前回・今回と、
国語について記事を書いたのですが、
それで、あることに気づきました。
今まで、
国語にあまり時間をかけてないが、
その割に成績は悪くないな、
と思っていたけど、
(勉強時間としては少ない)
生活時間全体で見ると、
一番時間をかけてたやん…。
という事実です。
行動遺伝学で、
知能について示されていることを
乱暴に要約すると、
知能は、環境×遺伝。
幼児期は、親の育て方や家庭環境の
影響が比較的大きく、
成長するにつれて遺伝的素質が上がる。
ということのようですが、
これで考えると、
(遺伝要素はともかくとして)
少なくとも、
環境は国語に比重を置いて
つくっていたんだな、と。
そして、
私の生活環境もそうだった。
親が、国語教師だったんです。
「言葉は言霊(ことだま)」という信念の元、
言葉の選び方、使い方など、
結構うるさく言われたんですよね。
その仕上がりがこれ(私)かよって感じもしますが
口うるさいなと思いつつも、
日本語の繊細で豊かな表現に
感動するときもあったので、
娘も、同じように育てたいと思ったのかも。
うちは国語でしたが、
きっと、
算数が得意な子は、
数学的センスをみがける生活環境、
(パズルやルービックキューブで、
遊ぶ時間が多かったとか)
理科が好きな子は、
理科的センスをみがける生活環境、
(昆虫探しや、博物館によく行ったとか)
社会が好きな子は、
社会的センスをみがける生活環境、
(鉄道マニアで路線図見たり、
歴史本を見たりすることが多かったとか)
英語なんて、
まさに生活環境の影響が大きそう。
勉強時間だけではなく、
勉強時間としては見えない
生活時間の蓄積で、
得意科目が決まるのかも、と思いました。
自然にしていると、
「親の好き・得意」が生かされた環境に
なることが多いと思うので、
「自分の苦手・不得意」を
子どもに得意になってほしい場合は、
小さい頃から意識的にそういう環境を
作ると効果的なのかもですね。
私も、もう少し
理系環境を用意してあげればよかった〜