだよ。マイクラの別世界にいるの」

ひろじ「また、マイクラか。すごいな。マイクラのゲーム、そんなにやっていないのに、くわしいのは、ユーチューブのせい?」

さき「そうだよ。この絵はね、マカロンさんっていう人が、マイクラの世界を自分なりに設定し直してるの。それを見ていいなあって思ったから、マカロンさんの設定したマイクラの世界のウィザード・スケルトンを、自分の画風でかきなおしたの」

ひろじ「・・・複雑だねえ・・・」

さき「そうかなあ。ふつうに、好きなようにかいているだけだよ」

ひろじ「あ、それ、お父さんも最近、そう思うようになったよ。さきのおかげかな」

 

 

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