いつの間にか、長くなった、このシリーズ。
(テーマ「神童のきょうだい」でタグ付けしています)
「子どもの個性」編の続きです。
私は、中学生になったころから、兄との学力差が顕在化し、めちゃくちゃ勉強に振った青春時代を送りました。
だから、娘には、思春期を受験に追われず、青春を謳歌してほしかった。
ブログを始めた初期にこのような記事を投稿しています。
小学校から通塾させる気はあまりなかったのですが、おおたとしまささんの「なぜ中学受験するのか?」本を読んで気が変わりました。
世界的には、思春期を入試対策で追い回す日本の高校受験事情のほうが特殊である。
中高一貫校に通うことで得られる最大の利点は、高校受験に邪魔されず、豊かな思春期を謳歌できることである。
と知り、中学受験に興味を持ちました。
そして、今、中高一貫校に通い出した娘。
人見知りなので心配していましたが、無事、友だちもでき、運動系の部活も入り、習い事も続け、勉強も何とかついていき…、想像していたより、順調な滑り出し
よかった、よかった、こんな感じで、まずは中2までいけたら、と思っていたのですが。
娘、塾に行きたいんですってーー
先日、言われたんです。
娘「あのさ、私、できれば、学年の上位1/4くらいには、いたいんだよね。
でも、今、1/2以下な感じがするじゃん?!←ハイ、同意デス。
なんとなーく、徐々に差が開いてきた気がするんだけど、どう勉強したらいいか、わかんなくてさ。
ほら、私、強制力がないと勉強しないじゃん?!塾に行ったほうがいいかなあ、って思うんだけど、ママはどう思う?」
なぜか、偉そうな言い方だな…
うーん。
いや、別にいいんですよ、塾に行ったって。
でも、
そもそも、部活や通学時間を考えると、あまり時間がない。
通塾するには、習い事をやめなければならない。
(本人はやめていいそうですが、親としては、6年間頑張ってきたのに勿体無い、と思ってしまう)
娘の希望は、大学受験対策というより、学校の勉強の補習…まずは日々の授業、家庭での予習復習を、もうちょっと工夫してみては?と思ってしまう。
せっかく中高一貫校に入ったんだから、通塾に時間をかけるより、いろいろなことにチャレンジするのに、時間を使ったほうがよくない?!
私立校代+塾代…払えなくはないけど…なんか、二重課税された気分…
それなら、もうちょっと管理系の学校に行ったほうがよかったかなあ、という思いが、頭をよぎってしまう…。
中受時代から、家庭では、ほぼ自走させていましたが、あれは、サピックスあっての自走だったんだなあ…
私の中のモヤモヤは、書き出すとこんな感じでしょうか。
とはいえ、勉強についていけなくなると、辛いだろうし、ひたひたと、期末試験も近づいてきている。
期末に向けては、勉強の仕方を一緒に考えてみつつ、夏の間に塾も探してみようかなあ…。
青春謳歌も、なかなか難しい
まあ、必ずしも、通塾・勉強≠青春、ってわけではないんですけどね。
塾で青春の「推し」を見つけるケースもあるみたいですしね
あと、私の青春時代のしこりを成仏させるために、娘にリア充の押し付けをするのもよくないので、気をつけたいと思います