細かすぎて伝わらないかもしれない驚異の人形アニメーション映画は日本未公開。 | 恐怖のイラストレーター日記/ハマダミノル

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2015年 米国製作「アマノリサ」

 

周りの人の声が全て自分の声に聴こえてしまうという心の病気を抱えた中年の男が出張先で自分以外の声を出す女性に出逢ってしまいその女性に魅了されていく。

 

 

この映画、何の予備知識もなく観たが、全てクレイアニメーションで作られていた。どれだけ手間がかかったのだろうか。
 

執拗なクンニからセックスまでの行程を非常に細かく表情豊かに表現している。

大人の粘土アニメーションだ。

 

そして全体的にストーリーが異常にシュールで観ているこっちの頭がおかしくなりそうになる。

 

この監督はなぜこんな狂った話を実写ではなく人形アニメで手間のかかるコマ撮りで表現しようとしたのか、と考えてみたり。

 

監督のチャーリー・カウフマンという人はどんな人なのだろうかとググってみたら「マルコヴィッチの穴」の脚本を書いた人なのか。なるほど、クセが強いわけだ。
 

中々の傑作かも。日本未公開だって。

日本ではウケないかもなぁ。

 

 

 

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