からの続きです。
次は「物語文」について。
物語文は、
論説文ほどわかりやすい文型ではないですが、
内容型としては、
何かの出来事・事件が起こる
↓
その出来事で、
登場人物(たち)の気持ちに変化が生まれる
↓
その心情変化が、
行動、しぐさ、発言で表現される
解答のつまずきポイントとしては、
(1)心情変化について
「悲しくなった」「腹がたった」などと
ズバッと書いてくれないので、
行動、しぐさ、発言から
「書かれていない心情を読み取る」ことが
必要だということ。
(2)「登場人物の心情変化」を
生い立ち、生活環境、時代、年齢、
などを踏まえて読み取らないといけないが、
「自分の心情変化」で考えてしまうこと。
この2点なのかなと思いました。
「人の心情を察する」のは、
ある程度、経験がものをいうので、
あまり、性差で語らない方がよいと
思っていますが、
発達心理学のエビデンスデータもあるので、
ここでは性別の違いで書きます。
女の子のほうが、
日頃から人の感情に関心があり、
心情を察するのが得意。
物語本もよく読んでいる。
だから、経験値が高く、物語文も得意。
男の子は、女子と比べて経験値が低いので
「他教科は抜群に得意だけど、国語だけ苦手」
という子がいるのかな〜と思います。
経験値で積み上げられるので、
時間があるなら、読書が効果的。
また、問題演習を積み重ねれば、
確実に力も積み上がる、
努力を裏切らない教科なんじゃないかと
思います。
家庭での関わりで、
さらにその積み上げのスピードを
早めることもできると思いました。
なぜなら、心情言葉は、座学より、
やり取りでふれる方が、
理解しやすいからです。
<物語文読解のために、家庭でしたこと>
親の心情表現を言語化・話題にする
「ねえ、ママ、『怪訝な表情』を浮かべてるよ。
なんでだと思う?」
など、会話に応じて、表情や動作とセットで、
言語化して伝えるようにしました。
娘に
「ねえ、神妙な顔ってどんな顔?」
(過去問の選択問題であったらしい)
と聞かれたこともあり、
「知らんのかー!」
と、びっくりしたのですが、
まだまだ、そんなもんですよね。
アニメの心象風景を話題にする
アニメには登場人物の心理を
婉曲的に描く手法が多用されています。
一緒に見ているときに、
「これ、何を表現してるんだろうね?」
と、話題にしました。
折にふれ、心情表現に注目させ、
「カラーバス効果※」で
日常的に気に留めるようになり、
経験値を加速させることを狙いました。
(※特定のことを意識し始めると、
日常の中で、
その特定のことに関する情報が
自然と目に留まるようになる効果)
また、紙の辞書でも、ネットでもよいですが、
親が教えるのではなく、
子に調べてもらって
教えてもらうのがよいと思います。
国語編、もうちょっとだけ続きます!
