7からは教科編を書きたいと思います。
まずは国語。
国語といえば、最初に解く入試科目。
私が見た限り、3科以上の入試で、
国語が最初の科目ではない学校は、
広尾の医進サイエンスコースしか
ありませんでした。
なぜ、国語が最初の科目なのか?
諸説ありますが、
記述の採点に時間がかかるから、というのが、
大きいと思います。
そんな最初の科目、ぜひ得点源にしたいですよね。
細かい解法技術は塾にお任せするとして、
家庭でできることはないかと、
私なりに研究してみました。
論説文問題をいくつか解いて思ったのは、
「このなつかしい感じ…
高校時代の英語の長文読解だな」と。
<文の構成には、だいたいの型がある>
筆者の主張がある
↓
手を変え品を変え、それを説明する。
※さらに詳しく説明する
※例を挙げて説明する
※対比させて説明する など
※(キーワードが、ときに言い換えられながら、
繰り返しでてくる)
↓
最後に事実のまとめや、
筆者が一番主張したいことを言う
<設問も、ほぼ型がある>
同じ内容を説明しているところを
抜き出させたり、
説明の構造を理解できたか確認するために、
接続詞を選ばせたり、
筆者の意見を理解できたか確認するために、
選択肢を選ばせたり、
作者の主張を要約させたり、など。
構造はシンプルだし、
答えは、
問題文章内に書かれている。
では、どうして解けないか?
なぜなら、言葉がむずいから。
文章が抽象的テーマでかたいから。
私が英語長文読解が解けなかったときも
そうでした…。
なので、論説文に関しては、
知識・語彙を増やすことが、
助けになると思いました。
そこで、
以下の方法で国語力向上を後押ししました。
<論説文読解のために、家庭でしたこと>
朝日小学生新聞を読む
SDGsなど、トレンドの題材の動きを
知っておくの、大事。
マンガを読む条件として、
知らない難しい単語を抜き出して、
意味を調べることを課した。
これは、
「昔、自分が子どもの時にそうやって
国語力を伸ばしたし、楽しかった」という
ブログを拝見して、やってみました。
親子でwin-winでよかったです。
アニメを見る条件として、
字幕表示をし、知らない言葉は
調べることを課した。
マンガほどは効果がなかったが、
(マンガに比べて受け身で見るため、
ストーリーに流され、
単語を抜き出せない)
字幕なしに比べて、
言葉に注目できるのでおすすめ。
意外とマンガやアニメは、
背伸びした言い回しが多く、
語彙を増やせましたよ!
長くなりすぎてしまったので、
物語文編はまた今度!