恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル -27ページ目

恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル

イラストレーターのハマダミノルです。
アート、音楽、映画、プラモデル、そして冷凍食品を愛しています。

 

1973年 スペイン、イギリス製作 日本未公開

「ゾンビ特急“地獄”行き」

 

満州の洞窟で氷漬けで発見されたミイラをシベリア鉄道で運搬中、ミイラが復活!
ノンストップの汽車車内で乗客たちを恐怖のミイラが次々に襲っていくという密室ホラー!

 

ゾンビじゃないじゃん!ミイラじゃん!タイトルに偽りあり!と思ったら話が右斜めに展開する。

 

主演はクリストファー・リー&ピーター・カッシング。

のちに両人ともスター・ウォーズシリーズに出演することとなる英国の名俳優。

だが、終盤に登場するテリー・サバラスが全部持っていくw

テリー・サバラスのみ森山周一郎さんの吹き替えで見たかった。


ミイラによる犠牲者たちの体を解剖するシーンなどしっかりと作り込んでいて裏方スタッフの気合が感じられます。

ラストはさらにナナメ展開!

ツッコミどころは満載だが、ストーリーが独創的でとても面白い!

隠れた傑作かも。おれが知らなかっただけか。

Amazonプライムビデオで鑑賞できます。

オススメです!

 

 

 

 


6月9日(水)無垢の日。
HBギャラリーに赴く。


イラストレーター浅羽容子さんの個展にやってきました。


浅羽さんは90年代に席巻していた(!)ギャラリー渋谷アートワッズの元スタッフでありました。


90年代から活動をしていたイラストレーターは全員 浅羽さんにお世話になっていたのでした。

私も99年(多分)にアートワッズで個展を開催した時にスタッフであった浅羽さんと初めて知り合ったのでした。


アートワッズを知らない人はググってみてくださいね。
アートワッズの二階にあったカフェ「モボ・モガ」もよく利用していました。
 



「血脈」








不思議の国のアリスのような不条理で理不尽な世界観を持つ浅羽さんの作品はちょっと見ない間に不思議多元宇宙論に昇華してしまい、さらに厄介な作風に変貌していました!(褒めてます)






「相転移」



作品は全てアクリルガッシュで描かれています。

昭和ノスタルジック感に包まれる優しい作風。



浅羽容子さんの個展「私的宇宙録」展はHBギャラリーで6月9日(水)17時まで。

このブログを書いた時にはすでに個展は終了しています。

もう二度と見れません。残念でした。

 

2015年 中華人民共和国 日本未公開
「ファイナル・マスター」

 

 

香港製カンフー映画ではなく中国製武術映画。

詠春拳という当時はマイナーな武術を広めるために広東から天津にやってきた武術家の話。


ノワール映画のようなダークな映像演出はかっこいいし、アクションも見応えあるし、制作費も相当かかっているように見える。

20世紀初頭の天津に入ってきた西洋文化がチラリと画面の所々に見え隠れしているところも面白い。ボーリングのシーンとか。

しかし話が全く分からん。


何が起きているのかの過程が作り手の頭の中だけで勝手に完結しているような作り。


次から次へと理解できない展開に移り変わる。アヴァンギャルド映画か?
中国人には普通に理解できるのかな?

 

でも最後まで見せる絵力はある。
Amazonプライムビデオで鑑賞できます。


武術アクションが好きな方にはオススメします。

 

 

 

 

「EMMA/エマ デッド・オア・キル」
2017年 南アフリカ共和国 日本未公開

正式タイトルは「HUNTING EMMA」

 

女教師である主人公は実家に帰る途中、携帯の電波も届かないような何もない荒野で車がエンストしてしまう。


荒野で足止めをくらってしまったところ、ギャング団が警官を処刑している現場を目撃してしまい、そのギャング達に追われる羽目になる。

主人公であるこの女教師、実は幼い頃から元特殊部隊の父親からサバイバル術、護身術を徹底的に叩き込まれており、自分の命が危うくなると。。。



これはなかなか面白かった。

「ナメてた相手が実はとんでもない殺人マシーンだったムービー」ですね。(映画ライターのギンティ小林さん命名)

 

アクションがちょっと物足りなかったけどテンポが良いのでグイグイ見せる。


Amazonプライムビデオで鑑賞できます。

オススメです!

 

 

 

5月22日(土)16時04分。

 

銀座の古いビルの4Fに赴く。

エレベーターの入り口は手動だし、大正時代のような

とても古いビルだ。

 

はいからさんが通りそうな雰囲気なのです。

 

 

イラストレーターの田川秀樹さんと現代美術家の

鈴木ひょっとこさんの二人展を観に来たのである。

 

お二人はご夫婦なのです。

 

 

 

 

 

 

田川さんの絵は昭和レトロを持ち味とした濃厚なタッチで

江戸川乱歩のような妖しい世界を笑いを含ませつつ

面白おかしく表現しています。

 

 

 

 

 

 

今回、初めてひょっとこさんの作品を拝見したのですが、

昭和のアイテムが北斎のような大波に呑み込まれてしまう

ヤバい世界を浮世絵タッチで展開していました。

 

葛飾北斎の荒波に惹かれているようです。

 

ひょっとこさんのポートフォリオに入っていた

幽霊画タッチの作品が素晴らしくて震えてしまいました。

 

田川秀樹&鈴木ひょっとこ二人展

「俺のヒーロー 私の家電」展は銀座中央ギャラリー で5月23日(日)17時まで。急げ!急げ!面白いぞ!

https://chuogallery.com/